
ボッシュ株式会社(本社:東京都渋谷区)は2025年6月2日に18Vシリーズのコードレスラチェットレンチ GRC18V-60を発売する。コンパクトなボディーとヘッドながらも60N・mのトルクを実現しており、3段階パワーコントロールと無段階変速パドルスイッチを搭載する。標準小売価格は30,000円(税抜)
目次
ボッシュ コードレスラチェットレンチ GRC18V-60
ボッシュ株式会社は、 2025年6月2日にコードレスラチェットレンチ GRC18V-60を発売します。

GKF 18V-8は、ボッシュの18Vバッテリーに対応するコードレスラチェットレンチです。
コンパクトなボディとヘッドながらも最大締付トルク60N・mを実現しており、狭い場所でも取り回しが良く効率的な作業が可能です。
作業に合わせて最大トルクが変えられる3段階パワーコントロールと無段階変速パドルスイッチを搭載しており、エンジン回りから車体の取り付けなど自動車整備から空調設備、配管工事など幅広い作業に対応します。
販売仕様は、本体のみのGRC18V-60で販売します。
- GRC18V-60 本体のみ 希望小売価格30,000円(税抜)
GRC18V-60 製品仕様
製品名 | GRC18V-60 |
---|---|
外観 | ![]() |
対応ソケット | 3/8 sq |
ヘッド先端長 | 79mm |
最大締結トルク | 60N・m |
回転数 | 0~400min-1 |
バッテリー | ボッシュプロ用18V |
重量 | 0.9kg(本体のみ) |
寸法 | 363×75×70mm |
本体価格 | 30,000円(税抜) |
販売年月 | 2025年06月 |
製品の特徴
「18V製品でコンパクトサイズながらも最大60N・m」

GKF 18V-8は、コンパクトなボディとヘッドながらも最大締付トルク60N・mを実現しているコードレスの電動ラチェットレンチです。
最大400min-1の回転数と最大締付トルク60N・mによって、エンジン回りや車体回りの部品の取り付け、取り外しといった自動車整備から空調設備、配管工事等におけるボルトの取り付けまで幅広い作業に対応します。
3段階の回転速度切替機能搭載で幅広い作業に対応

バッテリー装着部には3段階のパワーコントロールボタンを搭載。無段変速パドルスイッチの採用によってトルクを細かく調節できるので、快適な締結、緩め作業を実現します。
製品スペック的にコスパ面で優位性のある電動ラチェット
現在の電動工具産業のトレンドは、リチウムイオンバッテリーやブラシレス化が落ち着いて新しい市場分野への進出が進んでおり、電動ラチェットもエアラチェットを置き換える製品として電動化が進んでいる製品なのですが、ボッシュが自動車分野まで展開するのは正直、少し意外でした。
とは言え、ボッシュはそういうところのトレンドは見逃さない電動工具ブランドなので、そういう面ではいつも通りのボッシュ電動工具と言えるのかもしれません。
さて、今回のボッシュコードレスラチェットレンチに関しては、性能的な面ではいいところを突いている製品です。
基本的な仕様としてはハイトルク仕様の電動ラチェットであり、最大60N・mを備えているだけあって普通のボルト作業で困ることはほとんど無いのではないかと考えられます。その分、価格も少しだけ高いのですがある意味価格相応と言えそうです。
特に、電動ラチェットは10.8Vバッテリーが主力の製品であり、18Vバッテリーだとあまり選択肢がない製品なので、そういう意味でマキタWR180Dに変わる製品を探している方は必見の製品かもしれません。
ちなみに、BOSCH TAIWANがアップしている動画を見る限り、18Vモデルにしてはコンパクトな印象を受ける製品となっています。全体的な寸法としてはマキタ WR180Dとそう変わらないはずなのですが、ラチェットの首回りやバッテリー装着部のエラストマを排している点からそう見えるのかもしれません。

まとめ

ボッシュ コードレスラチェットレンチ GRC18V-60
VOLTECHNO製品評価 (4.5 / 5)
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2023年2月発売