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2022年3月19日

スタイルに応じて自由に形を変えらえるワイヤレス充電器「Artifit Z1」|Qi充電器レビュー

スタイルに応じて自由に形を変えらえるワイヤレス充電器「Artifit Z1」|Qi充電器レビュー

ワイヤレス充電Qiに対応した充電器が中国メーカーを中心に増えています。日本国内のメーカーからはあまり製品化されていないワイヤレス充電ですが、iPhoneやGalaxyなど海外製のスマホでは採用機種も増えつつあり、充電器も通販サイトでは様々な種類のワイヤレス充電器が販売されています。

私も非接触充電については「使うのかな?」と懐疑的な方だったのですが、一度使ってみると「結構便利!」と気に入ってしまい、何処でも使用できるように何台も非接触充電器を購入してしまいました。

今回紹介するのは、折りたたみ式のUCB Type-Cに対応した非接触充電器「Artifit Z1」です。

飛び出す折りたたみ充電器!「Artifit Z1」

今回紹介するのはQiに対応したワイヤレス充電器「Artifit Z1」です。ワイヤレス充電器と言うのは、ケーブルをつながなくても給電できる充電器の事で、電磁誘導を利用した充電器の事を言います。一般的には「Qi 」と呼ばれるワイヤレス充電規格に対応した充電器とスマホを使用することでワイヤレス充電が可能になります。

ワイヤレス充電には、 iPhoneでは8/8Plus X/Xs、AndroidではS8以降のGalaxyやXperia XZ2などが対応しています。非対応の場合でも、Qiレシーバーを装着することでワイヤレス充電に対応させることが出来ます。

さて、Artifit Z1は一見すると、よくある普通の板状の平面タイプのワイヤレス充電器に見えますが、実は面白いギミックが隠されています。

なんと、このArtifit Z1はワンタッチで充電パッドが飛び出して、平置きのワイヤレス充電器からスタンドタイプの充電器に変形させることができます。

Qiに対応した非接触充電器には色々なものがありますが、板形状のスマホを置くタイプとスタンド形状の立てかけるものがほとんどで、Artifit Z1のような両方を兼ね備えた折りたたみタイプは結構珍しいのです。

スタンド時にはアーム長さの調整もできる

スタンド状態にすると、アーム長さを調整してワイヤレス充電のパットの当たる位置を調節することができます。

スタンド形状のワイヤレス充電器は、充電パッドの位置が微妙にずれていると充電できないこともありますが、アームの位置を調整出来れば使用しているスマホに合わせて適切な位置に調節することができます。

ワイヤレス充電してみた!

ワイヤレス充電器は、上にスマホを置くだけで充電してくれます。

このArtifit Z1はスタンド形状になるギミックを搭載している関係上、少し充電可能範囲が狭いかな?という印象を受けます。スタンドを出さないで充電する場合は置く場所に気を付けなければ充電が開始しないかもしれません。

ちなみに、写真のスマホはiPhone5です。ワイヤレス充電に対応していないスマホなんですが、Qiレシーバーを取りつけているため、ワイヤレス充電器で充電できるようにしてあります。

Qiレシーバーを取り付ければ、 スマホ以外のデバイスも充電できるようになります。例えば、任天堂のSwitchだって充電できます。スタンド形状にすればワイヤレス充電クレードルとしてゲームしながら充電できるかもしれません(動作は保証しません)

Artifit Z1は側面に青色LEDが隠されており、充電中はゆっくり点滅する仕様となっている。

まとめ|少しずつ普及していくワイヤレス充電器は要チェック

少しずつ普及し始めているワイヤレス充電器も、安価な中国製のものが主流になってきて様々なアイデアを組み込んだものが販売されています。今回紹介したワイヤレス充電器は、スタンドになるギミックの他に、USB Type-C端子などにも対応しており、細かな部分に工夫がみられるワイヤレス充電器です。

一昔前には本当にただの板の形しかなかったワイヤレス充電器ですが、最近では面白いギミックを搭載した充電器や、デザイン性の高い充電器など様々なものが販売されています。

ワイヤレス充電器は複数台あっても困らないので、ワイヤレス充電に対応したスマホを持っている人には贈り物としてプレゼントするのも喜ばれるかもしれません。

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