電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2023年8月に18Vシリーズの充電式ハンディソー MUC150Dを発売する。ガイドバー長150mm仕様でより太い枝の切断作業に対応する。本体標準小売価格は36,400円(税別)
目次
マキタ 充電式ハンディソー MUC150D
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、2023年8月に充電式ハンディソー MUC150Dを発売します。
MUC150Dは、2022年10月に販売を開始した充電式ハンディソー MUC101Dの150mmガイドバーモデルです。18Vバッテリーとブラシレスモータの搭載で本格的な切断作業に対応します。
50mLのオイルタンクを内蔵しており、チェーン部への給油を自動で行う機能を備え、ちょっとした木材の切断作業やDIYでの庭園整備作業に活用できます。
1充電当たりの作業量は、Φ50mmヒバ材切断 約440回の切断作業に対応。販売仕様は、バッテリ充電器が付属するDRGと本体のみのDZで販売します。
- MUC150DRG 本体のみ 希望小売価格71,500円(税抜)
- MUC150DZ 本体のみ 希望小売価格36,400円(税抜)
製品仕様(100mmモデル MUC101D比較)
製品名 | MUC150D | MUC101D |
---|---|---|
外観 | ||
ガイドバー刃長 | 150mm | 100mm |
チェーンスピード | 8m/s | |
チェーン形式 | 80TXL-32E | 80TXL-26E |
オイルタンク | 55mL | |
バッテリー | 18V | |
重量 | 2.0kg | 1.9kg |
寸法 | 459×90×249mm | 408×90×249mm |
本体価格 | 36,400円(税別) | 33,800円(税別) |
販売年月 | 2023年08月 | 2022年10月 |
製品の特徴
「ガイドバー150mm仕様のマキタハンディソー」
MUC150Dは、2022年10月に発売した充電式ハンディソー MUC101Dのをベースにガイドバーを150mmに延長したモデルです。
ガイドバーが従来よりも長くなったことで、太い枝の切断作業もスムーズにこなせるようになりました。使用シーンも拡大したので、多様な作業に対応できるようになりました。
チェーンオイル自動給油で注油の手間を省く
55mLのオイルタンクを内蔵しており、使用時に自動で注油するので作業時の手間を省きます。
100mm/150mm共用のホルスタも同時発売
専用アクセサリとして収納・持ち運びに便利なホルスタも同時発売。ベルト装着タイプなので腰に下げて使用できます。
ちなみにこのホルスタは、100mmモデルのMUC101Dにも対応しています。
ユーザー要望を受けた150mmモデル
今回の150mm充電式ハンディソーは、ガイドバー長を変えたマイナーチェンジモデルであり、ユーザーの強い要望を受けて発売したものと予想しています。
100mmモデルでは対応できなかった伐採作業も行えるようになったので、汎用性という意味で従来製品よりも人気の出そうなモデルです。
スライド10.8Vモデルで150mm仕様が出ないのは残念ですが、バッテリー出力的な仕様を考えるとパワー不足になりそうなので仕方のないと言えるのかもしれません。もしかしたらスライド10.8VモデルのMUC100Dに150mmガイドバーを装着できるかもしれませんが、ガード部分の長さが合わないのでやめておいた方がよさそうです。
よく比較される工具
2022年10月発売
関連アクセサリ・別販売品・消耗品
チェンソー作業用品
※林業、土木作業業、造園広義業等、業種に関わらずチェンソー下肢防護衣の着用が義務化されました。(2019年8月1日より)