
電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2026年2月に40Vmaxシリーズの充電式グラウンドトリマ MUG001Gを発売する。グランドトリマに手押し式のハンドルとタイヤが付いた専用モデルで500mmの刈込幅で広範囲の草刈りを効率的に行える。本体標準小売価格は83,700円(税抜)
目次
マキタ 充電式グラウンドトリマ MUG001G
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、2026年2月に充電式グラウンドトリマ MUG001Gを発売します。

MUG001Gは、2025年1月に発売したスプリットシリーズのグランドトリマブレードに大型タイヤと手押しハンドルを装備したグランドトリマブレードに特化した草刈機です。
前輪Φ180mmのタイヤ2本と後輪Φ300mmの3輪タイヤによって土の上でもスムーズな走行が可能になり、高耐久の拝み刃仕様の500mm幅ヘッジトリマで石飛を抑えつつ効率的な草刈り作業を実現します。
ハンドルは両手で握れる構造なので作業性にも優れており、3段階の高さ調節とハンドルを折り畳んだコンパクト収納によって可搬性に優れているのも特徴です。
販売仕様は、本体のみのMUG001GZで販売します。

- MUG001GZ 本体のみ 希望小売価格83,700円(税抜)
MUG001G 製品仕様
| 製品名 | MUG001G |
|---|---|
| 外観 | ![]() |
| 刃長 | 500mm |
| 刈込高さ | 25~105mm |
| ストローク数 | 低速:1,500min-1 高速:2,000min-1 |
| カット数 | 低速:3,000min-1 高速:4,000min-1 |
| 防水防じん | IPX4 |
| バッテリー | 40Vmax |
| 重量 | BL4020装着時:9.7 kg BL4080F装着時:10.9 kg |
| 寸法 | 1,155~1,345×534×791~1,020mm |
| 本体価格 | 83,700円(税抜) |
| 販売年月 | 2026年02月 |
製品の特徴
「18バッテリーに対応したAS001Gが登場」

MUG001Gは、2025年1月に発売したスプリットシリーズのグランドトリマアタッチメント EN425MPと同じ500mm刈込幅の仕様を備えたグランドトリマです。
前輪Φ180mmのタイヤ2本と後輪Φ300mmの3輪タイヤによって土の上でもスムーズな走行が可能になり、500mm刈込幅のトリマブレードによる広範囲の草刈り作業によって、一般的なチップソー刈払機比較で約2倍の作業効率を実現します。

1充電当たりの作業効率も4.0AhバッテリのBL4040装着時で約270坪(900m^2)と一般的な刈払機よりも広い面積の作業が可能です。

25~105mmの範囲でツールレス無段階調整

前輪タイヤの位置を調整することでブレード高さを25mmから105mmまで無段階で調節できます。
最高刈高さが105mmまで上げられるので、高刈り作業にも対応します。
3段階のハンドル高さで調整可能

作業者の慎重に合わせた3段階の角度調整が可能。
ハンドル高さの調整用ツマミナットはツールレスで調整でき、ハンドル高さは790mm/910mm/1,020mmに変更できます。
コンパクトに収納できるハンドル折り畳み構造

ツマミナットを緩めるとハンドルを折り畳んでコンパクトに収納できます。
軽自動車にも積み込めるのでちょっとした遠方地の草刈り作業で持ち運ぶのにも最適です。

縦置きも可能なのでコンパクト収納保管も可

ハンドルの折り畳み箇所を変えれば縦置きも可能です。保管の面積が小さいコンパクトな本体収納を実現します。
防水IPX4に適合

本体は防じん防水IPX4に適合。屋外作業時の急な雨天での作業にも対応します。
ECHO BTT510との比較
先端がトリマーブレードの専用草刈機としては、ECHO バッテリーT字型バリカン BTT510が挙げられます。

形状としては、グランドトリマアタッチメントEN425MPを装着したスプリットシリーズが近いものの、BTT510はブレード先端に小型タイヤを2つ備えています。完全に同系統ではありませんが、タイヤ付きのMUG001Gと比較する対象として取り上げます。
BTT510の刈込幅は475mmで、MUG001Gよりやや狭いものの、両刃仕様のため本体を往復させて丁寧に刈り込めます。地面ギリギリの刈込みを重視する場合は、BTT510の方が優位と言えそうです。
一方のMUG001Gは、大型タイヤを備えたグランドトリマとして市場に前例が少なく、実際の使用シーンがやや未知数な製品です。ただしコンセプトとしては、安定性を高めて作業負担を軽減する設計であり、高齢ユーザーの利用や、道路・河川敷などの緑地管理に特化したモデルとも考えられます。特に105mmの高刈りは、石やゴミの噛み込みを抑えやすく、その点でも利点がありそうです。
価格はBTT510の方がやや安いものの、MUG001Gの付加機能や入手性、40Vmaxシリーズのバッテリーを共用できる点を踏まえると、グランドトリマを選ぶ際にMUG001Gを候補に入れる価値は十分あると考えられます。
ちょっと斜め上の製品だが、コンセプトとしては評価したい
今回のMUG001Gを一言で言えば、スプリットシリーズのグランドトリマアタッチメントEN425MPにモータを直付けし、大型ハンドルと3輪タイヤを組み合わせた製品です。
正直なところ、330mmグランドトリマアタッチメントを標準付属とするMUX01GNと同様の構成でも販売できたように思いますが、500mm幅とするにあたり、マキタとしては操作性や安全性の面で別仕様が必要だと判断したのかもしれません。
大型ハンドル+3輪タイヤを採用した意図は推測になりますが、個人的には高齢ユーザーを主要ターゲットの一つにしているように感じます。実際、マキタ公式YouTube動画では高齢者と思われるユーザーが本機を使用するシーンがあり、過去の同チャンネルではこうした例が多くなかったことから、高齢化が進む農家やシルバー人材センターなどを意識している可能性があります。
タイヤ付きの刈払機自体は市場に存在しますが、3輪仕様のグランドトリマは見た目のインパクトが強く、従来のプロユーザーには好奇な目で見られている印象です。一方で本機は使いやすさを前面に出した印象を受け、高齢者や女性層の新規ユーザー層の獲得を狙う製品にも見えており、個人的には好感の持てる製品です。
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