
ミルウォーキーツール・ジャパン合同会社(本社:東京都板橋区)は、2025年4月1日(火)よりQUIIK-LOKパワーヘッド (M18 FOPH2-0 JP) の日本正式販売を開始する。31ccエンジン式を上回るパワーと別売の豊富なアタッチメントで幅広い作業に対応する。公式ストア価格は65,780円(税抜)
目次
ミルウォーキー QUIIK-LOKパワーヘッド M18 FOPH2
ミルウォーキーツール・ジャパンは2025年4月1日(火)よりQUIIK-LOKパワーヘッド M18 FOPH2の日本正式発売を開始します。

M18 FOPH2は先端アタッチメントを付け替えることで多彩な作業に対応する製品です
モータ部は31ccエンジン式を上回るハイパワーと高トルクにより、加工な作業においても常に最高回転数をキープでき、即時的なスロットル応答により瞬時のパワー出力とコントロール性を発揮します。
QUIIK-LOKパワーヘッドシリーズは、多彩な作業を実現する13種のアタッチメントを展開しており、緑地管理作業から清掃作業まで幅広い作業をサポートします。
販売仕様は、本体のみの仕様でM18 FOPH2-0 JPとして販売を行い、アタッチメントは別売で展開します。2025年4月1日の発売時点では、ヘッジトリマ、ブロワ、耕運機、ロータリー刈払機の4種のアタッチメントと延長ポールアタッチメントが同時発売します。
- M18 FOPH2-0 JP 公式ストア価格65,780円(税抜)
製品仕様
製品名 | M18 FOPH2 |
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外観 | ![]() |
対応バッテリー | M18 FUEL |
無負荷回転数 | 低速:6,440min-1 中速:7,560min-1 高速:8,680min-1 |
重量 | 2.9kg (本体のみ) |
本体価格 | 65,780円(税別) |
日本販売年月 | 2025年04月 |
製品の特徴
「アタッチメントの付け替えで多彩な作業に対応」

M18 FOPH2は先端アタッチメントを付け替えることで多彩な作業に対応できる製品です。
発売時点では4種のアタッチメントと延長ポールのみ
2025年の発売時点では、ヘッジトリマ、ブロワ、耕運機、ロータリ刈払機の4種のアタッチメントしか展開されておらず、QUIIK-LOKパワーヘッドで行える作業は限られています。
先行して展開が行われている海外地域では、ナイロンヘッドやポールソー、パワースイープなどの園芸用途から屋外清掃まで使える全13種類のアタッチメントを展開しているので、今後のミルウォーキーツール・ジャパンによる追加アタッチメント展開に期待したいところです。


新しい選択肢になるパワーヘッドだが、チップソー非対応がネック
今回のM18 FOPH2のような製品はマキタ スプリットシリーズの印象が強いのですが、実はこの手の製品は海外市場向けの製品であり、マキタやミルウォーキーに限らず、DeWALTやECHOなどの園芸機器を取り扱う有力メーカーも海外市場で販売を行っています。
日本市場に関しては、今回のような緑地管理を行う製品の需要が低いのでマキタ以外のブランドは製品展開を行っておらず、事実上マキタによる独占市場のような状態だったのですが、今回のミルウォーキー QUIIK-LOKパワーヘッドの参入によって新たな選択肢が生まれることになりそうです。
ただし、QUIIK-LOKパワーヘッドに関しては、日本市場で広く使われているチップソーカッタに対応する刈払いアタッチメントが無く、刈払い作業に関してはナイロンコード(日本未発売)かロータリー刈払いアタッチメントしか選択肢が無いので、普通の刈払い作業で使うには物足りないのが欠点となりそうです。
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