株式会社マキタは4月27日に首振り機能を搭載したコンパクトタイプの充電式ファンCF101DとCF102Dを発表した。
目次
マキタ 充電式ファンCF101D/CF102D
今回、マキタのリチウムイオンシリーズに新しく加わったのは、『首振り』機能を搭載したコンパクトサイズの充電式ファンだ。
いままでも首振り機能を搭載したファンは販売されていたが、そのすべてが中型サイズのファンだったため、今回の小型の首振りファンが追加になったことで充電式のファンは車内や狭い現場などで重宝される事となりそうだ。
前モデルのCF100Dと同じくファンを取っ手に引っ掛けられるフックや、三脚に固定できるネジ穴もあるため、場所を選ばず自由に設置できるのもポイントだ。
マキタユーザー待望の14.4V 18Vに対応した CF102D
今回、注目されるのはコンパクトタイプの『首振り』充電式ファンが発売になったことだけではない。
これまで、マキタのコンパクトサイズのファンは10.8VのCF100Dしか展開しておらず、14.4V・18Vバッテリーのマキタユーザーにとって扇風機はCF201DやCF300Dなど大型ファンしか選択肢がなかった。
14.4V・18Vに対応した小型の充電式ファンとなると日立工機のUF18DSDLしか選択肢がなかったわけだが、今回、新しく14.4V・18V両方のバッテリーに対応した『CF102D』が発売されたことで、既存のマキタユーザーでも小型の充電式ファンが選択できるようになった。
製品スペック|マキタ前モデル比較
製品スペック|他社比較
マキタの充電式ファンは5機種に
今回の新型充電式ファンの発売により、マキタの充電式ファンは全部で5機種となった。
機能から価格までユーザーニーズを汲んだ様々な充電式ファンが揃ったため、予算や必要機能に応じた適切なファンを選べるようになったマキタの充電式ファンシリーズは、ユーザーに取って魅力的な製品群となるだろう。
充電式ファンの今後は?
首振り機能を搭載したコンパクト充電式ファンが登場したことによって、マキタの充電式ファンの展開はこれで一段落する形となりそうだ。
中型までのサイズの充電式ファンは一通り揃った形になるので、今後は工場や観光地の休憩地などに使われるようなブラシレスモータ搭載の36Vを採用した、産業扇風機のような大型ファンなどが展開されていくのかもしれない。