ボッシュ株式会社(本社:東京都渋谷区)は、最大探知深さ200mm、スポットビュー機能およびデータ保存・転送機能が付いたコンクリート探知機「D-TECT 200JPS」 (メーカー標準小売価格 155,000円・税抜)と「D-TECT 200JP」(メーカー標準小売価格 145,000円・税抜)を2021年10月21日新発売します。
目次
ボッシュ コンクリート探知機 D-TECT 200JPS
ボッシュ株式会社(本社:東京都渋谷区)は、最大探知深さ200mm、スポットビュー機能およびデータ保存・転送機能が付いたコンクリート探知機「D-TECT 200JPS」 (メーカー標準小売価格 155,000円・税抜)と「D-TECT 200JP」(メーカー標準小売価格 145,000円・税抜)を2021年10月21日新発売します。
本製品は、コンクリートの中に埋まっている金属を最大200mm※の深さまで探知でき、新たに搭載されたスポットビュー機能により狭い場所の探知も可能となりました。また、埋まっている対象物の材質を色分けして表示でき、対象物の深さも同時に表示できます。
探知可能な対象物は、鉄筋、非鉄金属、塩ビパイプ、CD管、電線、木材、空洞などで、コンクリート構造物以外にも、レンガ、ブロック、石膏ボード、合板、ALCなどの構造物も探知できます。
コンクリート探知機「D-TECT(ディーテクト)」は、発売以来約20年に渡り、コンクリート内部の探知において、その手軽さと精度の高さにより、コンクリート探知機のベストセラーとして多くのプロフェッショナルユーザーの支持を得てきました。
第4世代となる本製品は、近年ますます増えているコンクリート内探知作業のさらなる効率化を実現するため、日本のプロフェッショナルユーザーの方々の要望を製品開発に取り入れ、より進化した製品となっています。安全で効率的な作業を支える強力なパートナーであり、コンクリート探知機のベストツールになると確信しています。
- D-TECT 200JPS リチウムイオンバッテリー付属仕様 希望小売価格155,000円(税抜)
- D-TECT 200JP 単三電池アダプタ付属仕様 希望小売価格145,000円(税抜)
D-TECT 200JPS製品仕様
製品名 | コンクリート探知器[D-TECT 200JPS] |
本体サイズ | 106mm×231mm×112mm(W×H×D) |
標準小売価格 | 155,000円(税抜) |
最大測定範囲 ※1 | 200mm(乾燥したコンクリート内金属) |
探知精度 ※1 | 中心部:±5mm |
深さ精度 ※1 | 乾燥したコンクリート:±5mm |
深さ精度 ※1 | 湿ったコンクリート:±10mm |
最小測定間隔 ※1 | 40mm |
使用温度範囲 | -10℃~+50℃ |
保管温度範囲 | -20℃~+70℃ |
電源 ※2 | プロ用10.8Vリチウムイオンバッテリー、または単3アルカリ乾電池4本 |
連続使用時間 ※2 | プロ用10.8Vリチウムイオンバッテリー2.0Ah使用時:約6時間、単3アルカリ乾電池使用時:約2時間 |
質量 | 0.64kg(乾電池使用時) |
防塵防水性能 | IP5X |
標準付属品 | 10.8V 2.0Ahバッテリー1個、充電器GAL 12V-40、キャリングケースL-BOXX136N、アルカリ乾電池ホルダー1個、ハンドストラップ1本、USB Type-Cケーブル1本、単3アルカリ乾電池(テスト用)4本 |
※1:対象物の大きさや材質、探知対象面の材質や状態、選択された表示ビュー、探知周囲環境(WiFiその他の電波環境など)により異なります。
※2:ボッシュ純正10.8Vリチウムイオンバッテリー[プロ用]が使用可能。D-TECT200JPS型は標準付属
コンクリート探知機とは
コンクリート探知機とは、コンクリートに何が埋まっているのかを 探知できるツールです。コンクリート構造物には、鉄筋やパイプなどが埋まっており、その「位置」と「深さ」を探知できます。コンクリート内部の探知は、様々な作業前の安全確認として必須の作業です。
探知可能な対象物は、鉄筋、非鉄金属、塩ビパイプ、CD管、電線、木材、空洞などで、コンクリート構造物以外にも、レンガ、ブロック、石膏ボード、合板、ALCなどの構造物も探知できます。
主なユーザーは、ゼネコン品質管理、電気・機械・空調設備工事、水道施設工事、管工事、衛生設備工事、コンクリート工事、内装仕上げ工事、店舗改装工事、リフォーム工事、機械器具設置工事関係従事者です。
カラーディスプレーで材質をわかりやすく表示
①材料によって選べる7つの探知モード
金属、非鉄金属、プラスチックパイプ、木材、活電線、空洞等を探知可能
②見やすいカラーディスプレー
- 探知物を材質で色分けして表示
- 探知物までの深さを数値で表示
- 対象物間の距離を表示
③より壁際近くまで探知可能域が拡大、スポットビュー採用
オブジェクトビュー、2Dシグナルビュー、スポットビュー、 シグナルビュー、4つのビューモードを選択可能
④便利なデータ転送機能
スクリーンショット機能とUSB-C/micro-SDカード接続を介した転送で、迅速にPCへ探知画面を保存
コンクリート探知機D-TECT 200JPSの製品特徴
探知画像データの保存・転送
- オブジェクトビュー画面にて、探知した画面を表示したまま《データ保存》ボタンを押します
- データはSDカードと本体に保存されます
- USB-CケーブルまたはSDカードで、PCにデータ転送できます
3つの測定モード
4種類の《表示ビュー》の特徴
探知対象面の詳細(対象物探知モード)
◎コンクリート(最大探知深さ:金属200mm、金属以外80mm)
乾燥したコンクリートの中の対象物を探知します。
◎湿ったコンクリート(最大探知深さ:金属60mm)
乾いていないコンクリートの中の対象物(金属)を探知します。
◎レンガ(最大探知深さ:80mm)
無垢のレンガや単層壁で、金属、電気配線、プラスチックパイプなどを探知します。
◎石膏ボード(最大探知深さ:木材38mm、木材以外80mm)
木や石膏ボードで、木材、電気配線、金属などを探知します。
◎配管式床暖房(最大探知深さ:80mm)
配管式床暖房の床の中の水の入ったプラスチックパイプ、金属などを探知します。
◎Vertical coring brick(最大探知深さ:80mm)
垂直方向に多くの穴(空洞)が空いたレンガの中の対象物を探知します。
◎Horizontal coring brick(最大探知深さ:80mm)
水平方向に多くの穴(空洞)が空いたレンガの中の対象物を探知します。