近年では携帯型の翻訳機の人気が高まっていて「ポケトーク」の大ヒットを皮切りに、翻訳機分野には様々な新規参入メーカーが現れ、各社様々な特徴を備えた翻訳機が販売されるようになりました。
今回は翻訳機「Langogo」をご提供頂いたので、実際の使用感や翻訳精度、本体デザインなどをレビューしていきます。
目次
簡単に翻訳機能が使えるLangogo
Langogoの使い方は非常にシンプルです。
使いたいときは電源を入れてから側面の翻訳ボタンを押して喋るだけでOK。操作性が非常にシンプルなので、この部分に関してはあまり紹介するところがありません。
Langogoは双方向翻訳に対応しているので、外国語と日本語で相互に翻訳してくれます。
他の翻訳機とLangogoが違う点
日本での翻訳機代表機種はソースネクストの「ポケトーク」で、そのヒットを皮切りに各社様々な特徴を備えた翻訳機を販売されるようになりました。
今回紹介するLangogoでは下記のような特徴を持っています。
・世界104国語の翻訳に対応(2019年7月時点)
・双方向翻訳
・オフライン翻訳に対応
・ノイズキャンセリング機能搭載で音を拾いやすい
・eSIMを搭載
・WiFiルーターとして使用可能
この中で、他の翻訳機と比べても尖ってる機能だなーと思ったのが下の2点です。
eSIM+WiFiルーター内蔵で海外でもすぐ使える
海外に翻訳機を持っていくならこの機能があれば使いやすいんだろうなと思った機能が、eSIMの搭載です。
eSIMとはSIMカードなしで通信できるようになる組み込み式のSIMカードの事で、SIMカードを差し込まなくても、デバイスの画面から直接通信契約ができる機能の事です。
海外などで急にプリペイドSIMが必要になったときは、購入手続きの外国語でのやり取りが必要になってくる場合もありますが、eSIMでは画面だけですぐ通信契約ができるのでとても便利です。
eSIMでの契約は海外キャリアにしか対応していませんが、最近だと国内キャリアのIIJが対応し始めたので、近いうちに国内でもeSIMに対応できるかもしれません。
もちろん、通常のSIMスロットも搭載されているので、プリペイドSIMなどを差し込んで使用する事もできます。
英語・日本語・中国語・韓国語に対応したオフライン翻訳
2019年5月のアップデートでは「オフライン翻訳」機能が追加され、ネットワークに接続していなくても翻訳ができるようになりました。
オフライン翻訳では英語・日本語・中国語・韓国語の4言語に対応しています。
オフラインだとLangogoの特徴である大規模言語データベースからの高い翻訳精度は失われてしまいますが、ネットワークが不安定な場所でも使えるのは非常に魅力的です。
普段使いでLangogoはどんな感じで使えるか
最近では英語学習のために翻訳機を使用するユーザーも多いそうです。
Langogoは映像からの認識精度も高く翻訳速度も速いので、気に入った作品の英語文字起こしなどにも使えます。
翻訳したログをPDF化する事もできるので、個人的な用途としては取材などにも使用できそうだなと考えています。
これまでも技術展などの海外コーナーに興味があって取材したいブースもでブースの説明員が中国語しか喋れなかったりで説明をうまく受けられなかった事もあったので、Langogoを使って積極的に取材ができるようになるかなと考えています。
その他、外観周りの色々細かい部分など
まとめ:満足度が高い翻訳機、今後のアップデートにも期待
普通に使ってみた限りでは、使いやすい翻訳機といった印象を受けるLangogoです。特に不満点もないのでこのまま使えるまで使ってみようと思う翻訳機でした。
特にLangogoで個人的に注目しているのがアップデートです。最近のアップデートではオフライン翻訳機能に対応するようになりました。
アップデートや機能追加などが一切行われない製品もある中で、Langogoは今後も機能追加などが告知されており、今後もアップデートによってより便利さが増していく翻訳機となるのかもしれません。
今回レビューするにあたり割引クーポンもあります。翻訳機には様々なものがありますが今回使ってみたLangogoで特に問題などはありませんでした。翻訳機を使ってみたい方はLangogoを検討してみてはいかがでしょうか。