マキタから2019年4月に新型の充電式ファン『CF202D』『CF203D』が発売された。最新モデルのCF203Dは、前モデルのCF201Dと比べて小型化しながらもファン径は従来機種と同じ230mm、コンパクトながらファン風量が大きくなったモデル。首振り機能も搭載、さまざまな場所で使いやすい充電式ファンとなっている。
目次
ファン径を小さくせずコンパクト化した新型ファン
充電式ファン『CF202D』『CF203D』は、これまでマキタが展開してきた充電式ファンシリーズの最新モデルだ。
CF200Dシリーズの最新モデルのCF203Dは、前モデルのCF201Dより全高を約100mm低く抑え、ファン径は同じ230mmと同じ仕様なのが特徴です。最大風速は190m/minに向上。
首振り機能搭載
CF203Dには、CF200シリーズとして初めて首振り機能が搭載されている。
自動首振り機能は正面操作パネルの「首振り」ボタンでON/OFFを切り替える事ができる。自動首振り範囲は90°で、手動の首振り範囲の正面から±90°で首振り調整を調整が可能だ。
ツールレスでカバー脱着、清掃も簡単
CF203Dはツールレスでカバーを外せるのも特徴だ。
前面カバーを簡単に取り外せる構造となっているため、ファンに付着したほこりや粉じんなどの手入れも行いやすくなっている。内装工事などの現場を汚してはいけない場所などでは非常に重宝する機能だ。
連続使用時間も大幅向上
CF203Dでは動作時間も大きく伸びています。
前モデルのCD201Dが3.0Ahバッテリー強モード時で連続動作時間100分だったのに対し、今回のCF203Dでは3.0Ahバッテリーの強モード時で連続動作時間195分と2倍近く動作時間が延びている。
10.8Vで風量の大きいファンの登場は10.8Vユーザーにも嬉しい
マキタ 充電式産業扇 10.8V 本体のみCF202DZ【RCP】
同時発売となるCF202Dはスライド10.8Vシリーズに対応した充電式ファンだ。
これまでの充電式ファンはCF100シリーズなどの小型タイプのファンに限られており、10.8Vシリーズのラインナップに大きなファンは展開されていなかった。
今回のような中型ファンCF200シリーズの登場は、10.8Vシリーズを夏場メインで使うユーザーにとっても非常に嬉しい製品となるだろう。
前モデルとの比較
前モデルのCF201Dと比較すると、本体サイズが小さくなっている以上にスペック面での伸びが特徴的だ。
風速の向上は勿論、連続動作時間が大きく伸びているためバッテリー使用時にも細かな充電が必要なくなっているため非常に使いやすい製品となっている。
製品名 | CF203D | CF201D |
---|---|---|
製品外観 | ||
羽根径 | 230mm | 230mm |
最大風速 | 190m/min | 120m/min |
モード切替 | 弱・中・強 | 標準・強 |
本体寸法 高さ×幅×奥行mm |
447×333×140 | 523×3330×263mm |
質量 | 1.9kg | 2.2kg |
電源 | 14.4V/18V/AC | 14.4V/18V/AC |
他社モデルとの比較
製品名 | CF203D | UF18DSAL |
---|---|---|
製品外観 | ||
羽根径 | 230mm | 230mm |
最大風速 | 190m/min | 190m/min |
モード切替 | 弱・中・強 | 弱・強 |
本体寸法 高さ×幅×奥行mm |
447×333×140 | 620×370×264mm |
質量 | 1.9kg | 3.0kg |
電源 | 14.4V/18V/AC | 14.4V/18V/AC |