電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2021年1月に18V充電式高枝ヘッジトリマ MUH753SDを発売する。MUH753SDは、2020年2月に発売したMUH503SD/MUH603SDの750mmブレード対応モデル。
目次
マキタ 750mm充電式ヘッジトリマ MUH753SD
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、2021年1月に750mmブレード対応の18V充電式ヘッジトリマ MUH753SDを発売する。
MUA251DZは、2020年2月に発売したMUH503SD/MUH603SDの750mmブレード対応モデル。ブレード長が伸びたことでより広く、より早い剪定作業に対応できる。
1時間当たりの連続使用時間は高速モード時で約1時間5分。ハイパワーブラシレスモータと定回転制御の搭載により高出力・高耐久・メンテナンスフリーを実現。エンジン式の同クラスヘッジトリマよりも1.2kg軽量化され、取り回しにも優れる。
販売仕様は、バッテリー・充電器が付属するMUH753SDGX、本体のみのMUH753SDZで販売される。
- MUH753SDGX 本体・バッテリBL1860B×2本・充電器DC18RF (税別)96,500円
- MUH753SDZ 本体のみ(税別)53,600円
MUA251DZ 製品仕様
製品名 | MUH753SD |
ブレード長さ | 750mm |
有効長 | 700mm |
最大切断径 | Φ18mm |
ストローク数 | 低速:1,000min-1 中速:1,800min-1 高速:2,200min-1 |
カット数 | 低速:2,000min-1 中速:3,600min-1 高速:4,400min-1 |
電源 | 18V |
1充電作業量 | 低速:3時間10分 中速:1時間20分 高速:1時間5分 |
重量 | 3.6kg |
寸法 | 1,200×282×143mm |
製品の特徴「より広く、より早く作業できる750mmブレード対応」
MUH753SDは、750mmのブレードに対応。エンジン式のヘッジトリマを超える作業性を実現し、プロの要求に応える効率の良い剪定作業を実現します。
ブレードには肉抜き軽量ブレードを採用で長いブレ―ドでもスムーズな取り回しを実現。チップレシーバは集草性に優れた最適形状で枝葉をしっかりキャッチ。
クラス最軽量
軽量ハイパワーなブラシレスモータとマグネシウム着やハウジングの採用により軽量化と高剛性を実現。
マキタ同クラスのエンジン式ヘッジトリマ(MUH603SD)比較で-1.2kg軽量化。長時間作業でも疲れにくい軽量ボディ。
ハイパワー駆動+スムーズ切断
高出力・高耐久・メンテナンスフリーのブラシレスモータを搭載。負荷が掛かっても回転数が落ちにくい定回転制御も搭載。22mLエンジンを超える使用感を達成。
ブレードは偏角拝み刃形状を採用し、優れた導入性&枝が逃げにくい構造が特徴。刃付け角度の鋭角化と、精密な刃先合わせで優れた切断能力を実現。
3段階ボタン変速で作業に合わせたストローク数調整
仕上げ作業に合わせてストローク数を調整可能。
ラバースリーブ×7の低振動防振構造で疲れにくい
各所に配置されたラバースリーブが振動を吸収。揺れが少ないので疲れにくく、騒音が気になる現場でも低騒音で安心。
作業の中心に重心を置く優れた製品バランス
重心バランスを最適化することでヘッジトリマ本体との一体感を高め、取り回しも向上。疲れにくく作業しやすい剪定作業を実現。
防滴・防じん アプト搭載
屋外や水の舞う現場でも使用できる防滴・防じん構造APTを搭載。
待望の750mmブレード、充電式園芸機器の充実が進む
今回のMUH753SHは、充電式ヘッジトリマとして最長の750mmブレード対応モデルです。マキタの750mmヘッジトリマはエンジン式のLT7500Hしかなく、MUH753SHの登場によって全クラスのヘッジトリマがバッテリーに置き換えられるようになります。
使用時間についても高モード時の動作が無負荷で約1時間5分確保されており、常に剪定を行っている状態でも40~50分は作業できると考えられます。充電器DC18RFの6.0Ahバッテリーの充電時間が40分であることを考えれば、バッテリー2個もあれば作業を止めずに連続稼働できます。
電源の乏しい公園整備や歩道の選定作業では、背負い式バッテリーなどを必要としたいところではありますが、エンジン式を完全に置き換えられるようになった点は大きなメリットです。エンジン式のヘッジトリマは次第に姿を消し、充電式が主流になると考えられます。