
電動工具を展開するミルウォーキーツール・ジャパン合同会社(本社:東京都板橋区)は、2026年9月1日にM12 FUEL 3/8インチ ラチェットレンチ M12 FIR38G2-0B0 JPを発売する。最大トルク95N・mと無負荷回転数400回/分を備え、ボタンとパドルを付け替えられるモジュール式トリガーを採用。公式サイト価格は36,080円(税込)
ミルウォーキー 3/8インチ ラチェットレンチ M12 FIR38G2
ミルウォーキーツール・ジャパンは2026年9月より、M12シリーズ 3/8インチ ラチェットレンチ M12 FIR38G2の日本正式発売を開始します。

M12 FIR38G2-0B0 JPは、M12バッテリーで使用する3/8インチの充電式ラチェットレンチです。
ソケットを電動で回すことで、ハンドルを繰り返し振りにくいエンジンルームや設備内部でのボルト・ナットの締付け、取り外し作業を効率化します。
本製品は、最大トルク95N・mと無負荷回転数400回/分を両立した新世代モデルです。従来機M12 FIR38の75N・m、200回/分に対してトルクと回転数の両方を引き上げているのが徴です。
販売仕様は、2種類のトリガーキャップとソフトケースが付属するM12 FIR38G2-0B0 JPで販売します。
- M12 FIR38G2-0B0 JP ボタントリガーキャップ・パドルトリガーキャップ・ソフトケース付属/バッテリー・充電器別売 参考価格36,080円(税込)
M12 FIR38G2 製品仕様
| 製品名 | M12 FIR38G2-0B0 JP |
|---|---|
| 外観 | ![]() |
| バッテリー | M12/12V |
| 角ドライブ | 9.5mm(3/8インチ) |
| 最大トルク | 95N・m |
| 無負荷回転数 | 0~400回/分 |
| ヘッド高さ | 19mm |
| 全長 | 303mm |
| 質量 | 0.9kg (2.5Ahバッテリー装着時) |
| トリガー | ボタン/パドル交換式 |
| 付属品 | ボタントリガーキャップ(標準装着) パドルトリガーキャップ ソフトケース |
| 参考価格 | 32,800円(税抜換算) |
| 発売日 | 2026年9月1日 |
製品の特徴
「高トルクと高速回転を両立した新型充電式ラチェット」

M12 FIR38G2-0B0 JPは、ミルウォーキー M12バッテリーで使用する3/8インチの充電式ラチェットレンチです。
最大トルクは従来のM12 FIR38から20N・m増えた95N・mとなり、無負荷回転数も200回/分から400回/分へ増加した性能向上モデルです。
全長303mm、ヘッド高さ19mmのコンパクト設計

全長は303mm、ヘッド高さは19mmのコンパクト設計で取り回しにも優れています。
重量は2.5Ahバッテリー装着時で0.9kgです。グリップには中央を絞ったくびれ形状を採用しており取り回しにも考慮された形状となっています。
ボタンとパドルを付け替えられるモジュール式トリガー

操作部には、ボタン・パドルを交換できるモジュール式トリガーを採用しています。
標準のボタンから付属のパドルへ変更でき、指先で押す操作と、広い範囲を握り込む操作を使い分けられます。
ブラシレスモーターと保護制御、給脂用ポートを搭載
駆動にはPOWERSTATEブラシレスモーターを採用し、REDLINK PLUSによって過負荷や過熱から工具とバッテリーを保護します。
作業箇所を照らすLEDライトも備えており、暗いエンジンルーム内でのソケット位置の確認を補助します。
ヘッドにはグリースポートを設けており、ラチェット機構の給脂メンテナンスも可能な仕様となっています。
マキタ WR101Dとの違い
同じ9.5mm角のソケットを使用する小型モデルとして、マキタのスライド式10.8V充電式ラチェットレンチWR101Dと比較します。

M12 FIR38G2はトルクと全長、WR101Dは回転数と貫通ソケットの使い方に違いがあります。
トルク地の比較としてM12 FIR38G2の最大トルクはWR101Dの2倍ありますが、全長は38mm短くなっています。一方、回転数はWR101Dが2倍あります。締付けの力と早回しのどちらを重視するかになりますが、締付け力であればM12 FIR38G2・回転速度が必要であればWR101Dとなります
また、WR101Dはソケットアダプタを外すと13mmの貫通ソケットとなり、M8全ねじのナット締付けにもできます。
| 製品名 | M12 FIR38G2 | マキタ WR101D |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() |
![]() |
| バッテリー | M12/12V | スライド式10.8V |
| 角ドライブ | 9.5mm | 9.5mm (付属アダプタ使用) |
| 最大トルク | 95N・m | 47.5N・m |
| 回転数 | 0~400回/分 | 0~800回/分 |
| 全長 | 303mm | 341mm (BL1015装着時) |
| 質量 | 0.9kg (2.5Ahバッテリー装着時) |
1.0kg (BL1015装着時) |
| トリガー | ボタン/パドル交換式 | 引金式 |
| 特徴的な機能 | グリースポート 交換式トリガー |
アダプタを外すと13mm貫通ソケット 着座時に自動停止 |
| 付属品 | トリガーキャップ2種類 ソフトケース |
ソケットアダプタ9.5 |
| メーカー公表価格 (税抜) |
32,800円 (参考価格の税抜換算) |
25,000円 (WR101DZ標準小売価格) |
狭所での操作性とトルクを重視する整備ユーザー向け
今回のM12 FIR38G2に関しては、高トルク化に加え、薄いヘッドと交換式トリガーが利点となる電動ラチェットです。エンジンルームや機械内部など、工具の入れ方や握り方に制約がある作業で検討したい製品でしょうか。
価格的なポイントとしては、WR101DZとの差額は7,800円高くなっています。昨今のマキタはスライド10.8Vシリーズにそこまで力を入れておらず、車両整備分野の電動工具においてはミルウォーキーの方が一歩進んでいる印象もります。
手工具やエア工具からの移行を考えている方であれば、ミルウォーキーの製品への移行を考えてもよいかもしれません。
スイッチに関しては、トリガーとパドルを入れ替えられる仕様になっており、好みで変えられるのは大きな利点と言えそうです。この点は、同じ機種で複数本買っても良いポイントかもしれません。








