工機ホールディングス株式会社(本社:東京都港区)は、電動工具ブランド HiKOKI(ハイコーキ)からコードレス芝生バリカン CG1817DAを全国の電動工具取扱販売店などを通じて発売する。幅170mmのブレードを備え、付属のアジャスタを使用することで刈込高さを4段階に調節できる。本体希望小売価格は19,300円(税別)
目次
HiKOKI コードレス芝生バリカン CG1817DA
HiKOKIは、2023年3月からコードレス芝生バリカン CG1817DAを発売します。
CG1817DAは、芝生や雑草などを短く刈り取る充電式の小型バリカンです。
170mmのブレード仕様を備え、付属のアジャスタを使用することで刈込高さを4段階に調節可能な構造を備えています。ブレードはツールレスで簡単に交換することができ、別売の「せんていブレード」に付け替えれば、低木のせん定作業にも使用できます。
販売仕様は、18Vスリムバッテリー BSL1820Mが付属する(BG)と本体のみの(NN)で販売します。
- CG1817DA(BG) バッテリーBSL1820M・充電器UC18YKSL付属 希望小売価格27,700円(税抜)
- CG1817DA(NN) 本体のみ 希望小売価格19,300円(税抜)
製品仕様 (家庭向けモデル FCG10DL比較)
製品名 | CG1817DA | FCG10DL |
---|---|---|
外観 | ||
刃物寸法 | 170mm | 170mm |
ストローク径 | 1,300min-1 | 1,200min-1 |
バッテリー | 18V | 差し込み10.8V |
重量 | 1.7kg | 1.1kg |
寸法 | 355×137×173mm | 333×170×133mm |
本体価格 | 19,300円(税別) | 26,300円(税別) |
販売年月 | 2023年3月 | – |
製品の特徴
「18Vバッテリー動作のプロ向け仕様小型バリカン」
コードレスのため電源不要で取り回しが良く、本体の質量は1.7㎏と軽量です。170mm幅のブレードで芝生の刈込みも効率よく作業できます。
また付属のアジャスタを着脱することで、刈込み高さを4段階(20mm、23mm、29mm、38mm)に調節可能です。
ツールレスでらくらくブレード交換
ツールレスでブレードを交換できるため、作業に合わせて簡単にブレードが交換できます。
価格やカタログなど細かい部分で粗が見える製品
今回のHiKOKI コードレス芝生バリカンは、日立工機時代に発売した家庭向けモデル FCG10DLから約10年ぶりの新製品です。
個人的な評価ですが、製品カテゴリそれ自体としてHiKOKIが長らく手を付けていなかった製品であることを考えると、HiKOKIコードレスシリーズのラインナップ強化と目的として適当に展開された製品であり、売り方的にも何となくやる気が感じられない印象を受けています。
例えば、製品カタログの替えブレードの項目においてコードレストリマー CH1835DAと区分けされていないのでブレードの装着対応がいまいち理解できず、用途とアクセサリ番号が同じ表で記載されていないために若干見難くなっているなど、アクセサリを拡充しながらも少し不親切な部分があるなとも思ってしまいます。
製品価格の点でも競合マキタの充電式芝生バリカンよりも高価であり、家庭向けの用途だとしてもホームセンターブランド園芸機器と比較してしまえば、例えHiKOKIバッテリーを所持していたとしても価格の高さから選択肢に乗せ難い製品と言えるでしょう。