研削・研磨工具を製造販売する株式会社レヂトン(本社:東京都新宿区)は、2023年3月にコードレススイングローラー CLSR-50を発売する。マルチボルトアライアンスに対応しHiKOKIマルチボルトバッテリーで動作する黒皮剥離機で作業範囲50mm幅によりオフセット砥石と比べ作業効率が大幅に向上している。
目次
レジトン コードレススイングローラー CLSR-50
研削・研磨工具を製造販売する株式会社レヂトンは、2023年3月にコードレススイングローラー CLSR-50を発売します。
CLSR-50は、50mm幅の砥石を装着する鉄骨黒皮剥離機です。通常のオフセット研削砥石と比べ作業効率が大幅向上しており、鉄骨などの黒皮剥がしや広い範囲のさび落とし作業に対応します。
HiKOKIマルチボルトアライアンスに参画している製品で、同社が展開するマルチボルトバッテリーで動作します。
- CLSR-50
製品仕様
製品名 | CLSR-50 |
---|---|
外観 | |
バッテリー | HiKOKI マルチボルト |
作業範囲 | 50mm幅 |
回転速度 | 5000min-1 |
重量 | 5.0kg |
寸法 | – |
本体価格 | 375,000円(税別) |
販売年月 | 2023年03月 |
製品の特徴
「スイングローラのコードレスモデルが登場」
CLSR-50はHiKOKIマルチボルトバッテリーで動作する鉄骨黒皮剥離機です。
従来モデルのESR-50eと同じような使い勝手でコードレス化を実現しており、新たに1~5までの回転数調整+オートモード(A)を搭載しています。用途に合わせて回転数を調整できるので幅広い研削作業に対応します。
マルチボルトアライアンスによるコードレス化で使い勝手が向上
今回のレヂトンCLSR-50は、HiKOKIのマルチボルトアライアンス戦略とほぼ同時期に発売されたサードパーティ製品です。
製品の母体としてはHiKOKI G3610DAをベースにしたモデルであり、HiKOKI純正品と区分けのための特注カラーのモータボディ部にレヂトンがスイングローラヘッドを装着したモデルと予想されます。ACアダプタのET36Aを活用したい製品ではあるのですが、母体のG3610DAは公式には非対応となっているのでその点が惜しい製品と言えます。
販売仕様についてですが、レジトンの販売ページには付属品や販売価格等の情報が無いため詳細は不明となっています。オンライン上の販売ページはいくつかあるものの、価格にムラがありバッテリー充電器付属品の有無もハッキリしないので、購入前に一度付属品の有無を確認しておくのがおすすめです。
またレヂトンが供給するCLSR-50用の純正バッテリーもあるのですが、そちらはHiKOKiの標準小売価格にさらに上乗せされて販売されているバッテリーなので市場価格の数倍で販売されています。HiKOKiマルチボルトアライアンスに参画する製品なのでHiKOKIが販売するマルチボルトバッテリーでも問題なく動作します。バッテリーの買い増しの場合にはHiKOKI品を購入しましょう。