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2021年10月16日

HiKOKI UC18YTSL 4つの電池を一度に充電、ACタップ機能も内蔵

HiKOKI UC18YTSL 4つの電池を一度に充電、ACタップ機能も内蔵
  • 2019年4月発売 14.4V/18V 4口マルチポート充電器UC18YTSL
  • 2021年1月発売 14.4V/18V 2口,+10.8V 2口マルチポート充電器UC18YTSL(S)
  • 4つの電池を装着可能で連続充電できる
  • USB出力が2口に増加
  • ACタップ内蔵
  • 同時充電には非対応、電池は1つずつ連続充電される

HiKOKIから2019年4月に新型のマルチポート充電器 UC18YTSLを発売する。この充電器はHiKOKIとして初となる複数のバッテリーに対応した充電器で、最大4つのバッテリーを同時充電できる。UC18YTSLにはUSB出力機能やACタップなどを内蔵する。2021年1月にはHiKOKI スライド10.8Vにも対応するUC18YTSL(S)も発売する。

最大4つの電池を連続充電、差し替えの手間を一気に省く!

UC18YTSL(14.4V/18V/マルチボルト)
UC18YTSL(S)(スライド式10.8V/14.4V/18V/マルチボルト)

マルチポート充電器『UC18YTSL』は、4つのバッテリー装着に対応する同社初の4口充電器だ。希望小売価格は30,800円(税抜)。

4つのバッテリーの連続充電ができるため、充電完了ごとにバッテリーを差し替える手間がなく、複数個のバッテリーを持っている場合に便利な充電器だ。

この充電器の充電回路は1系統だけであり、4つの電池を同時充電しているのではないことに注意が必要だ。左上から時計回りに充電が開始され、1つの充電が完了すると次の電池の充電が始まる。

  • UC18YTSL 希望小売価格30,800円(税抜)
  • UC18YTSL(S) 希望小売価格30,800円(税抜)

ACタップ内蔵でコンセント不足にも対応

UC18YTSL

UC18YTSLにはACタップが内蔵されていて、充電器経由で他の機器にも100Vを供給することができる。

最大出力は10Aとなっているため、コンプレッサーや丸のこなどモーター起動電流が大きい機器を接続する場合は注意しよう。

バッテリーからのUSB出力は1番端子のみ対応

UC18YTSL

USBも2口に増えたので、複数のスマホを同時充電することが可能になった。最大出力は合計して2Aと小さいため、接続するUSB機器には注意が必要だ。

UC18YTSLも他のHiKOKI充電器と同じくバッテリーからのUSB出力に対応している。この機能は本体左上の1番充電ポートだけが対応しており、他のポートからのUSB出力は対応していない。

UC18YTSL(S)ではスライド10.8Vバッテリー充電にも対応

UC18YTSL(S)では、差し込み口が14.4V/18V×2と10.8V×2になり、小型バッテリーシリーズのスライド10.8Vの充電にも対応できます。

充電モードの切り替えでシーンに応じた充電が可能

UC18YTSL

他社のマルチポート充電器にない機能として、「マルチモード」充電が搭載されている。

マルチモードとは全ての電池をまんべんなく充電するモードだが、全体の充電速度が早くなる訳ではないことに注意が必要だ。マルチモードは、刺された電池をまんべんなく充電し、全ての電池が充電完了となったタイミングで完了ブザーが鳴る機能と考えておこう。

4つ装着した場合のマルチモードでの充電完了までの時間は、BSL36A18で約2時間、BSL1860で約2時間半,BSL36B18では約3時間半と非常に長くなることを覚えておく必要がありそうだ。

過去モデルとの比較

製品名 UC18YTSL UC18YDL UC18YSL3
製品外観

充電口 4口 1口 1口
充電電圧 14.4V, 18V 14.4V, 18V 14.4V, 18V
最大充電電流 8.0A×1 12.0A×1 8.0A×1
USB出力 2口
合計2.0A
1口
2.0A
1口
2.0A
電源タップ 2口
合計10A
—- —-
質量 1.5kg 0.8kg 0.6kg

他社モデルとの比較

製品名 UC18YTSL DC18SF DC18RD
製品外観

充電口 4口 4口 2口
充電電圧 14.4V, 18V 14.4V, 18V 14.4V, 18V
最大充電電流 8.0A×1 2.6A×2 9.0A×2
USB出力 2口
合計2.0A
  1口
1.5A
電源タップ 2口
合計10A
   
質量 1.5kg 2.1kg 2.1kg

HiKOKIの工具とのシナジーは薄いが、それを補う付加機能が魅力

HiKOKI初となる多口充電器だが、マキタの18V×2シリーズのように電池を2個挿入で動作させる電動工具がなく、充電速度もUC18YSL3相当となっているため、単一電池の高出力を主軸としている同社のマルチボルトシリーズとのシナジーは若干低く感じてしまう製品だ。

電動工具を1人で使う場合やコンセントが十分に確保されている現場であれば、4口充電器の必要性は薄いと感じてしまうのが正直な印象だ。充電速度も最速充電器のUC18YDLより低く、UC18YDLを使っているならそれで2個のバッテリーで十分回るからだ。

現場などには必須と言い難い充電器ではあるが、2口のUSB充電やACタップの搭載など、便利な機能が搭載されている。工場や店舗など据え置きの充電器として1台置いてあるなら、使っていきたい便利な充電器となるだろう。

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