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2024年9月13日

ボッシュ GDR 18V-220C コードレスインパクトドライバーを発売、使いやすさを極めたコンパクトサイズ

ボッシュ GDR 18V-220C コードレスインパクトドライバーを発売、使いやすさを極めたコンパクトサイズ

ボッシュ株式会社(本社:横浜市都筑区)は2024年8月5日にコードレスインパクトドライバー GDR 18V-220Cを発売する。スリムなボディとコンパクトヘッドで従来モデルよりも取り回し性を向上し、ハードな環境にも対応する防じん防水ETPを搭載した。本体小売価格は33,000円 (税別)

ボッシュ コードレスインパクトドライバー GDR 18V-220C

ボッシュ株式会社は、 2024年8月5日にコードレスインパクトドライバー GDR 18V-220Cを発売します。

GDR 18V-220Cはボッシュのプロフェッショナル18Vコードレス電動工具シリーズの最新式のコードレスインパクトドライバ―です。

スリムなボディとコンパクトなヘッドスリムなボディとコンパクトなヘッドによって、従来モデルよりさらに取り回しの良さを向上させたボッシュの新世代モデルです。

ワンハンドで差し込むだけでビットの装着が可能なツールホルダーや、暗所でもしっかり照らすボディ上部と下部2つのLEDライト、ハードな環境にも対応するETP(防塵・防水機能)も搭載し、高い利便性も備えています。

さらには、3段階のパワーコントロール、自動スローダウンや自動シャットオフ等のモードが簡単に設定できるインターフェースを装備し、それらはスマホの専用アプリ「BOSCH Tool Box」を介して自分専用の仕様にカスタマイズできます

販売仕様は、バッテリー充電器が付属するGDR 18V-220Cと本体のみのGDR 18V-220CHで販売します。

  • GDR 18V-220C バッテリー充電器コネクティビティチップ付属 希望小売価格80,000円(税抜)
  • GDR 18V-220CH 本体のみ 希望小売価格33,000円(税抜)

製品仕様(従来モデル GDR 18V-210C比較)

製品名 GDR 18V-220C GDR 18V-210C
外観

能力(小ねじ)
能力(普通ボルト) M6~M18 M6~M14
能力(高力ボルト) M6~M16 M6~M12
能力(木ネジ)
最大締付トルク 220N・m 210N・m
無負荷回転数 3,400min-1 3,400min-1
打撃数 4,000min-1 4,200min-1
防水防じん ETP(防じん防水) ETP(防じん)
LED
重量 1.0kg 1.2kg
寸法 201×113×77mm 253×143×61mm
本体価格 33,000円(税抜) 33,000円(税抜)
販売年月 2024年8月 2021年11月

製品の特徴
「コンパクトサイズになった18Vプロフェッショナルインパクト」

GDR 18V-220Cはスリムなボディとコンパクトなヘッドスリムなボディとコンパクトなヘッドによって、従来モデルよりさらに取り回しの良さが向上したボッシュの新世代インパクトです。

ヘッド部分は従来モデルのGDR 18V-210Cよりもコンパクトサイズになっているので、狭い部分での作業や取り回しに優れ使いやすさが向上しています。

国内トップクラスの最大締付トルク220N・mを搭載

コンパクトサイズながらも最大締付トルクが向上し、220N・mの締付トルクを実現。

長い木ネジからボルト締結まで幅広い作業に対応します。

ワンタッチビット取付機構を搭載

スリーブを引かなくてもビットを差し込むだけで装着できるワンタッチビット取付機構を搭載。

コネクト機能内蔵で多彩なモード設定に対応

コネクティビティチップを装着することでスマートフォンと繋げて自動スローダウンや自動シャットオフ等のモード調整が簡単にできるインターフェースを装備。

スマホ専用アプリ BOSCH Tool Boxで自分の好みにインパクトドライバの動作モードをカスタムできます。

コネクタ機能+Toolboxアプリでできること。
画像引用:GDR-18V 200Cカタログ
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マキタ 充電式インパクトドライバ TD173Dとの違い

充電式インパクトドライバには各メーカー色々な製品を販売していますが、国内で最も普及している最新インパクトはマキタ TD173Dだと思われます。

同じ18V動作の充電式インパクトドライバですが、製品仕様としてはボッシュ GDR 18V-220Cの方が優位であり、実際の作業としてはGDR 18V-220Cの方が快適に使用できるものと想定されます。

付加機能としてはBluetooth機能の有無がありますが、この辺りは好みが分かれる機能になっていると考えています。

ボッシュのTool Boxはスマホを使った多彩なモード切替機能や稼働時間、動作不良の原因表示機能などが魅力ではあるものの、マキタ TD173Dにはパネル操作による多彩なモード切替機能を搭載しているため、実際の用途的には互いに甲乙つけがたいものと考えられます。

充電式インパクトの実力的にはサイズ感と重量で国内競合のインパクトドライバに迫る製品であり、BITURBOシリーズなど高出力18V電動工具シリーズを備えるボッシュ電動工具の実用的な利点を考えれば、新しく電動工具を買う際の選択肢に入れても良いかもしれません。

製品名 GDR 18V-220C マキタ TD173D
外観

能力(小ねじ) M4~M8
能力(普通ボルト) M6~M18 M5~M16
能力(高力ボルト) M6~M16 M5~M14
能力(木ネジ)
22~125mm
最大締付トルク 220N・m 180N・m
無負荷回転数 3,400min-1 3,600min-1
打撃数 4,000min-1 3,800min-1
防水防じん ETP(防じん防水) APT
Bluetooth ToolBox ×
LED リングLED
重量 1.0kg 0.9kg
寸法 201×113×77mm 111×81×234mm
本体価格 33,000円(税抜) 29,700円(税抜)
販売年月 2024年8月 2023年1月

ボッシュの新世代インパクトの情報は今のところGDRのみ

今回のボッシュのコードレスインパクトドライバーに関しては、国内競合メーカー程のヘッド短縮ではないものの、最大トルクは220N・mの仕様としており十分に戦える仕様を搭載しています。

とは言え、ボッシュのインパクトは国内メーカー品よりもアンビルの振れが大きい印象があり、マキタやハイコーキはヘッド短縮の過程でアンビルの振れに関する改良を色々と入れてきたので、ボッシュが振れに対してどこまで追従したのかは、実際に触ってみなければわからない部分と言えそうです。

ボッシュのコードレスインパクトと言えば、ビットとレンチを共用で使用できるGDXシリーズやインパクトレンチのGDSなども同時発売していたはずですが、220C世代に関しては今のところインパクトドライバのGDRのみ展開しているようです。

それ以外の気になるところとしては、従来モデルのGDR 18V-210CがBluetooth内蔵モデルだったのに対して、今回のGDR 18V-220Cではコネクティビティチップ装着仕様に戻ってしまった点です。

製品設計的にはBluetooth内蔵の方が色々と都合は都合が良いとは思うのですが、Bluetooth内蔵機器を新設すると無線周りの規格や認証の新規取得が必要となってしまうので、その辺りの事情でコネクティビティチップ仕様に戻してしまったのかもしれません。

色々と深読みしてしまうところですが、ボッシュの本国ドイツでは電動工具部門の人員削減なども行っているようで、ラインナップの整理と開発の効率化を進めている事情などが関係しているのかもしれません。筆者の認識ですが、電動工具市場は昨今の情勢や中国メーカーの台頭による影響を受けており、決して良い状況には置かれていない産業であるため、製品展開の状況が変わってしまった点に関しては色々と考えてしまう部分があります。

まとめ

ボッシュ コードレスインパクトドライバー GDR 18V-220C

VOLTECHNO製品評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

スリムコンパクトボディになったボッシュ18Vプロ向けインパクト

良い点
  • ヘッドがコンパクト化
  • 最大締付トルクが220N・mに向上
  • Bluetooth接続で多彩なモード変更
  • 防じん防水ETP搭載
悪い点
  • Bluetoothコネクタが別装着仕様に

よく比較される工具

マキタ TD173D

2023年1月発売

マキタ TD002G

2022年1月発売

マキタ TD003G

2024年1月発売

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