電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2021年10月に40Vmaxシリーズの充電式ワークライトML006Gを発売する。希望小売価格は8,700円(税抜)。最大光束は500lmで約13時間の連続点灯時間に対応する。18VモデルチェンジのML816も同時発売。
目次
マキタ 充電式ワークライトML006G
電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2021年10月に40Vmaxシリーズの充電式ワークライトML006Gを発売する。希望小売価格は8,700円(税抜)。販売仕様はどちらも充電器・バッテリー別売りの仕様のみ。
18V充電式ワークライトML801のモデルチェンジとなる製品で、搭載LED個数が増え、明るさが600lxから800lxに増強している。
同時発売で14.4V/18VモデルのML816も展開する。こちらの希望小売価格は7,700円(税抜)。
- ML006G 40Vmaxモデル 希望小売価格8,700円(税抜)
- ML816 14.4V/18Vモデル 希望小売価格7,700円(税抜)
ML006G製品仕様 (前機種ML801比較)
製品名 | ML006G | ML801 |
外観 | ||
LED構成 | 18灯 | 0.5W×12灯 |
最大照度 | 800lx | 400lx |
最大光束 | 500lm | – |
対応バッテリー | ML006G:40Vmax ML816:14.4V/18V |
14.4V/18V |
重量 | 0.42kg | 0.36kg |
寸法 | 402×85×134mm | 380×79×116mm |
本体価格 | 8,700円(税別) | 6,200円(税別) |
販売年月 | 2021年10月 | 2012年2月 |
製品の特徴「40Vmax対応のワークライト」
ML006Gは40Vmaxバッテリーに対応する3品目のライトです。折り畳み構造と左右反転構造を備え、ヘッド部分には単管などに吊るせるフックを搭載しています。
従来モデルML801の12灯構成から18灯構成にLEDを増強し、より明るく照らせるようになりました。またHigh/Medium/Lowの3モードで明るさを調整できるので必要に応じた柔軟な点灯が可能です。
1充電当たりの参考連続点灯時間は下記の表になります。
ML006G ※換算値はBL4025の単位時間から算出
バッテリー | Highモード | Mediumモード | Lowモード |
---|---|---|---|
BL4050F(換算値) | 約26時間 | 約50時間 | 約102時間 |
BL4040 | 約20時間 | 約40時間 | 約82時間 |
BL4025 | 約13時間 | 約25時間 | 約51時間 |
PDC1200(換算値) | 約174時間 | 約335時間 | 約683時間 |
PDC01(BL1860×4構成, 換算値) | 約62時間 | 約120時間 | 約250時間 |
ML816(18Vモデル) ※換算値はBL1860Bの単位時間から算出
バッテリー | Highモード | Mediumモード | Lowモード |
---|---|---|---|
BL1860B | 約17時間 | 約34時間 | 約75時間 |
BL1830B | 約7.5時間 | 約15時間 | 約34時間 |
BL1820(換算値) | 約5.5時間 | 約11時間 | 約25時間 |
BL1460B | 約11時間 | 約22時間 | 約50時間 |
PDC01(BL1860×4構成, 換算値) | 約68時間 | 約136時間 | 約300時間 |
他社類似競合品との仕様比較表
製品名 | マキタ ML006G | HiKOKI UB18DJL | パナソニック EZ37C4 |
外観 | |||
LED構成 | 18灯 | 12灯 | – |
最大照度 | 800lx/0.5m | 110lx/1m | 1,500/0.4m |
最大光束 | 500lm | – | 750lm |
トーチライト | × | 〇 | × |
USB端子 | × | × | 〇 |
対応バッテリー | 40Vmax | 14.4V/18V | 14.4V/18V/21.6V |
重量 | 0.42kg | 0.3kg | 0.38kg |
カラー | 青 | 緑 | 黒/赤 |
寸法 | 402×85×134mm | 380×79×116mm | 162×70×99mm |
本体価格 | 8,700円(税別) | 6,200円(税別) | 13,000円(税別) |
販売年月 | 2021年10月 | 2012年2月 | 2019年5月 |
40Vmaxも順調に製品拡充が進む、もう困らないかも?
今回のライトは18Vモデルからの40Vmax対応と細かなモデルチェンジで目新しさはありませんが、40Vmaxシリーズそのものとしては順調に製品の拡充が続いており、普通に現場作業を行うには困らないシリーズにまで成長してきました。
18Vモデルはまだまだ根強いので、40Vmaxの普及にはまだまだ時間はかかりそうですが、新しく電動工具を買い替える方であれば40Vmaxも十分選択肢に入ってきています。
ただし、18Vモデルと40Vmaxモデルの希望小売価格の設定については「実用面では差が無いのに、電圧降圧比がちょっと大きくて40Vmaxバッテリー用の駆動回路の有無程度1,000円の差が?」と考えてしまうので、もう少し価格は何とかならないのかな、と思ったりします。