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マキタファンジャケット 新・ファンユニットセットが発売
マキタは、2021年モデルの充電式ファンベスト/ジャケットシリーズのラインナップに、風量を向上させた新・ファンユニットセット(A-72132)が追加されました。
新・ファンユニット(A-72132)は、風量が2.7m3/minに向上・騒音値40dBへの低減を実現しており、カバーの分解清掃や防じん・防滴構造APTにも対応しています。
新・ファンユニットの販売に合わせ、新たなバッテリー・バッテリホルダも展開され、接続やアクセサリ周りが複雑になってしまったため、本記事では2020年以前のファンユニットとの互換性について解説します。
新・ファンユニットは2020年モデルのマキタウェアに対応
マキタのファンジャケット/ベストは、新ファンユニット/既存ファンユニット共に互換性があります。
2020年モデルのマキタファンジャケットを持っている方は、今回発売された新ファンユニットセットをそのまま装着できます。
2021年モデル バッテリ・バッテリホルダ接続表
2021年モデルで新しく展開されたバッテリ・バッテリホルダは下記の3モデルです。この3モデルは、新・ファンユニットに対応しています。
2021年モデルのバッテリ・バッテリホルダは、既存のファンユニット(A-67527)とも互換性があり、別売りのアクセサリ ケーブルユニットC(A-72176)の接続によって2020年モデルまでのファンユニットにも接続可能です。
2020年モデルまでのバッテリ・バッテリホルダ接続表
2020年モデルのバッテリ・バッテリホルダは、新・ファンユニットセット品に接続できません。
マキタ ファンジャケットを新しく買うなら2021年モデル
空調服系列・サンエス系列のどちらにも属さない独自のファンジャケットを展開するマキタですが、持ち前の電動工具用バッテリーと合わせた製品展開や強力なマキタ販路を武器に急速にシェア拡大を進めています。
ファンジャケットは各社ともに風量向上が進んでおり、国内トップクラスの性能を誇るサンエスの神風空調服シリーズなどは3.7m3/minの風量を確保しています。
一概に風量のみが快適さを左右する要素になるわけではありませんが、少しでも現場作業を快適にするのであれば、強力なファンを装着するのが最も有効です。新たにマキタのファンジャケットを買うのであれば、2021年モデルの新型ファンユニット一択となるでしょう。
もしかしたら、在庫処分として2020年モデルのファンユニットの値引きあるかもしれませんが、熱中症のリスクや快適さには代えがたいので、やはり性能の良い方を選ぶのがおすすめです。