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2020年9月3日

本体重量50gのゲーミングマウス Mad Catz R.A.T.1レビュー 

本体重量50gのゲーミングマウス Mad Catz R.A.T.1レビュー 

軽くて使いやすそうなマウスはないかなと探していたら、Mad Catzの R.A.T.1というゲーミングマウスを見つけました。

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見た目通り軽くて長時間のマウス操作でも疲れません。しかも見た目に反して案外使い勝手がいいんですコレ

50gという超軽量マウス

Mad Catzといえばゲーミングデバイスで有名なメーカですが、その中でも本体重量50gというキワモノっぽいフレーズに惹かれて、ゲーミングマウスR.A.T.1を購入してしまいました。ゲーミングマウスはすでに同社のM.M.O.7を使っているのでゲーム用途には使いませんが、この超軽量な本体重量はオフィス用途にすさまじい力を発揮してくれます。

エレコムやバッファローの軽量マウスはほとんどが小型サイズで、持ち運びなどのモバイル用途には向いていますが実作業にはどうにも違和感があります。しかし、このR.A.T.1は50gという超軽量なのに大きさは普通のマウスと変わらないという特徴があります。

ゲーム以外でマウスをよく使う作業といえばワードやエクセル、あとはウェブブラウジングなどでしょうか。このマウスは非常に軽いので長時間の連続作業に使っても全く苦じゃありません、どちらかといえばゲームに使うよりも長時間の作業に適したマウスだと思います。

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パソコンメーカ付属のマウスと比べると非常に軽く、コードも柔らかい素材が使われており取り回しやすい。ホイールも段差がついているので回しやすいのがgood
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R.A.T.1はマウス本体、フレーム、パームレストの三つの組み合わせでできている。フレームと本体を取り外せば超小型マウスとしても使用することができる。
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フレームを外したところ。ボタン部分が残るのでマウスの機能は何一つとして失われていない。しかしこの状態で使うことはあるのだろうか…

ちょっとうれしい機能ボタン

普通の小型マウスは軽い分機能が乏しくて機能ボタンは戻るボタンの1つしかついていません。

その点、R.A.T.1はゲーミングマウスというだけあって普通のマウスよりボタンが多く、ボタンごとに細かいキー割り当ても可能です。この辺は普通のマウスと比べた場合、メリットになるかもしれません。

私は左右のクリックの真ん中にレバーボタンに「戻る」と「進む」を割り当てて使っています、この機能はウェブブラウジングや写真の閲覧なんかにとても便利なんです。

3Dプリンタで自由にカスタマイズ可能

パームレスト部は公式ホームページで3Dプリンタデータが公開されていて、好みに合わせてパーツを自由にカスタマイズできるらしいです。ホントはパームレストだけじゃなくてフレームの3Dデータも公開してほしかったのですが…

本体とフレームは結構がっちりはめ込むタイプなので3Dプリンタじゃ強度が足りないんでしょうか。それとも精度の問題かな。3Dプリンタを購入したら是非自分仕様のパーツでカスタマイズしたいと思ってます

ゲーミングマウスとしてはちょっと物足りない部類ですが、実用用途ではかなりいいマウスです。値段も多ボタンやブランド製を考慮したらこんなもんでしょうか。

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