
ミルウォーキーツール・ジャパン合同会社(本社:東京都板橋区)は、2025年10月1日(水)より充電式ツライチ鉄筋カッター(モデル番号 : :M18 FRBCO32-0 JP) の日本正式販売を開始する。直径10-32mmの鉄筋切断に対応し、切断が終了すると、自動でブレードの回転を停止させる「停止モード」搭載する。公式ストア価格は162,800円(税込)
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ミルウォーキー ツライチ鉄筋カッター M18 FRBCO32
ミルウォーキーツール・ジャパンは2025年10月1日(水)より充電式ツライチ鉄筋カッター M18 FRBCO32の日本正式発売を開始します。

M18 FRBCO32は、ミルウォーキーM18シリーズの充電式ツライチ鉄筋カッターです。
直径10-32mmの鉄筋と32mm径までのパイプ・ねじ棒の切断作業に対応しており、15.9mmの鉄筋を約2秒で切断可能な仕様を備えています。
スイッチ構造は安全性に優れたパドルスイッチを採用しており、1秒で停止するRAPIDSTOPブレーキ機能と切断終了時に自動でブレードの回転が停止する停止モードを搭載し作業性にも優れています。
販売仕様は、本体のみのM18 FRBCO32-0 JPで販売します。
- M18 FRBCO32-0 JP 公式ストア価格 162,800円(税込)
M18 FRBCO32 製品仕様
| 製品名 | M18 FRBCO32 |
|---|---|
| 外観 | ![]() |
| 切断可能径 | 10~32mm |
| ブレード径 | 137mm |
| スイッチ | パドルスイッチ |
| 無負荷回転数 | 2,000min-1 |
| 対応バッテリー | M18 |
| 重量 | 3.6~4.7kg |
| 寸法 | – |
| 本体価格 | 162,800円(税込) |
| 販売年月 | 2025年10月 |
製品の特徴
「15.9mmの鉄筋を約2秒で切断可能なツライチカッター」

M18 FRBCO32は、ミルウォーキーM18シリーズの充電式ツライチ鉄筋カッターです。
15.9mmの鉄筋を約2秒で切断可能な性能を持ち、きれいで速やかなツライチ切断を実現します。
パドルスイッチ仕様で安全性が高い

握った時だけ動作するパドルスイッチを搭載。不意に手を離したときなどでも動作が止まるので安全性が高い仕様となっています。
簡単に交換できるブレード取り付け構造

レンチ1本でブレードを交換できる取り付け構造を搭載。
切断が終了すると自動的にブレード回転を停止

切断の終了を検知して自動的にブレードを停止する停止モードを搭載。
3位置に設置可能なサイドハンドル

ヘッド部左右と上側にサイドハンドルを固定できるネジ穴を搭載。作業に応じて柔軟に切り替えができます。
ミルウォーキーならではのメカ部とモータ部を一体化した設計が強み
充電式ツライチ鉄筋カッターは、マキタ用のオグラ製とHiKOKI用のIKK製が代表的でした。今回ミルウォーキーが参入し、第三の選択肢が加わりました。価格もオグラ、IKKと同水準で、導入しやすい範囲と言えそうです。
今回のミルウォーキーのツライチ鉄筋カッターの大きな特徴は、国内流通品と異なり機構部・モータ部を一体で設計している点です。オグラはマキタ、IKKはHiKOKIのディスクグラインダをベースとしているため、機構とモータの設計思想が分かれますが、ミルウォーキーは自社で完結しています。
その強みとして挙げられるのが、機構とモータの協調制御です。たとえば、切断完了を検知して自動でブレード回転を止める「停止モード」は、負荷検知とモータ制御が連携して初めて実装できる機能です。
ささやかな付加機能ではあるものの、国内他社にはない独自性であるため、この操作感や動作を評価して、ミルウォーキーのツライチカッターを製品選定の候補に加えてみても良いのかもしれません。


(4.5 / 5)



