
工具・現場用品を販売するビルディ株式会社(本社:鹿児島県鹿児島市)は、2026年1月にDCK 20V 充電式インパクトレンチ KDPB1218を発売する。角ドライブ12.7sq仕様ながらも最大1,218N·mの締付トルク、最大1,700N·mの緩めトルクを発揮する。希望小売価格は36,800円(税別)
目次
DCK 充電式インパクトレンチ KDPB1218
工具・現場用品を販売するビルディ株式会社は、2026年1月に充電式インパクトレンチ KDPB1218を発売します。

KDPB1218は、DCK 20Vバッテリーで動作する充電式のインパクトレンチです。
角ドライブ12.7sq仕様ながらも最大1,218N·mの締付トルク・最大1,700N·mの緩めトルクを備えており、スマートボルトモードによって作業時の絞め過ぎ・緩め過ぎも防止する機能を備えたインパクトレンチです。
1充電当たりの作業量は、18V-6.0Ahバッテリー装着時でM24ボルトを最大310本作業できます。
販売仕様は、バッテリ充電器ケースが付属するKDPB1218(FK) と本体のみのKDPB1218(Z)で販売します。
- KDPB1218(Z) 本体のみ 希望小売価格36,800円(税抜)
- KDPB1218(FK) バッテリ充電器ケース付属 希望小売価格72,200円(税抜)
KDPB1218 製品仕様
| 製品名 | KDPB1218 |
|---|---|
| 外観 | ![]() |
| 締付能力 | 普通ボルト:M12~M33 |
| 最大締付トルク | 1,218 N・m |
| 最大緩めトルク | 1,700 N・m |
| 先端形状 | 12.8sq |
| 無負荷回転数 | 強:0~1,700 min-1 中:0~1,400 min-1 弱:0~1,200 min-1 |
| 打撃数 | 強:0~2,300 min-1 中:0~2,000 min-1 弱:0~1,800 min-1 |
| 振動3軸合成値 | – |
| 防水防じん | × |
| バッテリ | DCK 20V |
| 重量 | 2.9 kg |
| 寸法 | – |
| 本体価格 | 36,800円(税別) |
| 販売年月 | 2026年1月 |
製品の特徴
「12.8sqで最大1,218N·mの締付トルクを実現」

KDPB1218は、角ドライブ12.7sqを備える最大1,218N·mの締付トルク・最大1,700N·mの緩めトルクの充電式インパクトレンチです。
スマートボルトモードで正転・逆転の動作を自動制御
スマートボルトモード(低速・中速・高速) によって正転・逆転の動作を自動制御でき、ボルト締め付け・緩め作業を効率化します。
| モード | 正転時(締め付け) | 逆転時(緩め) |
| 1:低速 | 打撃開始後、0.3秒遅れで自動停止 | 打撃終了後、直ちに停止 |
| 2:中速 | 打撃開始後、0.8秒遅れで自動停止 | 打撃終了後、直ちに停止 |
| 3:高速 | 打撃開始後、1.35秒遅れで自動停止 | 打撃終了後、減速 |
パネルシートではないスイッチの耐久性に期待

操作パネル部のスイッチはパネルシート越しのボタンではなく、スイッチ部分が露出している構造になっているためスイッチを繰り返し押したときのパネルシート破れの心配がありません。
ソケットに固定ピン穴が空いていないので注意

製品画像からの注意点となりますが、KDPB1218のソケット挿入部には固定ピンを挿入するための穴が空いておらず、Cトメワだけでソケットを保持する機構となっています。
Cトメワだけでもある程度の保持力はありますが、ピン固定ほどの確実な固定ではないため作業時の脱落に注意が必要です。
2.0Ahと4.0Ahバッテリーには非対応
KDPB1218は、DCK 20Vシリーズの充電式電動工具ですが、2.0AhバッテリーFFBL2020・4.0AhバッテリーFFBL2040は使用できません。
使用できるのは、5.0Ah以上の容量を持つDCK 20Vバッテリーからとなります
1,000N·mクラスの充電式インパクトレンチでは最も低価格
今回発売されたDCKの充電式インパクトレンチは、1,000N·mクラスの中でも特にコストパフォーマンスに優れた点が特徴です。
| 製品名 | KDPB1218 | TW1001 | WR36DF |
|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() |
![]() |
![]() |
| 締付能力 | 普通ボルト:M12~M33 | 普通ボルト:M12~M30 高力ボルト:M10~M22 |
普通ボルト:M12~M36 高力ボルト:M10~M27 |
| 最大締付トルク | 1,218 N・m | 800 N・m | 1,400 N・m |
| 最大緩めトルク | 1,700 N・m | – | 2,100 N・m |
| 先端形状 | 12.8sq | 19sq | 19sq |
| 無負荷回転数 | 強:0~1,700 min-1 中:0~1,400 min-1 弱:0~1,200 min-1 |
強:0~1,800 min-1 中:0~1,000 min-1 弱:0~900 min-1 |
4:0~1,500 min-1 3:0~1,200 min-1 2:0~900 min-1 1:0~600 min-1 |
| 打撃数 | 強:0~2,300 min-1 中:0~2,000 min-1 弱:0~1,800 min-1 |
強:0~2,200 min-1 中:0~2,000 min-1 弱:0~1,800 min-1 |
4:0~2,600 min-1 3:0~2,200 min-1 2:0~1,900 min-1 1:0~1,600 min-1 |
| 振動3軸合成値 | – | 15.5m/s2 | 17.7m/s2 |
| 防水防じん | × | APT | IP56 |
| バッテリ | DCK 20V | マキタ18V | マルチボルト |
| 重量 | 2.9 kg(本体のみ) | 3.7kg | 3.9kg |
| 寸法 | – | 229×91×289mm | 221×290×42mm |
| 本体価格 | 36,800円(税別) | 47,300円(税別) | 53,300円(税別) |
| 販売年月 | 2026年1月 | 2015年 | 2022年 |
国内主要2社の同クラス製品と比べても、カタログスペック上は直接比較できる性能を備えつつ、価格はより抑えられており、導入しやすいモデルと言えます。
また近年主流となっている、打撃状態を検知して自動停止するスマートボルトモードも搭載しているため、作業面で大きく不便を感じることは少ないでしょう。
もう一つの特徴は、1,000N·mクラスとしては珍しくソケット差込角が12.7sqである点です。一般的にはボルト径や負荷の観点から19sqが採用されやすいクラスですが、汎用性という意味では12.7sqの方が扱いやすく、小〜中型クラスのインパクトレンチとソケットを共用したい場合にはメリットになります。
打撃系工具は使用感も重要ですが、本機は1,000N·mクラスとして打撃の傾向がマキタTW1001に近い印象で、フィーリング面でも極端に癖が強い製品ではないと予想します。
以上を踏まえると、コストパフォーマンス重視で選ぶ場合、KDPB1218は有力な候補に加えられる1台と言えそうです。
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2023年2月発売







(4.5 / 5)












