電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2023年10月に新型の40Vmax 充電式背負クリーナ VC012Gを発売する。6Lの集じんタンクと40Vmaxバッテリー 2本装着による連続清掃作業に対応し、無線連動機能AWSも搭載する。本体希望販売価格は61,600円(税抜)
目次
マキタ 充電式背負クリーナ VC012G
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、2023年10月に充電式背負クリーナ VC012Gを発売します。
VC012Gは、2022年4月に発売した40Vmax 充電式背負クリーナ VC009Gの大型モデルです。6Lの大型集じんタンクと40Vmaxバッテリー2本装着構造を備え、最大仕込仕事率 180Wのパワフルな吸引力を実現します。
マキタの無線連動機能 AWSに対応しており、別販売品のワイヤレスユニットの装着によって充電式電動工具との連係動作も対応します。
販売仕様は本体のみのVC012GZで販売します。
- VC012GZ 本体のみ 希望小売価格61,600円(税抜)
VC012G 製品仕様 (2Lモデル VC009Gとの比較)
製品名 | VC012G | VC009G |
---|---|---|
外観 | ||
バッテリー | 40Vmax | 40Vmax |
バッテリー本数 | 2本 | 1本 |
吸込仕事率 | モード3:180W モード2:85W モード1:45W |
モード3:165W モード2:85W モード1:45W |
運転音 | モード3:66dB モード2:64dB モード1:59dB |
モード3:72dB モード2:66dB モード1:63dB |
最大風量 | 2.1m3/min | 1.9m3/min |
最大真空度 | 20.0kPa | 18.0kPa |
集じん容量 | 紙パック:6.0L ダストバッグ:5.5L |
紙パック:2.0L ダストバッグ:1.5L |
重量 | 6.3kg | 4.3kg |
寸法 | 301×185×526mm | 233×150×375mm |
本体価格 | 61,600円(税別) | 50,400円(税別) |
販売年月 | 2023年10月 | 2022年4月 |
製品の特徴
「6Lタンク&バッテリー2本装着の大容量清掃作業モデル」
VC012Gは、2022年4月に発売した40Vmax背負クリーナー VC009Gを大型化したモデルです。
6Lの大型集じんタンクと40Vmaxバッテリー2本装着構造によって長時間の連続清掃作業が実現できるようになり、連続作業による大量集じん作業に対応できるようになりました
使いやすく進化した新型スイッチ
新型スイッチの採用によりモード切替やバッテリー残量確認・無線連動動作も簡単に操作できます。
無線連動AWSに対応
マキタの無線連動AWSを搭載しているので、充電式電動工具との集じん連動動作が可能になります。
吸い込みモードを手元で切替られるコントローラ
電源・風量切り替えは手元のボタンで簡単操作。前回OFF時のモードで起動するメモリ機能で起動ごとにモードを切り替える煩わしさがありません。
洗濯可能なハーネスカバー(別販売品)
メッシュと通気性の良い生地の二層構造のハーネスカバーを別売オプションで販売。ハーネスの上から簡単に脱着可能で洗濯も可能です。
40Vmax電動工具で集じん作業を行うなら用意しておきたい1台
今回の充電式背負集じん機は、6Lに集じん容量を向上させたモデルです。同系統の6Lモデルとしては、18V×2シリーズのVC665Dが該当します。
製品仕様としては大容量タンクによって長時間集じん作業に対応できるようになり、大径ビットを使った穴あけ連続作業やウォールチェイサなどを使った幅の太い筋付け作業などにも使えるようになっているのが特徴です。吸い込み仕事率も18V×2モデルから向上しているので、集じん率も上がっているものと予想されます。
価格や大きさなどの面で取り回しの悪化はあり得るものの、大は小を兼ねるの意味合いとして、背負い集じん機が必要ならほとんどの用途で今回のVC012Gを選んでおけば間違いないと言えるモデルになりそうです。
よく比較される工具
2022年4月発売