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Milwaukeeの最新ケースは機能的で超タフネス!

そんな中、海外の電動工具ブランドのMilwaukeeは日本の工具メーカー勢より遥かに進んだ高性能高耐久ケースを開発しています。
MilwaukeeのPACKOUTシリーズは容量が大きくて耐久性も非常に高く、防水機能までついた超高性能なケースです。今回は従来の工具ケースとどのような点が違うのか紹介していきます。
スライドさせるだけで脱着可能

このPACKOUTシリーズはケース同士をスライドさせるだけで連結させることができます。
今までのケースは連結用のラッチで固定しなければケース同士の連結ができなかったため、連結・分解するたびに4つのラッチを弄らなければならずちょっと手間でしたが、この方式であれば一瞬で連結・分解することができます。

ケースだけじゃない!バックも連結可能!

いままで連結できるケースと言えばハードケースのみで、連結できるソフトケースはありませんでした。
手工具などを収めるには収納時にガラガラ揺れてしまうハードケースよりもソフトケースの方が向いていいるため、ソフトケースも連結することで電動工具以外の工具も一気に運搬することが出来るようになります。
これによってほぼすべての工具を1つのケースに収める事が可能になったので、運搬や移動の手間を大きく減らせることが出来ます。
工具とアクセサリを同時収納できる大容量!

PACKOUTシリーズは容量が非常に大きく、電動工具の他に消耗品や手工具・充電器まで同時に収納することが出来ます。
工具を保管する場所の他、ハンドツールや消耗品などほとんどの現場作業に必要なものを収納することが出来ます。
コンクリートブロックを落としても壊れない耐衝撃!
電動工具は非常に高価なものなので、それを保管するケースも高耐久であるに越したことはありません。
PACKOUTは防塵・防水性能IP65を取得しているらしく、内部の工具を十分保護することが出来ます。またケースの素材も耐衝撃性のポリマーを使った非常に丈夫な素材を使用しており、真上からコンクリートブロックを落下させても破損しません。

今、電動工具を収納する工具ケースが熱い!
現場作業を行う場合、様々な工具を持って移動することがあります。車に工具箱を積んだり消耗品を運んだり何台もの工具を積載したりと、現場作業の準備だけでも非常に手間がかかってしまいます。
そんな問題を解決するためにマキタから工具をまとめて収納できるマックパックシリーズなどが発売されました。これはケースごとの連結・消耗品の収納・カートやトローリでの運搬など、電動工具に付属するケースにはない多機能性で運搬の手間が非常に楽にすることが出来ます。
マックパックには工具ケースの他にクーラーボックスなどもあり、更に他メーカー(日立工機)による同構造のシステムケースの販売などもあり、今後の電動工具のケースは運搬がしやすい連結タイプのケースが主流になるのかもしれません。

まとめ
やはり海外の電動工具メーカーはDIYの本場だけあって、先進的で非常に高性能な製品を開発しています。
今まで工具の収納ケースと言えば、ただ工具を収納できればOKというものでありケース自体に機能性や運搬性などは大して考えられていませんでした。しかし、このPACKOUTシリーズは工具を保管するケースにも機能性を持たせようというコンセプトを元に、現場作業者の事を考えて作られたケースです。
機能性を持たせ、工具の保護も考えたIP56、更にケースの耐久性を十二分に向上させたPACKOUTは現状で最も多機能なケースであると言えるでしょう。
現在MilwaukeeのPACKOUTシリーズはまだ未発売であり、2017年の9月に北米で販売が予定されているようです。