
電動・エア工具を製造・販売する工機ホールディングス株式会社(本社:東京都港区)は、電動工具ブランド HiKOKI(ハイコーキ)からコードレスMバーカッタを2025年11月より全国の電動工具取扱販売店などを通じて発売する。業界初のMバーを充電式電動工具として切断でき電動工具で、作業時間は4秒以下で切断が可能。希望小売価格は41,000円(税抜)
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HiKOKI コードレスMバーカッタ CE18DYMA
電動工具ブランド HiKOKI (ハイコーキ)を展開する工機ホールディングス株式会社は、コードレスMバーカッタ CE18DYMAを発売します。

CE18DYMAは、HiKOKI 18Vリチウムイオン電池で動作するコードレスモデルのMバーカッタです。
従来のMバー切断作業では、専用工具である手動式のMバーカッターや汎用的な切断電動工具であるディスクグラインダやチップソーカッタを使用していましたが、今回のCE18DYMAは専用刃による電動式のMバーカッタとなっているのが特徴です。
1作業辺りの切断作業は4秒以下で、電動モデルながら電池込み重量2.5kgのボディで取り回しにも優れています。刃先は360度回転する仕様で切断作業時の自由度も高く、LEDライト搭載で天井裏など暗い場所での作業にも対応します。
販売仕様は、リチウムイオン電池と充電器が付属する(BH)仕様と本体のみの(NN)仕様で販売します。

- CE18DYMA(BH) リチウムイオン電池・急速充電器・ツールバッグ付属 希望小売価格64,000円(税抜)
- CE18DYMA(NN) 本体のみ 希望小売価格41,000円(税抜)
CE18DYMA 製品仕様
| 製品名 | CE18DYMA |
|---|---|
| 外観 | ![]() |
| 切断能力 | CW-19(19×50mm) CS-19(19×25mm) CW-25(25×50mm) CS-25(25×25mm) |
| 1充電作業量 (BL1820M装着) |
CW-19:250カット CS-19:300カット CW-25:320カット CS-25:380カット |
| 切断時間 | 4秒以下 |
| ヘッド回転径 | 360度 |
| 動作電源 | 18V |
| 重量 | 2.4kg(BSL1820M装着時) |
| 寸法 | 491×88×138mm(BSL1820M装着時) |
| 本体価格 | 41,000円(税別) |
| 販売年月 | 2025年11月 |
製品の特徴
「業界初のコードレスモデルのMバーカッタ」

CE18DYMAは、業界初となるコードレス式のMバーカッタです。
Mバーは軽鉄天井下地に使う金属材で、切断には手動式のMバーカッターや汎用的な切断工具であるグラインダやチップソーカッタなどが必要でしたが、今回のCE18DYMAは、リチウムイオン電池で動作する電動式のMバーカッタです。
CW-19、CS-19、CW-25、CS-25の代表的なサイズのMバーに対応した刃を搭載しており、1作業あたり4秒以下の作業時間で切断できるので、施工作業の作業効率と安全性を両立が可能を可能にします。
18V-2.0Ah電池装着時では250~350カットに対応し、十分な作業量も備えています。
刃先が360°回転で体勢を気にせず快適作業

高所で体勢を気にせず作業が行えるよう、刃先が360°回転します。
暗所で役立つLEDライト付

天井裏など暗い場所での作業に便利なLEDライト付。細部の確認などに役立ちます。
大形フックで仮置き可能

作業中の仮置きに便利な大形フック付。
新型の大容量20Lツールバッグが標準付属(BH仕様のみ)

工具の持ち運びに便利な大容量約20Lバッグを標準付属。ショルダーベルト付でラクに移動ができます。
急速充電器UC18YDMLを標準付属(BH仕様のみ)

マルチボルト/14.4V/18V電池とスライド10.8V電池に対応するUC18YDML充電器が標準付属します
小型のスライド10.8V電池の充電器もUC18YDMLの1台にまとめられます。
軽天屋さん注目の期待値が高いHiKOKI製品
今回のCE18DYMAは、業界初となるコードレス式のMバーカッタです。電動式のMバーカッタもどこかのメーカが出しているものかと思っていましたが、意外とどこのメーカーも作っていなかったようです。
本体価格は41,000円(税抜)と若干高めにも感じますが、手動式のMバーカッタは概ね実売2万円くらいなので、CE18DYMAの実勢本体価格が30,000円くらいになることを考えればお手軽感のある製品と言えそうです。
重量としては軽量2.5kgと言いつつも手動式のMバーカッターと比べれば若干重めではありますが、手動式のようなハサミのように持って両手が塞がることは無いので、作業自体はかなり快適になるのではないかと考えています。
実際にこの製品を使うユーザーは軽天屋さんなどの限られた業種に限られてしまうものの、それでも人気が出そうな製品ではないかと思っています。


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