電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2024年夏に一般圧補助タンク A-73689を発売する。エアコンプレッサに接続して一般圧のエア容量を増設でき、吹付作業や釘打ち作業などで効率の良いエア供給を実現する。本体標準小売価格は40,500円(税抜)から
目次
マキタ 補助タンク A-73689
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、2024年夏に補助タンク A-73689を発売します。
A-73689は、コンプレッサに接続する一般圧専用の増設タンクです。
コンプレッサのタンク容量を増設できるので吹付作業や一般圧の釘打ち作業のエア変動を抑えることができ、効率の良い安定した作業を実現します。
販売仕様は、本体のみのA-73689で販売します。
- A-73689 本体のみ 希望小売価格40,500円(税抜)
製品仕様 (A-10017)
製品名 | A-73689 | A-10017 |
---|---|---|
外観 | ||
タンク容量 | 19L | 18L |
圧縮空気取出口 | 2口 | 2口 |
重量 | 8.1kg | 6.4kg |
寸法 | 296×410×366mm | 500×290mm |
本体価格 | 40,500円(税別) | 40,500円(税別) |
販売年月 | 2024年07月 | – |
製品の特徴
「タンク容量を一般圧19L増設」
A-73689は、コンプレッサに接続する一般圧専用の増設タンクです。
一般圧エアを19L増設できるので、一般圧での吹付作業や釘打ち作業のエア供給を効率よく行えるようになります。
A-10017のモデルチェンジと想定
今回のA-73689は、国内市場では珍しい常圧の補助タンクです。
マキタは既に一般圧タンクとしてA-10017を販売しているものの、タンク容量や価格が大きく変わっていません。このあたりは、部材調達の関係から新しくA-73689を起こした、などの理由があるのかもしれません。
コンプレッサのタンク増設には色々な理由がありますが、最も求められる理由は連続作業時間を延ばすためです。
エア使用量を大きく変動させる使い方をしているのであれば、エアタンクを大きくすることによってでコンプレッサの稼働時間を長くしてエア不足を補うことができます。。ただし、常時エアを垂れ流すような使い方だと汲み上げ速度が追い付かないため、タンク増設を行う利点はほとんどありません。
単純なタンク増設用途であれば、高圧補助タンクの方が優位になるものの、接続に専用ホースが必要だったりコンプレッサの連結動作時には補助タンクが使えなかったりなどの制限もあるので、そういう状況下では汎用的に使える常圧タンクが求められるシーンもあります。