清掃機器の最大手メーカー、 ドイツ・ケルヒャー社の日本法人、ケルヒャージャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市)は、2021年10月7~9日開催のJAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2021のケルヒャーブース内で、世界最小・ 最軽量クラスの充電式業務用床洗浄機 BR 30/1 C BPを展示しました。法人向け販売は12月中旬に開始します。
目次
軽量・コンパクトな業務向け充電式床洗浄機 BR 30/1 C BP
清掃機器の最大手メーカー、 ドイツ・ケルヒャー社の日本法人、ケルヒャージャパン株式会社は、世界最小・ 最軽量クラスの業務用床洗浄機BR 30/1 C BPを12月中旬に発売します。
ケルヒャーバッテリーユニバースに対応する業務用の床洗浄機で、回転する2つのパワーモップと自動給水・汚水回収タンク2種を備え、短時間で掃き掃除と床拭きの両方の清掃作業を実現する電動清掃機器です。
清掃幅30cmの取り回しに優れるサイズでありながら、軽量・コンパクト設計で大型製品と洗浄力は変わらず、コードレス化を実現しました。電源確保や移動の際にコードの差し替えが必要なく、手軽で安心して清掃ができます。
バッテリーには、ケルヒャーの業務向けバッテリーシリーズ バッテリーパワープラス18Vを採用1。1充電当たりの作業量は約1時間の連続動作に対応します。
BR 30/1 C BP製品仕様
製品名 | BR 30/1 C Bp |
対応バッテリー | ケルヒャーバッテリープラス18V |
清掃幅 | 30cm |
清水タンク容量 | 1.0L |
汚水タンク容量 | 0.7L |
清掃能力 | 200㎡/時間 |
ブラシ面圧 | 40g/㎠ |
ブラシ回転数 | 500/650rpm |
動作騒音値 | 55dB |
使用水量 | 30ml/min |
連続使用時間 | 最大1時間 |
重量 | 6.1kg(バッテリー含む) |
寸法 | 340×305×1,200mm |
付属品 | マイクロファイバーローラー2本 |
BR 30/1 C Bpの5つの特徴
掃除機をかける時間で掃き掃除と拭き掃除を同時に実現
掃除機がけの時間で、ゴミを回収しながら床拭き掃除が可能です。モップによる水拭き清掃と比べ、乾燥時間が最大60%短縮。1~2分で乾燥するので清掃時間が短縮でき、生産性が向上します。
常にきれいな水の床清掃で衛生的
従来のモップ掃除はその都度すすぎが必要になる上に、適切なタイミングでモップを交換しないと汚れをそのまま清掃中に広げてしまいます。
BR 30/1 C Bp給水タンクから常にきれいな水を供給し、独自のローラーとヘアコームによるプレスイープ機能により、汚水だけでなくゴミも同時に回収して高い衛生状態を維持します。
営業時間中でも気にならない静音性
騒音値55dと静音性が高いためコードレスの安全性とあわせ、病院、ホテルや飲食店など、お客様のいらっしゃる時間帯の清掃も可能。
清掃に必要なコストを削減
通常のモップ清掃では清掃中もバケツの水の交換や、モップ自体も20~25m2※で交換が必要になり、その分沢山の水と洗浄剤が必要になります。※ケルヒャー調べ
BR 30/1 C BPはヘアコーム機能を搭載しているので、掃除機がけの時間で細かなゴミを回収しながらの床拭き清掃が可能です。モップによる水拭き清掃と比べ、乾燥時間が最大60%短縮。作業の効率化・清掃負担の軽減により生産性が向上します。
狭い場所にも入るコンパクト設計
スリムなデザインのため、隙間や家具の下、障害物の周りや狭い場所も手軽に清掃できます。インテリアや生活雑貨・日用品を販売しているリテールショップでも最適です。
モップ清掃と比べ、最大20%の優れた清浄効果が得られます。持ち手を倒すと高さがわずか75mmしかなく、女性でも簡単に手軽に清掃できます。
業務向け清掃の新たな充電製品ソリューション
BR 30/1 C BPに対応するケルヒャーのバッテリーシリーズ「バッテリーパワープラス18V」はハンディバキュームクリーナーHV 1/1 BPとの併用にも対応しており、今後もバッテリーユニバース(プラットフォーム)として同じ電圧のバッテリーパワープラス製品と共有できる新製品を展開すると発表しています。
現在、充電式の業務向け清掃機器はハンディクリーナーを中心とした簡易的な清掃機器でマキタクリーナーが一定の地位を占めていますが、本格的な充電式の小型清掃機器市場は空白地帯となっており、今回のBR 30/1 C BPはその空白を埋める位置づけの製品になるようです。
ケルヒャー営業担当者に聞いてみたところ、このサイズ感の湿式充電式パワーモップの業務向け製品は意外と無いようで、バキュームを搭載しないためホコリを巻き上げる心配もなく、静音性にも優れる特徴を持つため、この特徴を武器にして店舗や医療機関等の市場を中心に拡販を進めていきたいとのことです。