インパクトドライバはネジの締付けに使うですが、各社から色々なアタッチメントが販売されています。今回は、磨き・バフ掛けに使うアタッチメントを装着してインパクトドライバを汚れ落としに使ってみます。
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軟鉄板を床に置いてたら錆びて床にシミが付着
ホームセンターで購入した軟鉄版を何気なく床に置いて放置していたら、いつの間にか錆びが発生して床に付着してしまいました。このような金属系のシミを取るのが難しい厄介な汚れです。
幸い床の材料はクッション系のフロアマットだったので床自体に汚れは染み込んでいませんが、金属汚れはブラシやスポンジで擦った程度では簡単に落ちず、洗剤も効果がありません。結局、この手の汚れは床が傷つかないように根気よく擦り続けるしかありません。
インパクト用不織布バフを汚れ落としに使う
根気よく床をこすり続けるのは手間なので、電動工具の力を借りましょう。
SK11からはバフ掛け用のビット「アフロ君」が販売されています。先端が布バフになっているので水を付けながら根気よく擦って汚れを取っていきます。
作業を始める前に、シミ汚れに満遍なく水をかけます。
アフロ君の先端を汚れに落ち着けてトリガーを引きます。トリガーを引きすぎると水が跳ねるので微調整しながら少しずつ汚れを取っていきます。
いい感じで汚れが取れてきました。
取れた錆汚れは水と一緒にバフに付着していきます。バフが水を吸い込んでいくので、水を少しずつ補給しましょう。
作業を始めて約5分、結構汚れが取れてきました。床の材料は柔らかいクッションマットですが、破れや熱変色はまったくありません。
さらに5分ほど擦っていくとシミ汚れは完全に取れてすっかり綺麗になりました。
DIYや家具組立てだけじゃない、痒いところにインパクト
インパクトドライバといえばDIYで一番初めに買う定番電動工具ですが、DIYがひと段落して使わなくなってしまった方も多いんじゃないでしょうか。そんな方には、インパクトを清掃ツールとして再び活用させるのがおすすめです。
充電式の防水インパクトを使用していましたが、AC電源のインパクトなどは防水構造ではないので、感電にはくれぐれも注意してください。
今回は染みない素材のクッションフロアだったので、バフをひたすら擦ることで汚れがうまく取れましたが、木材の床や石材タイルの場合内部まで汚れが浸透している可能性があります。その場合は削らないと汚れを落とすことはできないので注意が必要です。
次回は、このアフロ君を使ってキッチンのシンクを綺麗にします、お楽しみに。