
電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2025年12月に垂直ドリルスタンド A-00500を発売する。精度の高い垂直穴あけが可能で最大対応ビット長400mm最大ストローク375mmでCLT材・LVL材用長尺ネジ締めの下穴あけにも活用できる。小売価格は22,500円(税抜)
目次
マキタ 垂直ドリルスタンド A-00500
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、2025年12月に垂直ドリルスタンド A-00500を発売します。

A-00500は、マキタの充電式ドライバドリルに装着する可搬式の垂直ドリルスタンドです。
スタンドのベースを足で押さえつけて使用する構造になっているのが特徴で、可搬性に優れ木材への垂直穴あけを手軽にできるようになっています。最大対応ビット長400mm、最大ストローク375mmで、CLT材・LVL材用長尺ネジ締めの下穴あけ等にも最適です。
販売仕様は、アクセサリ単体としてA-00500の部品番号で販売し、充電式ドライバドリルとのセット販売は行われません。

- A-00500 本体のみ 希望小売価格22,500円(税抜)
製品仕様
| 製品名 | A-00500 |
|---|---|
| 外観 | ![]() |
| 対応ビット長さ | 最大400mm |
| ストローク | 最大375mm |
| 対応製品 (順不同) |
DF003G HP003G DF481D HP481D DF486D HP486D DF458D HP458D DF001G HP001G |
| 重量 | 2.0kg |
| 寸法 | 222×122681mm |
| 本体価格 | 22,500円(税別) |
| 販売年月 | 2025年12月 |
製品の特徴
「フットプレートで固定する可搬性に優れたドリルスタンド」

A-00500は、マキタの充電式ドライバドリルに装着する可搬式の垂直ドリルスタンドです。
スタンド下部のフットプレートを足で踏みつけて固定するので可搬性に優れ、穴あけが必要な場所に持ち運んですぐに穴あけ作業を行えるのが特徴です。
最大対応ビット長400mm、最大ストローク375mmで、座掘り等の大径穴あけやCLT材・LVL材用長尺ネジ締めの下穴あけ等にも最適です。

回り止めブロックの固定面を変えれば複数の充電式ドライバドリルに対応

充電式ドライバドリルの固定は回り止めブロックで固定する構造になっており、対応製品に応じたブロックを固定位置に納めることでさまざまなモデルの充電式ドライバドリル/震動ドライバドリルの固定に対応します




ドライバドリルの座彫り作業の作業効率アップ
一般的な垂直ドリルスタンドとしてはドリルガイドなどもあったのですが、どちらかと言えばDIY用途のものであり、長尺ネジ締めや座彫り作業にはいまいち使いにくいものでした。
実際、今回の垂直スタンドが無くても作業自体は行えるものの、作業者の負担を減らしたり電動工具の使い方に慣れていない方が慣れるために使うアクセサリとしては有効だと思います。
ちなみに、類似の製品としては日立工機(現 HiKOKI)が2013年に座彫りドリル DW65YA用の垂直ガイド 335805を発売しており、コードレスモデルの対応製品としてD3613DAも販売しているため製品展開としてはそちらの方が先だったりします。
そういう意味で発送としては後発の製品ではあるものの、主力の充電式ドライバドリルに対応した強みは大きいのではないかと思います。特に、回り止めブロックで複数のモデルに対応したのは良ポイントではないでしょうか。
よく比較される工具

2021年1月発売


(4.5 / 5)













