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2024年1月29日

Makita GMH04 Breaker Hammerを発表、80Vmaxシリーズ初の大型ハツリハンマ

Makita GMH04 Breaker Hammerを発表、80Vmaxシリーズ初の大型ハツリハンマ

Makita USA(北米マキタ)は、2024年1月に80Vmax Breaker Hammer GMH04の発売を予告した。40Vmaxバッテリーを2本装着する80Vmaxシリーズの充電式ハンマ。日本地域での販売は未定。

記事内で紹介する製品は海外地域の情報を元に構成しているため一部不正確な内容を含んでおります。また本製品の日本での正規販売は行われていません。マキタ日本法人及びマキタ取扱店へのお問い合わせはお控え下さい。

Makita Breaker Hammer GMH04

Makita USAは、2024年1月に公式Instagram80V XGT Breaker Hammer GMH04の発売を予告しました。

GMH04は、マキタ 80Vmaxシリーズの充電式ハンマです。

40Vmaxバッテリーを2本装着して動作し、解体作業などでコンクリートを剥がすブレーカーとして作業できる充電式電動工具です。

本品は米国ロサンゼルスで開催されたWorld of Concrete 2024(日程:2024 年 1 月 22 ~ 25 日)で初披露された製品であり、今後の発売スケジュールや日本での発売予定は未定です。

GMH04製品仕様

製品名 GMH04
外観
打撃エネルギー
最大打撃数
チャック
対応電源 80Vmax
最大バッテリー容量 576Wh
(BL4080F×2装着時)
重量
寸法
本体価格
販売年月

製品の特徴
「充電式モデルながら圧倒的な破砕力を実現するハンマ」

GMH04は、ハンドブレーカーと呼ばれる床面のコンクリートの解体作業に使う電動工具の充電式モデルです。

40Vmaxバッテリーの2本直列動作による80Vmaxで稼働する構造を備えており、AC電源のハンマに相当する作業性を実現しています。

AC電源による電源コードやエアホースによるエア供給が不要のコードレスで動作できるので、これまで作業が限られていば場所でも効率的なはつり作業が行えるようになります。

ちなみに、本製品は2021年から研究開発が進められていた製品であり、2023年秋には今回のGMH04と同じ意匠図が見られます。全体的なデザインとしては下記特許意匠図に基づいた製品になっていると予想されます。

ミルウォーキー MXF DH2528Hとの違い

バッテリーで動作するハンドブレーカーとしては、ミルウォーキー MXF DH2528Hが競合モデルになります。

現時点で比較できる情報としては、装着バッテリーの違いが挙げられます。ミルウォーキー MXF DH2528Hに装着するXC406は432Whのバッテリー容量を持ち、 1充電当たり約2トンのハツリ作業量を持ちます。一方のマキタ GMH04はBL4080F×2本装着で576Whのバッテリー容量となるため、単純比較でマキタGMH04の方が1充電当たりの作業量は大きくなります。

バッテリー出力に関しては比較が難しいところですが、BL4080Fは単体で2.8kWの出力が可能であるため、理論的な最大電力は5.6kWに達するものと考えられます。とは言えこのサイズで5kWクラスの出力を実現するモータの実用化は難しいため、現実的なラインとしてMXF DH2528Hと同等の打撃エネルギーを備える仕様と推定されます。

価格に関しては、市場での流通量がほとんどない充電式のハンドブレーカーであるため、ミルウォーキー品よりも強気に出ると予想しています。本体価格は55万円で設定され、実売価格は40万円前後になると考えられます。

製品名 GMH04 MXF DH2528H
外観
打撃エネルギー 64J
最大打撃数 1,300min-1
チャック 28mm六角軸
対応電源 80Vmax MX Fuel
最大バッテリー容量 576Wh
(BL4080F×2装着時)
432Wh
(MXF XC406装着時)
重量 29.6kg
寸法 818×638×295mm
本体価格 378,000円(税別)
販売年月 2021年

日本では”HM004G”のモデル番号で発売すると予想

今回の充電式ハンドブレーカーは特許出願の状況から2020年から開発が始まっており、約4年越しの研究開発機関を経て実用化に至った製品と考えられます。

マキタは海外と日本で微妙にモデル名を変えている場合があり、今回の北米モデル名であるGMH04を日本のモデル名規則に当てはめると、恐らくMH004Gになると予想しています。

充電式のハンドブレーカーに関する国内市場としては、ミルウォーキーのMXF DH2528Hが先行しているものの、大多数はAC電源品をエンジン発電機で稼働させる方式が使われており、今後の充電式モデルはハンマ市場に対して一石投じる可能性はあります。

しかしながら、最もネックとなるのは価格面です。AC電源の200Vハンマ HM1812が15万円であり、業務用200V単相 3kVAのエンジン発電機が20万円程で購入できる点を考慮すると、充電式モデルの方は本体とバッテリーの初期費用だけで倍以上のコストになってしまい、コスト的な面では太刀打ちできない欠点があります。

この辺りはコードレスで取り回しに優れる利便性を唯一無二の利点として考えたいところではあるものの、現実的な面として本格的に充電式大型ハンマが普及するためにはバッテリー性能やコストの問題が解決できていないため、本格的に普及するのは次世代二次電池が普及してからになるだろうと考えています。

GMH04 まとめ

VOLTECHNO製品評価 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

80Vmaxシリーズ初の充電式ハンドブレーカー

良い点
  • 40Vmaxバッテリーで動作するブレーカー
  • AC電源相当の作業性を実現
悪い点
  • 同仕様の40Vmaxバッテリー2本装着が必須

未販売製品

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