電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2022年11月に40Vmax 充電式芝刈機 MLM001G/MLM002Gを発売する。大容量40Vmaxバッテリー 2本装着よって1充電最大約3,400m2の芝刈り作業に対応する。希望小売本体価格はMLM001GZ(刈込幅) 199,800円(税抜)/MLM002GZ(刈込幅) 205,800円(税抜)
目次
マキタ 充電式芝刈機 MLM001G/MLM002G
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、2022年11月に40Vmax 充電式芝刈機 MLM001G/MLM002Gを発売します。
MLM001G/MLM002Gは、40Vmaxバッテリーに対応する充電式の芝刈機です。40Vmaxバッテリーとアウタロータブラシレスモータの採用により、密な芝の刈込作業でも粘り強く止まりにくい作業性を実現します。
2本同時のバッテリー装着構造を備え(1本装着でも動作可)、自走モーター搭載による芝刈り作業の負担軽減、高剛性のスチールデッキによる高い耐久性、芝刈りの作業効率を向上させる刃物前方傾斜や、マルチング機能など各種機能を搭載します。
1充電当たりの最大作業量は、MLM002G(刈込幅 530mm)のBL4080F バッテリー×2装着時で手押し時 約1,028坪(3,400m2)に対応します。
製品仕様は、刈込幅の異なるMLM001G(刈込幅 480mm)とMLM002G(刈込幅 530mm)で展開します。販売仕様は本体のみのGZで販売します。
- MLM001GZ(刈込幅 480mm) 本体のみ 希望小売価格199,800円(税抜)
- MLM001GZ(刈込幅 530mm) 本体のみ 希望小売価格199,800円(税抜)
製品仕様
製品名 | MLM001G | MLM002G |
---|---|---|
外観 | ||
刈込み幅 | 480mm | 530mm |
刈込み高さ | 20~100mm(10段階) | |
回転数 | 標準:3,200min-1 ソフトノーロード:2,300/3,200min-1 静音:2,300min-1 |
標準:28200min-1 ソフトノーロード:2,300/2,800min-1 静音:2,300min-1 |
1充電作業量 (自走) BL4080F×2本時 |
約635坪 (2,100 m2) | 約756坪 (2,500 m2) |
1充電作業量 (手押) BL4080F×2本時 |
約847坪 (2,800 m2) | 約1,028坪 (3,400 m2) |
バッテリー | 40Vmax | |
バッテリー挿入本数 | 最大2本 | |
重量 | 31kg | 32kg |
寸法 | 1,670~1,745×550× 965~1,075mm |
1,740~1,810×595× 970~1,080mm |
本体価格 | 199,800円(税別) | 205,800円(税別) |
販売年月 | 2022年11月 |
製品の特徴
「40Vmaxバッテリー2本装着対応の芝刈機」
MLM001G/MLM002Gは、40Vmaxバッテリー2本装着に対応する充電式芝刈機です。
バッテリー2本装着によって、1充電あたり最大1,028坪(MLM002GZ・BL4080Fバッテリー×2装着時)の連続作業に対応するので、一度に広い範囲の芝刈り作業に対応します。
また本機は40Vmaxシリーズの製品であるため、バッテリー1本装着による動作にも対応します。
環境に応じて切り替えられる機能切り替え3モードを搭載
- 標準モード(2,800min-1)
高回転でパワフルに刈り込み。落ち葉掃除にも便利 - ソフトノーロードモード(2,300/2,800min-1)
低負荷時は低回転、高負荷時は高回転に自動変速 - 静音モード(2,800min-1)
低回転で騒音が気になる場所に最適
自走用独立モータユニットを搭載
独立式の自走モーターを搭載、刈込作業時の押し込みの負担を補助します。
1.5~5.0km/hの範囲での無段変速可能に対応。自走用の独立モーターなので刃物を回転させない自立移動もできます。
最適刃物形状
高負荷時の回転落ちを低減する最適刃物形状。
刃物前方傾斜
後方での2度切りを防止する刃物前方傾斜。芝刈り作業時のエネルギーロスを低減。
マルチング
刈った芝を細かく砕き、肥料として芝生に撒きなおすマルチング機能を搭載。
折り畳みハンドルを搭載、縦置き収納可能
折り畳み式ハンドルを搭載。ハンドルを折り畳んだ状態で縦置きできるので省スペースです。
40Vmaxは芝刈機は無かったんだっけ?と思っていた製品
本機は40Vmaxバッテリー初の充電式芝刈機です。40Vmaxシリーズの芝刈機はとっくの昔に出てたんじゃなかったっけ?とも思いましたが、40Vmaxシリーズではあるもののコネクタ接続専用モデルのMLM001CZだけだったので、40Vmaxバッテリーを使用する場合には今回発売のMLM001G/MLM002Gが必要になります。
製品仕様的には、可もなく不可もない業務向けのマキタ芝刈り機です。自走やマルチング機能を備えているので、普通の芝刈り業務で困ることはまずないでしょう。
対応バッテリーについては、BL4040(36V-4.0Ah)以上のバッテリーセルが推奨されています。BL4025バッテリーも使用できますが、計算上160坪(MLM002G/手押し時)まで作業面積が小さくなってしまうため、大型バッテリーの使用が推奨となります
作業量的な点では、ポータブル電源で動くMLM001CZが優位ですが、バッテリーの汎用性では今回のMLM001G/MLM002Gが優位となります。この辺りは作業シーンや用途によって変わってくるので、コストや作業によって必要なクラスを見極める必要がありそうです。
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