
記事内で紹介する製品は海外地域の情報を元に構成しております。記事公開時点で日本市場向けの正式情報は開示されておりません。当記事の内容によるマックス日本法人及びマックス取扱店へのお問い合わせはお控え下さい。
目次
MAX Cordless Wire Mesh Cutter WMC80
MAX EUROPE B.V.は、Cordless Wire Mesh Cutter WMC80を発表しました。

WMC80は、マックス14.4Vバッテリーで動作するワイヤー専用の切断工具です。
Φ3mm~Φ8mmまでのワイヤー切断に対応しており、ワイヤーメッシュやフェンス、束線などを0.7秒で切断できます。
1充電あたりの作業量は最大1,000カットに対応しており、本体重量2.8kgの取り回しの良さでワイヤー切断作業の負担を軽減します。
本製品の発表時点では北米と欧州の一部で発売が予告されており、日本向けの発売に関する情報はありません。
WMC80 製品仕様
製品名 | WMC80 |
---|---|
外観 | ![]() |
切断径 | Φ3~8mm |
カットスピード | 0.7秒 |
動作電圧 | 14.4V |
重量 | 2.8kg |
寸法 | 140×80×430mm |
本体価格 | – |
販売年月 | – |
製品の特徴
「0.7秒で3mmから8mmのワイヤーメッシュを切断できる電動工具」
WMC80はΦ3mm~Φ8mmまでの金属線切断に対応する充電式電動工具です。

ワイヤーメッシュやフェンス、番線など太い鉄線の切断作業に対応でき、従来の手動ボルトカッターやエアーツールと比べて取り回しにも優れているので、切断の負担を軽減して作業効率も大きく向上します。
刃が摩耗した場合は、簡単に交換できるイージチェンジブレードシステムを搭載しており、簡単に新しいWMC80ブレードへ付け替えできます。
コンクリート関連作業の効率向上に力を入れるマックス
今回のWMC80のような切断工具に関しては、ワイヤーメッシュを切断するための専用電動工具は無かったので、ある意味で盲点のような製品だったと思っています。
一応、ワイヤーメッシュのような金属線の切断工具に関しては、手動のワイヤーカッターや100mm径のグラインダでも対応が可能であり、WMC80のような工具は無くても一応現場は回せてしまうのですが、昨今の作業現場で求められている作業効率の向上や職人不足の対応として少なからず需要もありそうな製品です。
ランニングコストとしてはWMC80本体の価格や替刃を考えると既存の切断工具よりも高くなってしまいそうですが、その辺りは作業スピードの向上で何とかカバーできるのではないかと考えています。ワイヤーメッシュ工事が多い事業者ほど必要性が高くなってくると思います。
現時点では、北米と欧州地域でのみ発売予告が行われており、日本市場でのアナウンスは行われていませんが、日本市場でもある程度の需要が見込める製品であり、昨今のマックスは釘打ち機よりも鉄筋結束機を始めとするコンクリート関連製品に力を入れている印象が強いので、日本での発売もある程度は期待しても良いかもしれません。
まとめ

MAX Cordless Wire Mesh Cutter WMC80
VOLTECHNO製品評価 未評価
Φ3~8mmの金属線を0.7秒で切断するカッタ
- 素早いワイヤ切断
- 1充電で1,000カット対応
- 取り回しに優れる
未販売製品