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【HiKOKI (旧日立工機)新製品】ET36A|コードレス電動工具をコンセントから直接給電!

【HiKOKI (旧日立工機)新製品】ET36A|コードレス電動工具をコンセントから直接給電!

HiKOKI(旧 日立工機)から、AC100Vをコードレス電動工具に使えるようにする変換アダプタET36Aが発売された。

コンセントから直接使用できるアダプタの再登場を望んでいたユーザーは多かったのだが、マルチボルトによる電動工具の36V化によって10数年ぶりに実現された形だ。

ついに登場、AC100Vコンセント バッテリー変換アダプタ ET36A

  • AC100Vコンセントからコードレス電動工具を直接給電できるアダプタ
  • Hikoki マルチボルトシリーズに対応した変換アダプタ
  • バッテリー残量を気にせず連続作業が可能
  • 中継の変換ボックスがあり、サイズが大きい
  • グラインダはブレーキが使えなくなるため非対応

AC100Vのコンセントからコードレス電動工具に直接使用できるアダプタは、電動工具を持つユーザー全てが待望していた製品だろう。

ET36Aは、AC100Vのコンセントからコードレス電動工具へ直接装着して電動工具のバッテリーを不要にする変換アダプタだ。

コンセントをバッテリーに変換するアダプタの登場は実に20年ぶり?

コードレス電動工具の主流がニカド電池の頃は、各社からAC100Vのコンセントを直接バッテリーに変換できるアダプタが販売されていた。

過去には日立工機(現 HiKOKI)でも2001年にスーパーチャージャーET14DMという充電器が発売されており、バッテリーの充電とACアダプタの両方に対応したユニークな製品として好評だったのだが、リチウムイオンバッテリーの登場以降はコンセントから直接バッテリーアダプタに変換する製品は販売されていなかった。ET36Aは実に20年ぶりとなる製品だ。

対応製品は『マルチボルト』のみ

ET36Aは、マルチボルト36Vに対応した製品にのみ装着が可能だ。18V電動工具や、マルチボルト以外の36V電動工具には対応していない。

マルチボルトであれば、ほぼ全てET36Aに対応しているのだが、例外としてディスクグラインダーのみブレーキの効きが悪くなることを理由に非対応としている。

アダプタはバッテリーとほぼ同等の重量

ET36Aで着目したいのが重量だ。ET36Aのアダプタは0.8kgとなっており、BSL36A18の重量が700gと比べても100g程度の重量差しかない。しかし、ET36Aはコードを含んでいるため、実際の使用感としては1kg付近になるものと考えられる。

取り回しや扱い易さの面では、バッテリーと同じような使い方はできないと注意が必要だ。

まとめ|使いどころには悩むアダプタだが、やはりAC100Vアダプタは魅力的

既存の18V電動工具に対応していないのは残念だが、バッテリーの残量を気にすることもなく連続作業ができるようになったのは大きなメリットだ。

バッテリーが急に使えなくなった場合の予備や、バッテリーの充電が追い付かないほどの連続作業を行っている場合には、是非とも用意しておきたい1本と言える。

しかし、バッテリーを取り巻く環境は当時と異なっており、コードレス電動工具は20年前と比べ物にならないほど使いやすくなっており、AC変換アダプタが不要な工具もある。事実、インパクトドライバーなどの一部の電動工具ではAC100V電源を完全に置き換えているし、バッテリーの劣化も少なくなったため、電池を頻繁に買い替えることもなくなっている。

また、価格面でもBSL36A18バッテリー(2年保証付き)が2個変えてしまう実勢価格となっているため、バッテリーを使い潰すような使い方でない限りこの価格差を埋めるのは難しそうだ。単純な連続作業時間が目的であれば、大型バッテリーのBSL36B18もあるため、そちらとも検討したいところだ。

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