【刈払機の選び方】増える雑草を一気に草刈しよう!

暖かくなると雑草も生えてきて、庭先の外観や農作業などでの草刈が非常に面倒になります。手で抜いたり鎌を使ったり除草剤を使ったりと色々な方法がありますが、やはり一番楽で手軽なのは刈払機を使う事でしょう。

この記事では様々な刈払機の種類について紹介し、用途に合った刈払機を紹介したいと思います。

刈払機とは


マキタ エンジン刈払機 2ストロークエンジンタイプ 排気量22.2ml MEM2300U

刈払機とは、雑草や小径木を刈りはらうための道具の事を言います、草刈機などとも言ったりします。刈払機は平地での雑草刈りの他、田んぼのあぜ道の草刈や川沿い・街頭での整備など様々なところで使われている身近な整備道具のため、草を払う刈払機のエンジン音を聞いた方も多いと思います。

刈払機は長い棒の前後に動力源と回転する金属製の刃物が付いており、棒の中間部分に回転を調整するスロットルが付いている構造をしています。

草を刈るのには非常に便利な道具であり、場所も選ばず使う事が出来るため草を刈るのに道具が欲しいと思ったら、まず一番に刈払機の導入がおすすめです。

エンジン刈払機と電動刈払機どっちがいい?

現在、刈払機にはエンジンのものとモーターのものがあります。

主流はエンジン式のものですがモーターの刈払機にも利点があり、使う環境によって一長一短があるため、どちらを選べばいいのかは人によって変わってきます。

大きな特徴としてエンジン刈払機は長時間運転できる・パワーがある・準備と長期保管に手間がかかるなどが挙げられます。また、モーターの刈払機は軽い・準備と保管が楽・運転時間が短いという特徴があります。

用途の使い分けとしては、エンジン刈払機がプロ・業務用、モーター刈払機が小作業・家庭用となります。

エンジン刈払機


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刈払機で最も一般的なのが、エンジン式の刈払機です。川沿いや田畑の近くで刈払機を使って雑草を刈っている作業者を見かけた方も多いと思います。

エンジン刈払機は運転時間も長くパワーもあるため、広い土地で草刈をする場合などではエンジン式の刈払機一択となるでしょう。どこのメーカーの刈払機でも共通して排気量が大きいほどパワーが強くなり、様々な草木に対応することができます。

エンジンは2サイクルのものが主流のため、2サイクル用の混合燃料を必要とします。そのため、燃料を作ったり専用の混合燃料を用意しなければならず、非常に手間がかかるというデメリットがあります。最近ではエンジン排ガス規制対応のため昔の刈払機より高価になったり、4サイクルエンジンへの移行が進んでいたりするようです。

また長期間使用しない場合、燃料が劣化してエンジン内部の部品に不具合を起こしたり燃料が詰まったりして始動不良になったりするため、整備や点検なども必要になります。

刈刃の適応範囲。(丸山製作所カタログより)

モーター刈払機(充電式刈払機)


マキタ 充電式草刈機 Uハンドル 18V/5.0Ah MUR365DPT2

ここ最近で普及してきているのがモーターの刈払機です。特に有名なのがマキタの充電式刈払機です。

モーター刈払機はガソリンやエンジンオイルを必要とせず、バッテリーを装着するだけで使い始める事が出来るので非常に手軽に使えるという利点があります。また、音も静かなので住宅地でも使用することが出来ます。

特に、保管する場合などでもバッテリーを外してそのまま倉庫に放り込んでも問題がなく、ほぼメンテナンスフリーともいえるため一般家庭で使うのに向く刈払機です。(エンジン刈払機はそのまま放置すると燃料が劣化して始動しなくなります)

運転時間についてはバッテリーの充電容量に依存してしまいます、現在のLi-ionバッテリーでは大体30分から1時間くらいまでの運転時間が限界のようです。そのため、非常に広範囲の草刈りを行う場合にはエンジン刈払機の方が向いていると言えます。

また、パワーについてもエンジン刈払機の排気量で20cc相当のパワーしかないため、山林作業や専用業務にはあまり向きませんが、その取扱いの手軽さから、軽作業など老若男女問わず使える初心者の方向けの刈払機となっています。

どんな形状が使いやすいか

バイクハンドル(両手)


マキタ(makita) 充電式草刈機 Uハンドル 18V 3.0Ah バッテリ・充電器付 MUR185UDRF

最も一般的な刈払機がバイクハンドル(両手)形状の刈払機です。

バイクハンドルは平坦地での刈払作業に適しており、作業時の安定性も高いため初心者の方にも向いている刈払機と言えます。

無理のない姿勢で振り回し操作を楽に行うことができます。実際に刈払う場合はストラップで吊り下げて振り回すように刈払を行うため、体にかかる負担も非常に小さく済みます

ループハンドル


マキタ(makita) 充電式草刈機 ループハンドル 18V 3.0Ah バッテリ・充電器付 MUR185LDRF

バイクハンドルよりも斜面に適しているのがループハンドルです。

フロントハンドルの握る位置を変えることで、刈払機本体の角度をある程度変える事ができます。そのため、平坦地から斜面まで幅広く使う事の出来るハンドル形状です。

ツーグリップ


マキタ(makita) 充電式草刈機 2グリップ 18V 3.0Ah バッテリ・充電器付 MUR185WDRF

これも傾斜作業に適したハンドルです。

地形に合わせて握り方を変える事ができ、狭い所でも作業しやすいため、樹木が細かく生えているところや細かな作業が必要なところで機動性を発揮します

しかしながら、握るところが限られているため、上の2つに比べれば若干疲れやすい形状でもあります。

替刃はなにがおすすめ?

刈払機の刈刃には様々な種類があります。

最も一般的なものはチップソーですが、それ以外にもナイロンコード金属刃などもあり、作業に応じて適切な刈刃を選ぶことが重要になります。

刈刃の適応範囲。(丸山製作所アクセサリーカタログより)

チップソー


高儀 電動刈払機用 草刈チップソー 160mm×24P TB-161

刈払機で最も一般的な替え刃が草刈用チップソーです。刈払機用のチップソーは取付穴が25.4mmで統一されており、ほとんどの刈払機に取り付ける事が出来ます。

刈払用チップソーは丸のこのチップソーと同じく金属製の円盤に超硬チップが付いている構造ですが、軽量化のために金属盤に多数の穴が開いています。

チップソーは機能(切れ味・耐久性)・使用場所・対象物などの違いで様々な種類があります。超硬チップが付いているため切れ味に優れオールマイティに使えるのが特徴です、背の高く硬い雑草(イネ科・蔓)や竹・笹なども簡単に刈払う事が出来ます。そのため、低電圧・低排気量の刈払機でもある刈払が可能であり、最も一般的な替え刃と言えます。

その一方で刈払可能範囲は狭く、適切な方法で使用しないと作業効率が下がったり作業者に危険が及んだりします。

チップソーの草が刈れる範囲は非常に小さい。刈払範囲外での切断は作業効率が上がらなかったり、キックバックが発生するなどして作業者に危険が及ぶことがある。(マキタ MUR185WD取扱説明書P17より)

チップソーの超硬チップはロウ付けされているため、地面や石に当ててしまうとチップが外れてしまい草を刈れなくなってしまいます。チップの付け替えは不可能で再研磨しようにもチップがなければ研いでも意味はないのでチップが取れたり切れ味が悪くなったと思ったら買い替えましょう。大体、1から2シーズンで買い替える事が多いようです。

ナイロンカッター(ナイロンコード)


マキタ ナイロンコードカッタ ウルトラオート4 A-13823

ナイロンカッターはナイロンのコードを高速回転させて、叩き砕くように刈払う替刃です。

金属刃に比べて安全性が高く刈払範囲も広いため、際での草刈や構造物が多い場所でも使用することができ、作業効率が非常に良いという利点があります。

ナイロンコードは消耗品であるため消耗したらコードを補充しなければいけませんが、チップソーとナイロンコードのランニングコストはそこまで大きく変わりません。

安全性の高いナイロンカッターでの刈払ですが、金属刃よりも草や小石が飛び散るためゴーグルや作業着で身を守る事が必須です。

また、ナイロンカッターは草を叩き砕くという方法で刈払を行うため硬い草の草刈りや低排気量の刈払機による草刈には向きません。硬い草はナイロンコードでは砕くことができません、また低排気量のエンジン刈払機では常に高回転を維持する必要があります。電圧の低い充電式刈払機などでは使用が推奨されていない場合もあります。

金属刃


リョービ(RYOBI) 金属8枚刃 芝刈機 LMR-2300用 230×25.4mm 2730035

一般家庭などでは一般的ではありませんが、比較的背の低く柔らかい雑草などの刈払に向いているのが金属刃です。

金属刃は再研磨が可能で、グラインダーなどで切れ味を回復させることが出来ます。その点で金属刃は最も経済的と言えます。刃の数も2枚や4枚、8枚以上のものもありそれぞれ特徴が異なります。特に2枚刃のものは非常に安価で裏表で使用でき、研磨できる範囲も大きいのでプロ・上級者が好んで使います。

バリカン


ニシガキ工業 刈払機取り付け用 草刈丸 N-830 (金属・金工)

あまり一般的ではありませんが、刈払機専用のバリカンもあります。

バリカンは2種類の刃がハサミのように前後することで切断を行う刈刃です。棒状のものと丸状のものがあり、棒状のものは高い草木の選定も可能で、丸状のバリカンはチップソーなどと同じように振り回して使用します。

特に、丸状のバリカンは安全性が非常に高いため、刈払機に使い慣れていない方は資金に余裕があるならバリカン式がおすすめです。非常に安全であり効率的な刈払を行うことが出来ます。その分、構造が複雑なので手荒に使えないのと、若干重い欠点があります。

まとめ

暖かくなり、6月7月の夏が始まる時期になると田植え作業が始まり草刈作業が本格化します。そんなところでよく使われるのが刈払機です、今や農業や街並みの整備などに刈払機は欠かせない道具になっています。

家庭の草刈りなどでもこまめに手入れしなければならない方もいて、これを機に刈払機を購入しようという方も多いと思います。最近はコードレスの刈払機も普及しているため刈払機を導入することも非常に簡単になりました。

刈払機による草刈は非常に効率的で、今まで鎌を持って手でやっていた作業を一瞬で終わらせることもできるため、非常に効率的な道具です。

その一方で、刈払機による痛ましい事故は毎年多発しています。草刈作業を行う場合は最大限の安全確認を行い、身に着ける装備などもしっかりとしたものを装着してください。