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【はんだごてレビュー】 サンハヤト はんだシュッ太郎NEO|はんだ作業のリワークに必須!|

電子工作や基板にはんだ付けしている時、誤って別の部品をはんだ付けしてしまったりブリッジさせてしまい、リワークのためのはんだ除去に手間取ってしまう方も多いのではないでしょうか。

このような場合、はんだ吸い取り線や吸い取り器を使ってはんだを除去しますが、今回紹介するのは、はんだを快適に除去できるサンハヤトの『はんだシュッ太郎』です。

はんだシュッ太郎ではんだ付けのリワークも快適

サンハヤト はんだシュッ太郎NEO

  • はんだごてとはんだ吸い取り器が一体になったリワークツール
  • はんだ吸い取り作業が片手で行える
  • 過熱と吸い取りを同時に行うのでスルーホールの奥まで吸い取れる
  • コテ先温度が高く熱容量も大きいので注意

はんだシュッ太郎は、はんだこてと吸い取り器が一体型になった、片手ではんだリワークが出来るようになったリワークツールです。通常の半田吸い取り線や吸い取り器でのはんだ除去は、はんだごてと除去する道具で両手がふさがってしまい作業性が良くなかったんですが、はんだシュッ太郎なら快適にはんだを吸い取ることが出来ます。

はんだを除去するにははんだを熱して「毛細管現象で吸い取る」「バキュームで吸い取る」の2つの方式がありますが、このはんだシュッ太郎は「バキュームで吸い取る」方式です。

はんだシュッ太郎では過熱と吸い取りを同時に行えるのが特徴で、高価な自動はんだ吸い取り器と同じように熱容量の大きいベタパターンや両面スルーホールなどのはんだも綺麗に除去することができます。

はんだシュッ太郎の使い方

はんだごて こて先
①はんだシュッ太郎をコンセントに接続して、こて先が十分に加熱するまで待つ。
goot こて先クリーナー ST-40
②十分に温まったら、こて先をクリーニングする。こうすることではんだが溶けやすくなり、基板の汚染なども防止できる。必要に応じて予備はんだもつけておこう
③はんだシュッ太郎上部のピストンを押し込んで吸い取る準備をする。ばねが伸び切るとラッチが掛かって固定でき、この状態でボタンを押すとはんだを吸い取ることができる。
④吸い取りたいはんだ部分にこて先を当てて、はんだが溶けるまで待つ。この時こて先を少し揺らすとはんだの溶けが良くなる(はんだの量やベタのパターンによって解ける時間が異なるので注意)
⑤はんだが溶けた状態でピストンのロック解除ボタンを押すと、溶けた半田が勢いよく吸い取られ、はんだの除去完了となる。
⑥うまくはんだを除去できたら交換したい部品を取り外す。上手く除去できていればスムーズに取り外せる。

長く使うためのメンテナンスも忘れずに

はんだを吸い取ると吸引ポンプ内にはんだが貯まっていきます。はんだを貯め続けると、はんだ屑がプラスチックやOリングを痛めてしまうので、適度にはんだを捨ててグリスを塗りなおす必要があります。

グリスの再塗布ですが、一部の金属用グリスなどは樹脂に対して攻撃性があるので、このようなグリスを使うとOリングの早期劣化を招く場合があります。グリスは「プラスチック用」「Oリング向け」のものを選ぶと良いでしょう。

替えこて先も安い はんだシュッ太郎


T-33 はんだシュッ太郎NEO HSK-300交換用先端チップ

はんだ吸い取り器はヒーター温度が高いためコテ先の早期劣化を招きやすく、注意しないとすぐにコテ先が酸化しはんだの濡れ性が悪くなってしまいます。

ケミカルペーストなどを使うことでコテ先の濡れを戻すこともできますが、劣化の深度によってはリムーバーを使ってもすぐに元の状態に戻ってしまうことがあります。吸い取り器のコテ先は特殊な形状になっているため高価な事が多いのですが、お手頃価格で手軽に交換できるようになっています。

残念ながら、ヒーターや吸引ポンプは別売りの部品がないようなので壊れてしまった場合は本体ごと買い替えとなります。

こて先温度が高く熱容量も大きいので、熱しすぎに注意

非常に便利なはんだシュッ太郎ですが、こて先温度が高く熱容量も大きいので、熱しすぎて基板を破損しないように注意しましょう。

こて先の最高温度が400℃と高い温度になっているため、熱で銅箔のパターンを剥がしてしまったり電子部品を破損させてしまったりと、修理のためのリワーク作業が新たなリワークの原因になってしまうことがあります。はんだリワークの鉄則は「過熱時間をできるだけ短く」することです。

まとめ|回路基板のリワークに必須な便利道具


サンハヤト はんだシュッ太郎NEO 45Wタイプ HSK-300

はんだシュッ太郎は、少し難しいはんだリワーク作業を快適に行えるようにする画期的な道具です。これ一本あるだけで再はんだの作業性が驚くほど変わります。

はんだ吸い取り線や吸い取り器によるはんだ除去は慣れや経験が必要になりますし、ポンプ式の自動吸い取り器は価格も高く電子工作には少し値の張るツールでもあります。

はんだ付けを行うときには、これ一本持っておいて困ることはありません。非常に便利なので、修理や電子工作を一本用意しておくとリワークや家電の修理に心強い味方になってくれます。

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