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電動工具ブランドHiKOKIを展開する工機ホールディングス株式会社(本社:東京都品川区)は、2020年9月にスライド10.8Vシリーズに対応するコードレスワークライト UB12DAを発売します。UB12DAは同社のスライド10.8Vシリーズ初のライトで、0.3kgの軽量ボディが特徴、トーチライトとワークライトでシーンに合わせて使える2wayライトが特徴です。
目次
HiKOKIスライド10.8Vユーザー待望のコードレスライトUB12DA
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電動工具ブランド HiKOKIを展開する工機ホールディングス株式会社は、2020年9月にスライド10.8Vに対応するコードレスワークライトUB12DAを発売します。
UB12DAは、14.4V/18Vで販売されているUB18DJLのスライド10.8Vモデル。同社の展開するスライド10.8Vシリーズとして初のコードレスライト。
基本的な製品仕様はUB18DJLと同じ仕様でトーチライト光束85lm/ワークライト光束230lm、スライドフック搭載でパイプへの吊り下げ設置にも対応。ストラップフックとバンドは別売り。
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販売仕様は、本体のみ(NN)のみ販売。
- UB12DA(NN) 本体のみ(バッテリー・充電器別売)希望小売価格 6,100円(税別)
UB12DA 製品仕様
形名 | UB12DA |
外観 | ![]() |
LED構成 | トーチライト:3W ワークライト:0.5W×12 |
トーチライト光束 | 85lm |
ワークライト光束 | 230lm |
点灯時間(BSL1240M) | トーチライト:約13時間 ワークライト(強):約8時間 ワークライト(中):約15時間 ワークライト(弱):約27時間 |
点灯時間(BSL1215) | トーチライト:約4.5時間 ワークライト(強):約3時間 ワークライト(中):約5.5時間 ワークライト(弱):約10時間 |
寸法 | 205×95×66mm |
重量 | 0.3kg |
HiKOKIスライド10.8Vの製品拡充に期待
HiKOKIのスライド10.8Vシリーズは2019年2月のシリーズ展開以降、製品ラインナップ拡充が進んでおらず、シリーズ展開から1年半を経てようやく今回のライトが加わりました。
ここ最近はマルチツールCV12DAやセーバソーCR12DAなど新たな製品開発も進み、ようやくHiKOKIスライド10.8Vシリーズの本格始動が始まったかな、と思うところです。
今回のUB12DAの製品的な部分を見ると、14.4V/18VモデルのUB18DJLをスライド10.8Vに対応させただけのモデルで、製品的な特徴はほとんどありません。ただし、マキタのスライド10.8Vのラインナップと比較すると、マキタは同形状のワークライトを展開していないので、首振り式のワークライトを必要とするユーザーにとってはHiKOKIスライド10.8Vシリーズの魅力的な部分になると思われます。
HiKOKIスライド10.8Vシリーズはシリーズ展開開始から1年半が経過していますが、製品ラインナップ数は2020年9月時点で11機種と少なく、マキタの同シリーズと比較すると製品シリーズとして魅力の弱いシリーズです。今後の早急なラインナップ拡充と独自製品の開発に期待したいところです。