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Makita HG001G Cordless Heat Gunを発売、40Vmaxバッテリ対応の充電式ヒートガンが登場

Makita HG001G Cordless Heat Gunを発売、40Vmaxバッテリ対応の充電式ヒートガンが登場

記事内で紹介する製品は海外地域の情報を元に構成しております。記事公開時点で国内向けの正式情報は開示されておりません。当記事の内容によるマキタ日本法人及びマキタ取扱店へのお問い合わせはお控え下さい。

Makita Cordless Heat Gun HG001G

海外地域のMakitalは、40Vmaxバッテリに対応する充電式ヒートガン HG001Gを発表しました。

HG001Gはマキタ40Vmaxシリーズ初の充電式ヒートガンです。

従来18Vモデルの充電式ヒートガンの最大温度 550℃よりも高い600℃仕様を備えており、4段階の風量調節機能と液晶パネル搭載の温度操作部による10℃単位の調整機能を搭載しています。

2025年8月時点では、一部の海外makitaでのみ販売予告が行われており、日本発売に関する情報は今後の続報待ちとなります。

製品仕様 (18Vモデル HG181DG比較)

製品名 HG001G HG181D
外観
温度 ~600℃ ~550℃
風量 風量1:120L/min
風量2:150L/min
風量3:180L/min
風量4:200L/min
風量1:120L/min
風量2:200L/min
ノズル径 34.5mm
バッテリ 40Vmax 18V
重量 1.5~2.7 kg 1.3kg
寸法 191x86x272 mm 173×79×255mm
本体価格 22,600円(税抜)
販売年月 2022年2月

製品の特徴
「40Vmaxバッテリ対応のマキタ充電式ヒートガン」

HG001Gは、40Vmaxバッテリ対応の充電式ヒートガンです。

従来18Vモデルをベースとしながらも600℃まで最大温度が向上しており、本体上面後方の液晶パネルと操作ダイヤルによって10℃単位の温度調整と4段階の風量切替にも新たに対応しています。

40Vmax対応による大容量バッテリの装着で1充電当たりの使用量も向上できるようになり、18Vモデルの時よりも長時間使用できるのが特徴です。

40Vmaxの充電式ヒートガンとしてはもう少し性能の高い製品が欲しいところ

40Vmax充電式ヒートガンは待ち望んでいた人も多いと思うのですが、個人的にはちょっと物足りない仕様になってしまったなと思っています。

充電式ヒートガンは電動工具メーカー各社が販売していますが、バッテリーで動作するヒートガンは基本的な仕様が風量200L/min程度と控えめであり、AC電源で動作するヒートガンの約半分の出力となっているのが特徴です。

今回のHG001Gに関しても、40Vmax対応のイメージからAC電源ヒートガン並みのパワーを期待していたのですが、風量200L/minの仕様は18Vバッテリーのヒートガンと大きく違いはないと想定しています。

個人的には、既存の充電式ヒートガン相当の製品に仕上げるのではなく、40Vmaxバッテリが謳っている1kW越えの高出力と大容量のバッテリーを活かしたAC電源ヒートガン並みのパワーを持つ充電式ヒートガンにし、他社製品との明確な差別化要素を加えてほしかったと考えています。この辺りに関しては、そういう要望があればマキタも作ると思うので、今後、高出力モデルのHG002Gが企画されることに期待でしょうか。

まとめ

Makita Cordless Heat Gun HG001G

VOLTECHNO製品評価 4 out of 5 stars (4 / 5)

40Vmaxバッテリ対応の充電式ヒートガン

良い点
  • 最大温度が600℃に対応
  • 液晶パネル搭載で10℃単位で設定
  • 風量調節4段階
悪い点
  • 風量が最大200L/minと従来モデル同等

日本未発売製品

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2021年9月発売

マキタ HG181D

2022年2月発売

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