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インパクトドライバーの使い方、基本的な使い方を徹底解説

インパクトドライバーの使い方、基本的な使い方を徹底解説

インパクトドライバーはDIYを始める時に一番初めに購入する電動工具です。ただ、電動工具に馴染みのない人は、「どうやって使うのか」「どんな場面で使うのか」など分からない部分も多いと思います。今回は、インパクトドライバーの基本のキからじっくり解説します。

どんなネジでもガンガン締められる「インパクトドライバー」

インパクトドライバーとは「ネジを締める」ための電動工具です。穴あけや研磨など他の使い方もできますが、最も基本的な使い方がネジ締めです。

「ネジ締めなら手締めでも出来るじゃん」と考える方もいると思いますが、実際の手持ちのドライバーなら数センチの木ネジの締め付けが限界で、60mmの長さにもなれば手持ちドライバーでの締め付けはあまりの固さにほぼ不可能となります。

インパクトドライバーを使えば100mm以上の太い木ネジであっても締め付けが数秒で終わってしまうので、DIYの楽しさを数倍にも膨らませてくれます。

インパクトドライバーを使う準備

インパクトドライバーなどの電動工具は、使用する前にいくつか準備が必要になります。

バッテリーを充電

インパクトドライバーを始めとする充電式の電動工具はバッテリーで動くので、使う前にはバッテリーを充電する必要があります。

バッテリーの残量が減ってしまうと、インパクトドライバーが動いていても締め付け力が低下してネジ締め時間が低下したり、作業中に急に停止してしまったりするので、予備バッテリーは常に充電器に装着して満充電のバッテリーと交換できるようにします。

バッテリーは消耗品なので、満充電にしてもすぐバッテリーが空になってしまう、充電時間が異様に短い、充電不可ランプがついたなどの状態になったら新しいバッテリーの購入が必要になります。

工具やバッテリーにはバッテリー残量ランプが搭載されています。残量が少なくなると、作業効率が落ちてしまうので、常に満充電を意識して作業を行うのがポイントです。

ビットの装着

インパクトドライバーは先端のビットが自由に交換できるようになっているので、使用するネジに合わせたビットをインパクトドライバーに装着します。

木工のネジで最も一般的なのが「#2」と呼ばれるサイズのプラスビットです。今回は、インパクトドライバーを買ったときに同梱されていた両頭プラスビットを使用します。

ビットを装着する時は、先端の「スリーブ」と呼ばれる部分を引っ張ります。
スリーブを引っ張った状態でプラスビットを差し込むと奥まで入ります。
スリーブを離せばビットが固定されて抜けなくなります。ビットは少しガタガタしますが、これはネジ締めを行いやすくするための遊びなので気にしなくても大丈夫です。

トリガーの引き方がインパクトドライバ操作のコツ

インパクトドライバーのスイッチは変速トリガーになっていてトリガーの引き量に応じて締め付け速度が変わる仕組みになっています。インパクトドライバーをうまく使用するには、このトリガーの引き量の調節をうまく使わなければいけません。

回転方向を決めるプッシュボタン

インパクトドライバーはネジを締め付ける「正転」と、ネジを緩める「逆転」の2通りの回転方法へ切り替えできます。

回転方向の切り替えはトリガーの少し上のプッシュボタンで行います。

プッシュボタンの中間位置。この位置ではトリガーを引くことができない。ケースへ保管する時や腰に引掛けるときはこの位置にして不意な回転を防止する。
プッシュボタンの正転位置。この位置だとインパクトドライバーは時計回りに回転する。ネジ締めではこの位置で作業を行う。
プッシュボタンの逆転位置。この位置では反時計回りに回転する。ネジを緩めるときはこの位置。

インパクトでネジを締めつけてみよう

ここまででインパクトドライバーの準備と使い方の確認が終わったら、いよいよネジ締めです。

注意点ですが、インパクトドライバーのネジ締めでは「打撃」音が発生し、周囲への騒音が発生してしまうため、大きな音が出ても問題のない時間帯や場所で作業を行いましょう。

ビットの先端にネジを装着します。この時、ネジがグラグラしたり大きさが違うようならネジ頭にフィットするビットに変更します。摩耗や相性によってフィット感は変わってくるので、常にこのフィット感を確認するようにします。
ネジ締めしたい場所にネジの先端を当てます。この時、少し強く押し付けてネジの先端が木材にめり込んだ状態にするとネジが入りやすくなります。
トリガーを半引きしてネジの先端が入り込むまで締付けを行います。トリガー半引きの状態でモーターが停止するくらいが目安です。ネジが入ったら一度トリガーを離します。
ここからは締め付け時の反動が大きくなるので、材料をしっかりと押さえつけます。写真では撮影のため足で固定していますが、実際はもう片方の手やクランプなどで固定します。
インパクトドライバーを押さえてトリガーを引きます。この時、インパクトドライバーは回転ではなく打撃の締め付けを行うので、プラスビットがネジ頭から外れないようにしっかり押し付けます。
動画版:2MB

ビットは消耗品、摩耗したり折れたら交換を

インパクトドライバーで使用するビットは消耗品なので、何本もの木ねじを締め付ける場合では予備のビットが必要になります。

今回使用したような数センチの木ネジなら摩耗やビット欠けはほとんど発生しませんが、100mmを超えるような長い木ネジの締め付けでは、100本も締付けないうちにビットが欠けてしまいます。

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