
配線の延長や部品・モジュールの結線に必要になるのが配線同士の接続です。一般的な方法だとはんだ付けや圧着コネクタのような工具を使って結線作業を行いますが、工具レスで結線できる「バネ入りワイヤコネクタ」が便利です。
目次
工具なしで結線できるバネ入りワイヤコネクタ

車の配線や電子工作の仮組みを行うなら配線作業は必須です。
一般的な方法で配線作業を行うなら、圧着工具を使ったカシメによる結線やハンダで配線を繋げて熱収縮チューブで絶縁を行う方法が一般的ですが、どちらの方法も結線作業に工具が必要でちょっとしたコツとノウハウも必要です。
これらの方法は信頼性の高い接続方法ですが、使用する環境を確認したり適切に作業を行わないと配線不良を起こしてしまう欠点があり、普段から配線作業を行わない方にとっては、圧着ペンチを用意したり配線に合った圧着端子の選定しなければならないなど敷居の高い作業です。
そこで、煩わしい配線施業を簡単にできる“ばね入りワイヤーコネクタ”を使うと簡単に配線結線作業を行うことが出来ます。このばね入りワイヤーコネクタはキャップの内側にバネが入っており、配線をねじ込むだけで結線が行えるという手軽な結線具です。
バネ入りワイヤコネクタ使い方
被覆を剥く

心線を軽くより合わせる

バネ入りワイヤーコネクターにねじ込んで完成


仮組みから本組みまで幅広く対応
このバネ入りワイヤコネクタは、撚り線だけではなく単線との接続にも対応していて、導線の太さが異なっていても接続できる汎用的な結線具です。
欧米では一般家庭でも使用されていて、米国U.L/カナダC.S.A.規格認定されている製品もあります。
手軽に使えて信頼性も高いのが特徴ですが、使用する配線のサイズが大きく異なっていたり、強く締め込み過ぎると配線が千切れて切断してしまう可能性もあるので注意が必要です。
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