
電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2026年3月に40Vmaxシリーズの充電式背負ブロワ MUB004Gを発売する。40Vmaxバッテリの2本装着によって充電式ながらもエンジン式65mLクラスの最大風量19.1㎥/min・最大風速96.0m/sの圧倒的風力を実現する、本体標準小売価格は92,000円(税抜)
目次
マキタ 充電式背負ブロワ MUB004G
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、2026年3月に充電式背負ブロワ MUB004Gを発売します。

MUB004Gは、40Vmaxバッテリを2本装着する充電式の背負ブロワです。
ハイパワーブラシレスモータと高出力40Vmaxバッテリの装着によって充電式ながらもエンジン式65mLクラスの最大風量19.1㎥/min・最大風速96.0m/sの圧倒的風力を実現するモデルです
従来機の充電式背負ブロワと比べて約40V%の軽量化を実現しており、優れた取り回しによって、反動や質量による作業時の疲労を軽減します。
販売仕様は、本体のみのMUB004GZで販売します。

- MUB004G 本体のみ 希望小売価格92,000円(税抜)
MUB004G 製品仕様 (MUB002C比較)
| 製品名 | MUB004G | MUB002C |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() |
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| 電源 | 40Vmax | コネクタ接続 |
| 動作電圧 | 36V | 36V |
| 最大風量 | 19.1㎥/min | 19.0㎥/min |
| 風速 | 最大96.0m/s | 最大:71.7m/s 平均:60.0m/s |
| 重量 | 7.0~8.7 kg | 16kg (PDC1200含) |
| 寸法 | 242×585×522 mm | ノズルなし:267×565×715mm ノズルあり:1,368×696×715mm |
| 本体価格 | 92,000円(税抜) | 74,800円(税別) |
| 販売年月 | 2026年3月 | 2022年06月 |
製品の特徴
「充電式ながらもエンジン式65mLクラスを実現」

MUB004Gは、充電式ながらもエンジン式65mLクラスの最大風量19.1㎥/min・最大風速96.0m/sの圧倒的風力を実現する充電式背負ブロワです。
圧倒的な風力によってゴルフ場の整備や道路維持管理等、広範囲の落ち葉清掃をパワフルにこなせます。
背負ブロワなので作業時の反動を、本機で受け止め、大型のブロワながら腕の疲労も軽減します。

40Vmaxバッテリ2口並列仕様

40Vmaxバッテリを2本装着できる仕様で、BL4080Hバッテリ装着時にはLowモードで最大38分の連続作業時間に対応します。
バッテリ切れで1本目のバッテリ残量がなくなると、2本目に自動切替する仕様になっており、バッテリ1本でも使用可能です。

クラス最軽量8.7kgで取り回しに優れる

当社充電式背負ブロワ比で約40%軽量化しクラス最軽量8.7kg※を実現。長時間の作業でも疲れにくく、作業負担を軽減します。
コンパクトに収納可能で壁掛け用フック付き

バックルでノズルをハーネス部に簡単ワンタッチ固定。背負面にあるフック穴で、壁掛け保管にも対応します。

作業者の体格、作業姿勢に合わせて位置調整が可能

優れた視認性の大型操作表示部

明瞭なクリック感で、グローブ装着時でも押しやすい新型スイッチを採用。高輝度LEDで視認性にも優れ、製品状態が瞬時に確認できます。
(別販売品)クッションベルトの取付で作業者の疲労を軽減

別販売品のクッションベルト(A-00588)の装着によって、製品荷重や反動を腰回りに分散し作業者の疲労を軽減します。
防水IPX4に適合

本体は防水保護等級IPX4に適合し、屋外や急な雨天時の作業でも安心して使用できます。
ミルウォーキー ダブルバッテリーバックパックブロワ M18 F2BPBとの違い
バッテリー装着式の充電式背負ブロワで競合するのはミルウォーキー ダブルバッテリーバックパックブロワ M18 F2BPBです。

標記の違いとして、掲げているエンジン相当排気量に5ccの違いがあるのですが、この数値の基準は各社で統一されておらず、比較するエンジン出力も異なる場合が多いのであくまでも参考程度の数値となります。そのため、実際の性能は主に風量とふうそくで 比較することになります。
風量としてはMUB004GとM18 F2BPBでほぼ同等の値ですが、風速に関しては大きな開きがあり、MUB004Gは最大96.0m/sでM18 F2BPBは最大69.4m/sとなっています。そのため、カタログスペック上でマキタ MUB004Gが若干優位になります。
また、騒音についてもマキタ MUB004Gの方が5dBほど低くなっており、この音圧差であれば動作音の違いを実感できるものと考えられます。
バッテリー装着本数については、マキタ MUB004Gが2本で最低1本装着が可能で、ミルウォーキー M18 F2BPBも4本装着の製品で最低2本装着での動作が可能です。軽さ的にはマキタ MUB004Gの方が優れるものの、1充電あたりの連続作業性では4本挿せるミルウォーキー M18 F2BPBの方が優位となります。
結論として、本体性能と取り回し、騒音、価格等を考慮すると総合的にはマキタMUB004Gが一歩リードしている充電式背負ブロワであると言えるかもしれません。
| 製品名 | MUB004G | M18 F2BPB |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() |
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| エンジン相当排気量 | 65ml | 60ml |
| 最大風量 | 19.1m3/min | 18.5m3/min |
| 最大風力 | – | 20.5N |
| 最大風速 | 最大96.0m/s | 最大69.4m/s |
| 最大回転速度 | – | 21,500min-1 |
| 騒音 | 81dB | 86.2dB |
| バッテリー | 40Vmax | 18V FUEL×4 |
| 最大稼働時間 | 約38分 | 約1時間 |
| 防じん防水 | IPX4 | – |
| 重量 | 7.0~8.7 kg | 8.0Ahバッテリー装着時:12.9kg 12.0Ahバッテリー装着時:14.7kg |
| 寸法 | 242×585×522 mm | – |
| 本体価格 | 92,000円(税抜) | 112,800円(税別) |
| 日本販売年月 | 2026年3月 | 2024年07月 |
コンセプトはポータブル電源仕様のスライドバッテリー装着化
今回のMUB004Gのコンセプトとしては、コネクタ接続シリーズの背負ブロワMUB002Gをスライド着脱のバッテリーで使用できるようにした製品と言えます。

風量仕様はMUB002Cとほぼ同一のスペックであり、風速は大幅に向上しているのですが、今回のMUB004Gでは風速の平均・最大の記述が無くなっています。この辺りはMUB002Cのカタログでは「バッテリの充電状態や作業条件により異なる」と書いていたため、測定方法や表記方法を変えたのかもしれません。
充電式背負ブロワはこれまでコネクタ接続専用の製品として展開されてきましたが、PDC1200などの背負いバッテリ式よりも、汎用性の高いスライドバッテリ方式の製品が望まれたのかなと思っています。40Vmaxのタブレスバッテリの登場によって、PDC1200よりも高出力が実現できるようになったため、その辺りでも利点が大きくなってきたのかもしれません。
カタログ的に気になってしまうのは、「従来機と比べて約40%軽量」と謳っている所でしょうか。MUB002Cの重量のほとんどがPDC1200分のバッテリーの重量であり、それを減らしたのであれば重量が減るのは当然とは言えるのですが、バッテリーが減って稼働時間も短くなった分を軽量化とするのはちょっとズルい表現ではないかなとも思っています。
話は逸れて、前々からずっと気になっているマキタのカタログ文化なのですが、今回のカタログのように重量に対しては「約40%」と10の位で数値を切り落として表現しているのですが、使用時間時間に対しては「約38分/約14分」のように1の位まで書いて幅を文化があるようです。
個人的には、100までの数字表現で「約」をつけるのであれば、10区切りか5区切りで数値を丸める表記として統一しても良いと思うのですが、そのあたり「約」の使い方として数値を丸めるものなのか、その数値に対していくつかの幅で表現するのか、数値の表現としてちょっととややこしいなと思っています。

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2024年7月発売

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