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2020年8月8日

TRUST GXT 155 オランダ発のゲーミングマウス【レビュー】

TRUST GXT 155 オランダ発のゲーミングマウス【レビュー】

日本で有名なゲーミングマウスメーカーと言えばLogicoolやRazerなどがありますが、今回は最近日本でも発売するようになった、オランダ発のPC周辺機器メーカー『TURST』のゲーミングマウス GXT 155をレビューします。

外観

今回紹介するのは、オランダ発のPC周辺機器メーカー『TRUST』のゲーミングマウス GXT155です。このマウスは有線のゲーミングマウスとなっていて『多ボタン』『ウェイト搭載』『DPI調整』など様々な機能を搭載したマウスになります。

GTX155外観
マウス本体の外観。左右非対称デザインでマウス真ん中のボタンはDPI切り替えボタン。側面には5個の自由に割り当てられるボタンがある。

マウス重量は110gとゲーミングマウスの中では軽量

GXT155重量

ゲーミングマウスはいろんな機能を搭載しているために本体重量は重くなりがちになるんですが、このGTX155は比較的軽い110gになっています。この重さなら、長期間マウス操作を行っても疲れななさそうです。

GTX155ウェイト
付属のウェイトでマウス本体の重量を調整することができる。ウェイトは9つ付属しているため9段階調節することができる。
GTX155ウェイト重量
ウェイト1つの重さは約3g。110g~127gの範囲で重量調整ができる。

独特の表面加工は持ちやすくて滑らない

GTX155外観前面

GXT155最大の特徴が、このフライパンのマーブル加工のような表面処理です。

ラバー加工や光沢加工とも違う独特の表面処理は全体的にザラザラ指定ながらも違和感がなく、手からマウスが滑るのを防いでくれます。ラバー加工はすぐ剥がれてしまうイメージがあり、この表面加工もすぐ剥がれてしまわないかと心配でしたが、3か月使用している今でも問題なく使えています。

また、GXT155はクリックも非常に軽いため「快適に操作できる」という印象を受けるマウスです。

キー割り当てやDPI・ライトのコンフィグも可能

ゲーミングマウスと言うことで、いろいろな設定ができます。設定できる内容は『キー割り当て』『DPI』『LED色の変更』です。これらの設定を行うには公式サイトから専用ドライバをインストールしなければいけません。

このマウスは合計11のボタンが搭載されており、その1つ1つに独自のキーやマクロを割り振ることができます。また、GXT155は設定変更できない事の多い左クリックと右クリックのキー割り当ても可能なので、マウスとしてだけではなく独自の入力デバイスとして使うこともできそうです。

DPI100から4000まで調整可能。ここで設定したDIPはキー割り当てで選択できるのでゲームプレイする場合などには自分好みのスピードにいつでも変更できるのがうれしい
ライトの項目ではマウスLEDの色を調節することができる。LEDはホイール部分と下部のロゴのところに2種類

付属品

GTX155付属品

このマウスは有線マウスのため、付属品はマウス本体・ウェイトを補完する箱・マニュアルと最低限のものしか付属していません。

性能的には無難なゲーミングマウス 操作感の軽さがウリ

TRUST GXT155は数あるゲーミングマウスの中では特に目立つところのない無難なマウスと言えます。しかし、実際に使ってみると持ちやすい形状、本体重量の軽さ、クリックの軽さなどの非常にフットワークに富んだマウスであることがわかります。

勿論、ゲーミングマウスとしても基本的な機能は搭載しているため、よほどのマクロ機能を求めることがなければ十分に実用的だと考えられます。ゲーミングマウスや多機能マウスを導入して見たいけど、何を選べばわからないなんて人におすすめのマウスです。

現在はGXT155の後継モデルGXT165が展開されていて、10,000DPIの高精度光学センサーや調節可能なフルRGB LED照明 (レインボーウェーブ効果付き)など機能面で強化されたモデルが販売されています。

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