ダイヤモンド工具および砥石の製造・販売するナニワ研磨工業株式会社(本社:大阪市西成区)は、 2021年10月12~14日開催の第12回ツールジャパンのナニワ研磨工業ブース内で2020年6月発売の研削工具 ローラビシャンを展示した。
目次
石材の磨き落とし・塗装剥がし・コンクリート研磨に
使用する研削工具「ローラービシャン」
ダイヤモンド工具および砥石の製造・販売するナニワ研磨工業株式会社(本社:大阪市西成区)は、 2021年10月12~14日開催の第12回ツールジャパンのナニワ研磨工業ブース内で2020年6月発売の研削工具 ローラビシャンを展示しました。
ローラビシャンとは、回転力で石材表面を研削する電動工具で、ハンマの先端にビシャンを装着する作業よりも素早く研削・剥がし作業を行うのが特徴の製品です。
電動工具本体にはマキタのポリッシャ 9237Cを採用し、消費電力950Wの強力な回転力と超硬チップローラーによってあらゆる石材・コンクリートに対応します。
四角いスパイク状の突起を持つ石材やコンクリートの表面加工に使用する専用ハンマ。ブッシュハンマーとも呼ぶ。
打撃によって石材の表面を削った面粗し加工や石材の研削から自然に風化したように見せる加工・コンクリート面に塗装する前に接着効果を高める用途に使用する。
ローラービシャン製品仕様
製品名 | ローラービシャン |
母体工具 | マキタ 9237C |
ビシャンサイズ | Φ150×61mm |
重量 | 3.9kg |
寸法(9237C) | 431×198×187mm |
製品の特徴「面粗し作業を効率化する工具」
ローラービシャンは、屋外で使用するハンマ+ビシャンの組み合わせに変わる面粗し工具です。
超硬チップローラの突起と強力な回転力によって、御影石・大理石のような石材の磨き・切断面の荒らしから塗装剥がしまで幅広い作業に対応します。
活用できる範囲は狭いが、専用作業工具を買えるのは心強い
現在の面粗し作業は、機械による自動加工や工場でエア工具を使うシーンが増え、現場でビシャンを使うシーンは少なくなっていますが、現場合わせや塗装作業のような現場で面粗し作業を行わなければならない場合もあります。
ビシャン仕上げ・小叩き仕上げは手間のかかる作業なので、屋外現場での作業を行わなければいけない方はローラービシャンを検討してみるのも良いのではないでしょうか。
ローラービシャンまとめ
ナニワ研磨工業 ローラービシャン
回転力で面粗し作業を行う研削工具
- 通常のビシャンよりも素早い作業が可能
- 国内販売のローラービシャン専用工具として唯一の製品
- 信頼性の高いマキタ製品を使用