ロボットの研究開発・生産・販売を一体化した家庭用ロボットの総合メーカー エコバックスジャパン株式会社(本社:東京都新宿区)は、1月14日(金)から最高スペックのフラッグシップロボット掃除機「DEEBOT TURBO(ディーボット ターボ)」プロジェクトを応援購入サイトMakuakeで開始しました。
目次
本格的な水拭き機能を搭載するロボット掃除機
DEEBOT TURBO
今回紹介する製品は、先進的で高いコストパフォーマンスのロボット掃除機を開発・販売するECOVACS社の最新モデルロボット掃除機 DEEBOT TURBOです。一般販売予定価格159,800円(税込)、makuake応援購入では15%OFFの36,000円(税込)から購入できます。
DEEBOT TURBO(ディーボット・ターボ)は、これまでにエコバックス商品をご購入されたお客様の声に耳を傾け改良を重ね、モップの構造や形状を含む最新の水拭き技術、洗練されたデザイン、スマート家電として「あったらいいな」の機能をふんだんに盛り込んだ、フラッグシップモデルです。
清掃効果を大きく向上した三層構造のモップパッドや、見守りカメラ機能・ロボット掃除機を通じた会話機能を搭載し、スマートフォンなどが扱いづらい高齢者の方とも簡単にコミュニケーションを取れる機能を備える、ロボット掃除機の枠を超えた最新鋭のスマート家電です。
掃除機本体の重さは4.4kg。容量5,200mAhのリチウムイオン電池を搭載し、稼働時間は140分以上の連続稼働を実現。充電時間は約6.5時間。ダストボックス容量は0.4L。水拭きステーションの重さは10.2kg。水タンク容量は4Lの仕様を備えています。
DEEBOT TURBO製品仕様
形名 | DEX11-21 |
---|---|
外観 | |
掃除タイプ | 吸引+水拭き |
最大吸引力 | 5,000Pa |
ダストボックス容量 | 0.4L |
ステーション水タンク容量 | 4L |
稼働時間 | 140分以上 |
バッテリー容量 | 5,200mAh |
充電時間 | 約6.5時間 |
騒音レベル | 64-75dB(A) |
マッピングシステム | TrueMapping 2.0 |
障害物回避 | AIVI 3D (TrueDetect+AIVI) |
カメラアングル | 148.3° |
カラー | スカイグレー×ブラック |
本体重量 | 4.4kg |
ステーション重量 | 10.2kg |
販売予定価格 | 167,780円 |
※騒音レベル(dBA)は、中国標準 国標Q/BT 4833によるものです。
ECOVACS社について
中国ECOVACS社は1988年設立の中国江蘇省に本社を置く家庭用ロボット機器の開発・販売を行うメーカーです。
床掃除ロボットDEEBOT、空気浄化ロボットATMOBOT、窓掃除ロボットWINBOTなどの家庭向けロボット掃除機を中心とした製品開発を行うメーカーで、2013年までに中国のロボット市場の60%以上を占めるメーカーです。日本市場においては「エコバックスジャパン」による日本正規販売が行われています。
エコバックス製品については海外並行輸入品など取り扱う販売店も存在するため、インターネット上で購入する時には正規販売品であることを確認しましょう。
エコバックスジャパン株式会社 企業概要
・代表者:坂梨文康
・所在地:東京都新宿区西新宿7-18-5
・設立:2014年05月
・URL:https://www.ecovacs.com/jp
・Twitter:@ecovacs_japan
・Facebook:@ecovacs.jp
・YouTube:ECOVACS JAPAN
・Instagram:ecovacs_jp
DEEBOT TURBOの特徴
「モップの洗浄・すすぎ・乾燥まで全自動」
DEEBOT TURBOは自社最高レベルの吸引力(5,000Pa)を備えながらも、人の手による本格拭き掃除を実現するロボット掃除機です。
特殊な三層構造のモップを毎分180回転させながら床に押し当て、均一な水量で清掃。これによって掃除機だけでは取り切れない頑固な汚れも適度な圧力(6N)をかけながら力強く拭き取ることができます。
さらにモップ洗浄・すすぎ・乾燥まで全自動。面倒なモップの手洗い作業を全て自動で済ませてくれるので、お掃除後の手間が大幅に減ります。お掃除後は乾燥も行うので嫌な臭いの発生を防止します。
日本電産(Nidec)社高性能ブラシレスモータ搭載
高性能モーターの開発・生産で有名な日本メーカー日本電産 (Nidec)社の高性能静音ブラシレスモーターを採用しています。回転数は1分間に2.5万回で高効率なパワフルモーターです。
通話&カメラ機能を搭載
120万画素のRGBカメラと148.3°の超広角レンズと高度なHDR合成技術を搭載。かすかな光でも撮影が可能で、清掃中の場所をスマホで確認したり、清掃待機中でも動くお守りカメラとしても活用できます。
スピーカーも搭載しているので、スマホアプリを介した音声通話も可能です。
組立&セットアップ
DEEBOT TURBOのセットアップは他のWi-Fi搭載ロボット掃除機の手順と大きな違いはありません。ブラシを取り付けて、スマホアプリをインストールしてセットアップを行えば準備完了です。
最初にブラシを装着します。左右で形状が異なるので、それぞれ色に合った場所にブラシを装着します。
DEEBOT TURBOの主電源スイッチとペアリングスイッチは表面カバーの裏に隠れています。カバーは磁石で固定されているだけなので、持ち上げて主電源を入れましょう。
ECOVACSアプリをスマホにインストールすればガイダンスが始まるので画面に従ってインストールを進めます。家庭Wi-Fiの接続パスワードが必要になるので、用意しておきましょう。
回転モップの水拭き清掃は強力
早速、DEEBOT TURBOの水拭き機能を試してみます。
モップを装着すると自動で「水拭きモード」に変更されます。モップが認識するとスピーカーからアナウンスが流れます。水拭きモード時はカーペット等を検知して避けてくれるので、びちょびちょになってしまう心配はありません。
水拭き直後のフローリングが下の写真です。結構しっかりと水拭きしてくれます。
こちらは水拭き前の床のホコリの様子を表した写真です。
水拭き完了後のフローリングがこちら。古いフローリングなので少し毛羽立ってわかりにくいですが。細かいホコリなどはしっかりと清掃できています。
こちらはPCデスク下のフローリング。普段はOAチェアが鎮座している場所なので、ロボット掃除機が入れず、ハンディクリーナーもたまにしか掛けないのでホコリが溜まりがちな場所です。
そんな場所もDEEBOT TURBOにかかれば強力なモップ押し付け清掃で綺麗にしてくれます。OAチェアのキャスターでホコリがへばり付きやすい場所なのですが、一発で綺麗になります。
円形モップなので角は自分で清掃しなければいけませんが、普段の掃除としては十分綺麗になります。
清掃終了後のモップ洗浄した汚水がこちら。掃除機だけでは取れない汚れも綺麗に取ることができます。部屋の汚れが目に見えてわかるのも良いポイントです。
DEEBOT TURBOギャラリー
全部入り+αなロボット掃除機
付加機能は今後のアップデートに期待
今回のDEEBOT TURBOは正式販売前なので、一部機能が日本語非対応な点が残っているものの、基本的な製品仕様としてはハイエンドのロボット掃除機なだけあり、高い性能を備えています。
水拭き性能に関しては、ミドルクラスのロボット掃除機が備える簡易水拭きや振動水拭きとは比べ物にならない程の高い性能を備えており、フローリング床清掃においては完璧に近い性能を持っています。
普段はこまめに掃除機をかけていたり、たまに雑巾で水拭きなどを行っていたとしても、チリやホコリなどの細かい汚れは常に溜まりますし、それを毎日清掃する手間などは結構重負荷だったりします。吸引から水拭きまで完全に自動化してくれる本機は、まさに家庭清掃の強い味方です。
見守りカメラ機能と通話機能ですが、この機能の正直な感想としては「簡易的なもの」な印象です。カメラ自体の解像度が120万画素と低く、応答性もお世辞にも良くはないため、一昔前のライブカメラ程度の使い方になります。ベータ版なのか、Wi-Fi通信時で接続が安定しない感じがあったので、この辺りは今後のアップデートに期待です。
カメラの性能的には簡易的なものですが、ペットや高齢者住宅の監視カメラとしては十分に使用できるスペックだと思われます。移動できる強みはあるので、使い方によっては無限大の可能性はあるかもしれません。
DEEBOT TURBOまとめ
ECOVACS DEEBOT TURBO
VOLTECHNO製品評価 (4 / 5)
吸引+水拭きロボット掃除機、ライブカメラや会話機能搭載
- 5,000Paの高性能吸引
- 水拭き機能を搭載
- モップを自動洗浄
- 画像認識で高い回避性能
- ライブカメラ機能を搭載
- ステーション吸引には非対応