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Milwaukee、配線引き込みを電動化した業界初の配線工具『M18 FUEL ANGLER』を発売

Milwaukee、配線引き込みを電動化した業界初の配線工具『M18 FUEL ANGLER』を発売

Milwaukeeは、2019年9月に「M18 Fuel」18V電動工具シリーズに電動式フィッシュテープアングラー「M18 FUEL ANGLER」を発売した。

この製品は、パイプや壁裏の配線の引き込みに使う「フィッシュテープ」を電動化した業界初となる配線引き込み電動工具だ。

フィッシュテープの巻取り作業を電動化、負担を低減

MilwaukeeがM18 Fuel電動工具シリーズ新しく加えたのは、業界初となるフィッシュテープの「電動巻き取り機」だ。

フィッシュテープとは、配管や壁の裏から配線を引き込むツールで、主に電気工事士などが使用する電工道具だ。今回の電動フィッシュテープアングラーは、ワイヤーの送り込みと配線の巻取りをバッテリーとブラシレスモーターで行うツールで、コンセプトとしては非常にシンプルな製品となっている。

トリガーは変速仕様となっており、送り込み・巻き取り共に指先1つで作業が可能になっている。Milwaukeeはこの「M18 FUEL ANGLER」を使うことで、あらゆる場所で働く電気工事士に安心感、混乱の軽減、生産性の向上をもたらすとアピールしている。

スチール・ポリのドラムをラインナップ

M18 FUEL ANGLERは非常に柔軟性が高い製品で、スチールワイヤーとポリワイヤーの2種類のドラムをラインナップしている。スチールワイヤードラムは約73m(240ft)、ポリワイヤードラムは約60m(200ft)の仕様となっている。

長く嵩張るフィッシュテープを電動工具の形で持ち運べるようにした事で、持ち運びや収納が便利になったのは大きな利点だ。長いフィッシュテープを必要とする場合でも、数本のフィッシュテープをテープで継ぎ足して使う必要も無くなり、1つの道具で済むようになって持ち運びの利便性も大きく向上するだろう。

電動工具の新市場を開拓、国内展開にも期待

配線工事に使用する工具の名称は「フィッシュテープ」だが、この呼び方は様々で「呼び線挿入器」「プラー」「スチール」など現場や業種によって異なるようだ。

フィッシュテープによる配線の引き込みはずっと手作業で行うのが当たり前だった。手作業による引き込みは、配管によっては作業者に大きな負担がかかり、ダウンライト施工時などの高所作業などでは転倒の危険も伴う作業だ。それを電動工具化するのは、作業効率を上げるだけではなく安全的にも大きなメリットとなる。

今回の新製品は、「手作業で行うもの」と慣例化されていた配線工事の新市場を開拓する期待の製品になると考えられる。現時点での購入はMilwaukeeの販売地域である北米市場に限られているのが非常に悔やまれる所だ。日本市場でも、電工販路に強いPanasonicや、海外開発に強く電工工具の拡充も行っているマキタなどから開発されるのが期待される。

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M18 FUEL™ ANGLER™ Pulling Fish Tape Powered Base |Milwaukee Tool

Our M18 FUEL™ ANGLER™ Interchangeable Pulling Fish Tape System is the world’s first battery powered fish tape solution.
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