今回紹介するのは、Planklipと呼ばれる合板を組み合わせるDIYパーツです。
木材のDIYと言えば、板同士を繋ぐための釘やネジ、ダボや接着剤などを使いますが、このPlanklipは、それらの資材を使わない全く新しいDIYパーツです。
目次
ねじも接着剤も不要!挟むだけの新しいDIYパーツ
木材DIYの基本と言えば、木材同士の接合です。木材同士を接合するにはネジや釘などの金物、接着剤やダボ、少し凝った人なら継ぎ手のように木材加工して接合する人もいるかもしれません。
そんなこれまでの方法に、木材接合の新しいDIYパーツとして加わったのがSaturday Factoryの『Planklip(プランクリップ)』です。
Planklipはバネによって作られた合板接合クリップで、厚み12mmの合板を直角に1枚づつ挟む構造になっています。切り出した合板をPlanklipで組み合わせるだけで、収納棚から椅子、テーブルまで様々な木工DIYを楽しむことができます。
消耗品は不要、音も振動もなく組立・解体も容易
Planklipは様々な特徴があり、「音がしない」「振動が無い」「接着剤を使わない」「消耗品が不要」「工具が不要」「解体も容易」などDIYに不慣れな人でも簡単に使えるようになっているのが特徴のDIYパーツです。
例えば「棚が欲しいな」と思ったときは、必要な寸法の合板をホームセンターなどでカットして貰うだけで、あとの組み立てはPlanklipを差し込むだけなので、簡単にオーダーメイドサイズの棚が完成します。
組立てには電動工具などのツールも不要で、釘やネジも使わないため怪我の心配もなく、接着剤を使わないので人体と環境にも優しい、まさに「これでもか!」と言わんばかりのDIY初心者に向けたDIYツールと言えます。
シーンや用途、作業場所も熟練度も選ばないDIYパーツ
Planklipは非常にシンプルな製品ながら、「なんで今までこういう金物が無かったんだろう」と思ってしまう程に完成度の高いDIYパーツです。最低限、ノコギリさえあれば簡単にDIYができるので、DIY入門のツールや、小さい子を対象にしたワークショップなどにも最適かもしれません。
DIYとしての用途の他には、大工さんが使うような簡易作業台、ウレタンフォームに差し込んで大型の簡易断熱ボックスにするなど、産業方面の用途でも様々な使い道がありそうです。