電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2021年4月に40Vmaxシリーズの充電式産業扇 CF002GZを発売する。羽根径は330mm、最大風速は240m/min。40Vmaxバッテリーに加えAC100Vにも対応するハイブリッド電源仕様。
目次
マキタ 充電式産業扇 CF002GZ
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、2021年4月に40Vmaxシリーズの充電式産業扇 CF002Gを発売しました。
CF002Gは40Vmaxシリーズ初の産業扇です。製品仕様は羽根径 330mm・最大風速 240m/minと普及モデルのCF001Gより大型化しているのが特徴です。
1充電あたりの連続使用時間は、BL4025装着時で強:3時間20分の連続運転に対応します。
販売仕様は本体のみのCF002GZで販売。カラーリングは青で展開します。
- CF002GZ 本体のみ 希望小売価格 16,400円
CF002GZ製品仕様
製品名 | CF002GZ | CF300DZ |
外観 | ||
羽根径 | 330mm | |
最大風速 | 220m/min | |
重量 | 3.8kg | 4.0kg |
寸法 | 全高602mm | 315×480×600mm |
1充電使用時間 | BL4025時:強 3h20m | BL1830時:強 55m |
本体価格 | 16,400円 | 12,500円 |
発売年月 | 2021年4月 | 2012年6月 |
製品の特徴「羽根径+風量UPの大型充電式ファン」
CF002GZは羽根径と最大風速が向上した大型の充電式ファンです。
製品カテゴリ上では産業扇となっているものの、AC電源の産業扇が概ね40cm以上の羽根径仕様にしているのに対し、CF002GZの羽根径は33cmと家庭用扇風機サイズなので注意が必要です。
スタイリッシュなデザインにモデルチェンジした産業扇
マキタ充電式産業扇の従来モデルは2012年発売のCF300DZとなり、8年ぶりのモデルチェンジになります。
製品デザインはCF203DZ/CF001GZに近い外観に変わりスタイリッシュな見た目になっています。
機能的な面では、工具レスの簡単脱着カバーに変わったことと、本体上部のキャリングハンドルで持ち運びが容易になった点が特徴的です。性能に直接影響するものではありませんが、使い勝手は向上しています。
カタログには明記されていませんが、本体底面にマウントのようなものがあるので別売のスタンドで設置高さを調節したり現場の盗難防止用に固定する用途にも使えそうです。
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、換気の重要性が注目されています。倉庫での一時的な作業や大量の人員を導入した事務所での作業時には換気量が不足する場合もあるので、一時的な対処として手軽に設置できる充電式産業扇を導入するのも良いかもしれません。
CF002GZまとめ
マキタ 充電式産業扇 CF002GZ
VOLTECHNO製品評価
40Vmaxバッテリー対応の産業扇
18Vモデル | マキタ CF300DZ |
- 騒音値が低減
- 工具レスでカバー着脱
- マウント固定・ワイヤー施錠可能なスタンド
- 従来モデルより割高
- 対応バッテリーは40Vmaxのみ