工機ホールディングス株式会社(本社:東京都港区)は、電動工具ブランド HiKOKI(ハイコーキ)からコードレスボードトリマM 18DYAを2022年8月29日(月)より全国の電動工具取扱販売店などを通じて発売する。石こうボードの窓抜きや切断作業が可能で、Bluetoothバッテリー装着による集じん連動にも対応する。本体希望小売価格は27,500円(税別)
目次
HiKOKI コードレスボードトリマ M18DYA
HiKOKIは、2022年8月29日(月)からコードレスボードトリマ M18DYAを発売します。
M18DYAは、石こうボードの切断・切り抜きを行う切削工具です。先端に切削ビットを装着し、最大28,000/minの回転で石こうボードや合板を切削します。
モータには18V動作のブラシレスモータを採用しており、薄型18Vバッテリーのほかマルチボルトバッテリーの装着にも対応します。Bluetooth搭載バッテリーの装着による集じん機無線連動動作にも対応します。
販売仕様は、バッテリーBSL36A18B・充電器UC18YDL2・システムケースが付属する(XPS)と本体のみの(NN)で展開します。
製品仕様
製品名 | M18DYA |
---|---|
外観 | |
刃長コレット径 | 3mm / 6mm |
プランジ深さ | 40mm |
回転数 | 28,000min-1 |
LEDライト | 〇 |
動作電圧 | 18V |
重量 | 1.4kg(BSL36A18B装着時) |
寸法 | 278×118×82mm |
本体価格 | 27,500円(税別) |
販売年月 | 2022年8月 |
–
製品の特徴
「HiKOKI初のボードトリマ、軽量細径ボディ」
M18DYAは、HiKOKI(旧日立工機)ブランド初のボードトリマです。
HiKOKIブランドには汎用的に使えるコードレストリマー M3608DAもありますが、M18DYAは小型軽量化した握り部Φ169mmの細形ボディと1.4kgの軽量ボディで石こうボードや薄い板材の切り抜き作業に最適です。
Bluetoothバッテリーで無線連動集じんに対応
(XPS)仕様に付属するBluetoothバッテリー BSL36A18Bを使用することで、無線連動対応集じん機と連動動作でき、コードに煩わされずに快適な作業ができます。
システムケース2が標準付属
(XPS)仕様ではシステムケース2が付属し、同社のシステムケースシリーズやマキタのマックパックシリーズとの連結収納が可能です。
競合他社品との比較
国内市場では、電動工具最大手 マキタと2020年に日本に上陸したミルウォーキーが同形状の充電式トリマを販売しています。
今回のHiKOKI M18DYAに関しては、製品コンセプト・製品仕様共に実用上他社水準の製品であり、市場的にも成熟した製品であるため、比較や特筆するところがありません。
ボディ重量が軽いため取り回しの点では優れるものの、前回のコーキングガンと同じように、基本的には「HiKOKIバッテリーユーザーがマキタバッテリーを用意しなくても使えるようになった」が注目の製品です。
製品名 | HiKOKI M18DYA |
マキタ CO181D |
ミルウォーキー M18 BCT |
---|---|---|---|
外観 | |||
刃長コレット系 | Ø3・6mm | Ø3・6mm | Φ3.1mm・6.3mm |
プランジ深さ | 40mm | – | – |
回転数 | 28,000min-1 | 32,000min-1 | 28,000min-1 |
LEDライト | 〇 | 〇 | 〇 |
集じん機連動 | Bluetoothバッテリ | AWS | × |
動作電圧 | 18V | 18V | 18V |
重量 | 1.4kg (バッテリ含む) |
1.6kg (バッテリ含む) |
0.84kg (バッテリ含まず) |
寸法 | 278×118×82mm | 311×79×117mm | 全長227mm |
本体価格 | 27,500円(税別) | 32,200円(税別) | 16,000円(税別) |
販売年月 | 2022年8月 | 2020年7月 | 2021年9月 |
まとめ
HiKOKI コードレスボードトリマ M18DYA
VOLTECHNO製品評価 (4 / 5)
18V動作のコードレスボードトリマ
- 本体重量が軽い
- 無線集じん機連動に対応
- システムケースが付属
よく比較される工具
2020年7月発売
2021年9月発売