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ジェフコム SWCシリーズ スイッチボックスソーを発売、ボード開口作業を効率化

ジェフコム SWCシリーズ スイッチボックスソーを発売、ボード開口作業を効率化

省力電設工具の製造販売を行うジェフコム株式会社(本社:大阪府東大阪市)は、2022年6月1~3日開催の第70回電設工業展(開催:東京ビッグサイト)上でスイッチボックスソーを発表した。石こうボードのコンセント開口作業をワンタッチで空けられるSWCシリーズを展開する。発売は2022年8月を予定。

スイッチボックス開口用アタッチメント SWCシリーズ

省力電設工具の製造販売を行うジェフコム株式会社は、石こうボードのコンセント開口をワンタッチで行えるSWCシリーズを発表した。希望小売価格は4,500円(税抜)から、発売は2022年8月を予定。

SWCシリーズは、石こうボードの開口作業に使用するスイッチボックスソー用のアタッチメントです。同社のスイッチボックスソー SWC-200の装着に対応し、コンセントの開口に合わせたサイズのブレードでスイッチボックス用の角穴を20秒程度で開口できます。

製品仕様は、シングルタイプとダブルタイプの2仕様で展開します。

  • SWC-S シングルタイプ 希望小売価格4,500円(税抜)
  • SWC-W ダブルタイプ 希望小売価格5,000円(税抜)

製品の特徴
「コンセント開口作業を効率化」

SWCシリーズは、従来の電工ノコやカッターナイフを使う石こうボードの開口作業を効率的に行うためのアタッチメントです。

同社のスイッチボックスソー SWC-200に装着して開口を行いたい場所に押し当てることで、通常の開口作業よりも素早く綺麗な穴を空けることができます。

スイッチボックスソーの電源を入れて、開口したい場所にブレードを軽く当てる。
揺らしながら押し込むと早くブレードが食い込む。
展示デモでは、作業を始めて10秒程度で開口が完了した。

シングルタイプとダブルタイプの2仕様を展開

SWCシリーズは、シングルタイプとダブルタイプの2種類で展開します。

2口コンセントやスイッチはSWC-S シングルタイプ 、4口コンセントにはSWC-W ダブルタイプのように使い分けで対応できます。

アダプタ形状的にはOISマルチツールにも装着可能?

SWCシリーズは同社のスイッチボックスソー SWC-200に対応するアタッチメント形状ですが、形状的にはOIS規格のマルチツール装着にも対応すると考えられます。

ただしOIS規格のブレードは、現行規格のスターロックマルチツールに装着できないので注意が必要です。

石こうボード開口専用だが、作業頻度が多ければ価値あり

コンセントの開口作業は開口ペッカーやマルチツールの標準ブレードなどで行ってしまいますが、作業頻度の多い場合には、今回のSWCシリーズブレードを導入してみても良いかもしれません。

ちなみにSWCブレードは、石こうボード専用のブレードなので合板などの板材には対応できないため注意が必要です。

この手の専用工具は作業工数に対して高価なことが多いのですが、希望小売価格が4,500円からと意外と良心な価格なのも特徴です。ただしこの手のマルチツールブレードは「スクエアスロットカッター」として既にネット通販で広く売られている製品なので、商社価格であることを考えると少し高く感じてしまうかもしれません。

気になる他社製マルチブレードについて展示会で質もしてみたものの、明確な回答についてははぐらかされてしまいました。

この辺りはBOSCH規格非適合のユニバーサルな装着構造を採用しているので、BOSCH規格非適合の不都合から来る「装着は可能かもしれないが、メーカーとして保証できない」な背景があると思っており、ある意味で仕方のないことだと考えています。

SWCシリーズ まとめ

ジェフコム スイッチボックスソー SWCシリーズ(2022年8月発売予定)

VOLTECHNO製品評価 4 out of 5 stars (4 / 5)

石こうボード角穴開口作業 専用ブレード

良い点
  • 一発で角穴があけられる
  • 1口・2口サイズにそれぞれ対応
悪い点
  • スターロック規格に非対応
  • 製品仕様上はスイッチボックスソー専用

スクエアスロットカッター(本製品の他社類似品)

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