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2021年10月19日

ミルウォーキー PACKOUTモジュラーシステムが日本上陸、高機能・高耐久・大容量の最強ケース

ミルウォーキー PACKOUTモジュラーシステムが日本上陸、高機能・高耐久・大容量の最強ケース

ミルウォーキーツール・ジャパン合同会社(本社:東京都板橋区)は、2021年8月31日(火)よりPACKOUT™モジュラーシステムの日本正式販売を発表した。高い耐荷重・耐水・防じん仕様を持ち、自由に組み合わせられるケースで連結できるシステムケースとしては最多のアクセサリ数を誇る。

米国発のPACKOUTモジュラーシステムがついに日本登場

ミルウォーキーツール・ジャパンは、2021年8月31日(火)より工具を収納するPACKOUT™モジュラーシステムの日本正式販売を発表しました。

PACKOUT™モジュラーシステムは同シリーズのケースを組み合わせによって工具や資材の運搬・収納を実現します。堅牢なボディによる高い耐久性やIP65適合の防じん防水機能を搭載し、PACKOUT全体で50に近い多彩なシリーズ展開を行っているシステムケースシリーズです。

2021年時点では海外向け生産品の日本割り当てによる小ロットの限定数量で販売し、日本向けの正式生産が開始されるまでは品不足・売切等が発生するとアナウンスしている。

PACKOUTの特徴「死角なしの最強システムケース」

ミルウォーキーのPACKOUTは工具を収納するシステムケースとして別格のシリーズです。

高耐久・大容量・防じん防水性能を兼ね備えた高機能なシステムケースであり、そのコンセプトは他社のシステムケースを大きく凌駕しています。

50に近い多彩なシリーズ展開によってカスタマイズ性にも優れ、各モジュールの組み合わせによってどんな現場にも対応できるのが特徴です。

モジュールごとの連結方法も画期的で、systainerに代表される従来のシステムケースは連結用のラッチで接続しなければケース同士を連結できませんでしたが、PACKOUTはケース同士をスライドして重ね合わせるだけで連結できる手軽さも兼ね備えています。

ケースだけじゃない!多彩なモジュールで自由にカスタマイズ

システムケースと言えば堅いプラスチックで覆われたハードケースですが、PACKOUTではトートバッグ・ワークトップ・ラジオ・充電器・リュックなど、他社のシステムケースを凌駕する圧倒的な製品展開を行っています。

ほぼすべての工具や資材を1つのシステムケースにまとめて運搬できるようになるので、運搬や移動の手間を一気に効率化します。

手工具などの運搬時に揺れてしまうハードケースよりもソフトバッグに収納するのを好む方も多いので、それらをひとまとめにした効率の良い現場搬入作業が可能です。

PACKOUTの多彩なモジュールを組み合わせることで自由自在な運搬車を作ることが可能。

工具とアクセサリを同時収納できる大容量!

PACKOUTはsystainer系統のシステムケースよりも容量が大きく、複数の電動工具を1つに収納したり、消耗品や手工具・充電器も一緒に収納できます。

連結したまま中身を取り出せるトレータイプやケースの収納性を上げるインレイなどもあるので、ハンドツールや消耗品などほとんどの現場ごとに応じたカスタマイズ性の高い収納が可能です。

ワークトップとキャリーを組み合わせればガレージのツールキャビネットとしても活用できる。もちろん組み替えれば運搬も容易なのでで運搬にも最適。

圧倒的な耐久性・耐荷重で仕事道具を確実に保護

ここ最近は電動工具ケースの高機能化も進んでいて、防水機能や大きいアクセサリ収納スペースを持たせた工具ケースも多くなってきていますが。PACKOUTの耐久性は頭一つ飛び出ています。。

電動工具やバッテリーは高価な製品ですが、現場への運搬も多く道中の落下や事故によって工具が傷ついてしまうことも珍しくありません。

PACKOUTのハードケースは圧倒的な耐久性と耐荷重を誇り、例え10数キロのコンクリートブロックが真上から落下しても跳ね返すほどの堅牢な作りになっています。

防じん防水IP65にも適合しているため粉じんや水浸からも工具を確実に守り、大事な仕事道具を確実に保護してくれます。

全てのシステムケースを過去にする最強の工具ケース

やはり海外の電動工具メーカーは工具の本場だけあって、先進的で高性能な製品を開発しています。

これまでの工具の収納ケースと言えば、工具を収納できればOKというものであり、ケース自体の機能性や運搬性などはあまり重視していませんでした。このPACKOUTシリーズは工具を保管するケースの高機能性・高耐久性をまじめに考えたシリーズであり、そのコンセプトは低価格な工具ケースとは一線を画すものです。

PACKOUTは、2017年の9月にシリーズ展開が始まったシステムケースであり、2021年の現在ではケースや関連するアクセサリ等を含め50近いモジュールを展開しています。

組み合わせ方は無限なので、現場ユーザーだけではなくDIYユーザーや工場・カー整備産業などさまざまなシーンに対応できます。工具ケースとしては少し割高な製品ですが、考え方を変えれば工具収納ケースは10年以上使うこともあるので、長い目を考えれば決して高い製品ではありません。

標準付属のケースを使っている方などは、ケースを中心とした作業の効率化や現場の整理などを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

ミルウォーキーツール・ジャパンでは5製品を先行販売

日本正式販売が始まったPACKOUTですが、残念ながらしばらくは入荷も安定せず小ロット限定の数量限定販売が続くようです。

2021年9月時点では5モデルのみの販売が行われており、海外生産分の割り当ておよび日本向けの生産が開始され次第、順次新たなPACKOUTの販売開始や在庫追加が行われるようです。

新しい製品が入庫した時は都度ミルウォーキーツール・ジャパン公式サイトやメールで告知されるようなので、PACKOUTに興味のある方は要チェックです。

PACKOUTモジュラーシステム まとめ

ミルウォーキー PACKOUTモジュラーシステム

VOLTECHNO製品評価 5 out of 5 stars (5 / 5)

ミルウォーキーが展開する高機能システムケース、2021年9月日本正式販売開始

競合製品マキタ マックパック・HiKOKI システムケース・DeWALT TOUCH SYSTEM等
良い点
  • 高い耐久性
  • 大容量
  • 防じん防水IP65適合
  • 連結時の着脱が容易
  • 50近い多彩なモジュールを展開
悪い点
  • 日本向けは限定販売中
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