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2020年8月11日

Panasonic miniQu 充電式ボールグリップドライバー、業界トップクラスの小型モデル

Panasonic  miniQu 充電式ボールグリップドライバー、業界トップクラスの小型モデル

Panasonicは2020年1月にハンドドライバーサイズの充電ミニドライバー『miniQu(ミニック)』を販売する。ボールグリップ形状の電動ドライバーは2018年にVESSELから販売された『電ドラボール』大ヒットを皮切りに、広く普及したカテゴリである。今回、大手電動工具メーカーがこのカテゴリの参入するのは初となる。PanasonicのminiQuはどのような製品なのか見ていこう。

大手電動工具メーカーでは初、電動ボールグリップドライバー

Panasonicは2019年1月に、USB充電で使用できるボールグリップ形状の電動ドライバー『miniQu(ミニック)』EZ7412 を発表した。発売開始は2020年2月から。

今回発売するminiQuのコンセプトはVESSELが2018年12月に発売した大ヒット商品「電ドラボール」と同じく、ボールグリップ形状のドライバーを電動化した製品だ。電ドラボールの販売以降、様々なメーカーがこの分野に参入したが、大手電動工具メーカーが展開する製品としてはPanasonicのminiQuが初となる。

miniQuは2色展開で販売され、黒ボディが「EZ7412S-B」、赤ボディが「EZ7412S-R」として販売される。

全長が短く、作業量を重視したモデル

miniQuの特徴は全長を短くしてパワーを抑えた点にある。製品出力としてはVESSELの電ドラボールの方が優れている面は多いものの、用途を電気工事や設備向けのメンテナンスに絞っているため、パワーを不要としたと推測される。電動時の最大締め付けトルクは1N・mとなっている。

全長は128mmと他社先行品より短くなっており、VESSELの電ドラボールの全長140mmやHYBROの電動アシストドライバー146mmと比較すると、20mm近く短縮化されている。

その他の部分でも細かい変更が見られ、回転数が230rpmと控えめなのが特徴だ。また、ブレーキ機能を搭載している。低パワーに抑えている点もあり、電気工事作業での母材破壊を予防できる点において考えられているスペックと言えそうだ。

印象としては、既に先行している他社製品に対して大きなアドバンテージは持たないものの、コンパクトさやコンセプトを絞りパワーを下げられる点は流石Panasonicの電動工具と言った所だろうか。

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