ミルウォーキーツール・ジャパン合同会社(本社:東京都板橋区)は、2024年12月2日(月)よりM18 FORGE™ 12.0AH バッテリー M18 FB12の日本正式販売を開始する。現行の12.0Ahパワーブーストバッテリー比較で約50%のパワーアップを実現し温度上昇は35%抑制し高負荷の連続作業性が向上した。販売価格は43,780円(税込)
目次
ミルウォーキー M18™ FORGE™ 12.0AH バッテリー
ミルウォーキーツール・ジャパンは2024年12月2日(月)よりM18 FORGE™ 12.0AH バッテリー M18 FB12の日本正式発売を開始します。
M18 FB12はミルウォーキー M18バッテリーの高出力シリーズ FORGEの12.0Ahバッテリーです。
既存バッテリーのM18 12.0Ah パワーブーストバッテリーと比較して約50%のパワーアップを実現しており、充電速度も約25%高速化しています。温度上昇も35%抑制しており、オーバーヒートを防ぎ過熱保護によるダウンタイムを低減します。
バッテリーケースにはオイル、グリース、溶剤に対する耐性を強化した耐久ケースを使用しており、特許取得の防じん防水保護機能による高い耐久性を実現しています。
- M18 FB12 公式ストア価格43,780円(税込)
M18 FB12 製品仕様
モデル番号 | M18 FB12 |
---|---|
外観 | |
バッテリー容量 | 12.0Ah |
パワースケール | PWR5 |
バッテリーシリーズ | M18 |
セル | タブレス円筒型リチウムイオンセル |
重量 | 1.49kg |
寸法 | – |
本体価格 | 43,780円(税込) |
販売年月 | 2024年12月 |
製品の特徴
「タブレスセルを採用したミルウォーキー M18 12.0Ahバッテリー」
M18 FB12はミルウォーキー M18バッテリーの高出力シリーズ FORGEの12.0Ahバッテリーです。
タブレス構造のリチウムイオンセルの採用によって既存のM18 12.0Ahパワーブーストバッテリーと比較して約50%のパワーアップを実現しており、負荷の大きい大型電動工具に対して効率の良い作業性を実現しています。
ミルウォーキーバッテリー パワースケールはPWR5に相当
北米ミルウォーキーでは、M18 FORGE 6.0Ahバッテリー展開の頃からパワースケールと呼ばれるバッテリー出力を表すカテゴライズを行っており、今回のM18 FORGE 12.0Ahは最上位のPWR5に位置しています。
発熱低減で過熱保護によるダウンタイムを減少
M18 FB12は、温度上昇が約35%抑制され、アクティブ冷却システムによる高速冷却も合わせることでバッテリーのオーバーヒートを防ぎ過熱保護によるダウンタイムを抑制します。
スーパーチャージャーと合わせることで、従来の12.0Ahでは最大150分必要だった充電時間も約45分まで短縮され充電式製品を使用していても充電時間による作業待機時間を最大限に低減します。
高耐久なバッテリーケース
バッテリーケースにはオイル、グリース、溶剤に対する耐性を強化した耐久ケース使用しており、特許取得の防じん・防水保護機能によりミルウォーキーツールバッテリーの中で長寿命化を実現しています。
今回の12.0Ahのポイントはタブレスバッテリー採用
今回のミルウォーキーM18 FB12バッテリーは、タブレス構造の円筒型21700リチウムイオンセルを採用したバッテリーパックです。
昨今は充電式電動工具へのタブレスバッテリーセルの採用が進んでおり、先月発売したM18 FB8 FORGEバッテリーと合わせて、ミルウォーキーはタブレス採用の大容量高出力バッテリーを投入したことになります。
M18FB12は5本直列 18Vの並列3本による12Ah構成であり、主要な電動工具ブランドが展開するタブレス採用のバッテリーの中では最大容量の製品となります。
タブレスセルを採用するリチウムイオンバッテリーパックに関しては、各社の5S2Pバッテリーで大体2kWの出力性能となるので、5S3P構成のM18FB12の場合、理論上は3kWの出力性能を持つものと想定されます。
この値はマキタ 40Vmax BL4080Fの出力値である2.8kWに匹敵または凌駕する性能であるため、ミルウォーキーのM18シリーズは、名実ともに36V充電式電動工具にも匹敵する性能を実現しているバッテリーシリーズであると言えるのかもしれません。
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