電動工具を製造・販売する株式会社マキタ(本社:愛知県安城市)は、2021年2月に新型の充電式ラジオMR005G/MR002G/MR001Gの3モデルを発売する。40Vmaxバッテリー対応するほか、18V/14.4V/スライド10.8Vを含む4種類のバッテリーで動作する。
目次
マキタ 充電式ラジオMR005G
電動工具を製造・販売する株式会社マキタは、2021年2月に充電式ラジオ MR005Gを発売する。
MR005Gはトリプルスピーカ+マルチアンプ機能を備えたフラッグシップに位置する最新のマキタ充電式ラジオ。最新充電式シリーズの40Vmaxバッテリー対応のほか、18V/14.4Vバッテリー・10.8Vスライドバッテリー・ACアダプタのハイブリット電源にも対応する。
機能面ではBluetooth接続時に2台配置でステレオにするTWSやΦ6.3mmのマイク入力ジャックなどを搭載し、マキタラジオシリーズのフラッグシップモデルとなる。
同時発売で機能をBluetooth接続・USB機器充電に制限したMR002G、ラジオ機能のみ搭載したMR001Gも販売する。
販売仕様は本体のみ/バッテリー・充電器別売りのGZ仕様で展開される。
- MR005GZ/青 標準小売価格34,800円(税別)
- MR005GZB/黒 標準小売価格34,800円(税別)
- MR005GZO/オリーブ 標準小売価格34,800円(税別)
- MR002GZ/青 標準小売価格26,800円(税別)
- MR002GZB/黒 標準小売価格26,800円(税別)
- MR001GZ/青 標準小売価格26,800円(税別)
- MR001GZW/白 標準小売価格26,800円(税別)
MR005G/MR002G/MR001G 製品仕様
製品名 | MR005G | MR002G | MR001G |
周波数帯域 | FM:76~108MHz AM:522~1,710kHz |
||
スピーカ | 63.5mm×2 101.6mm×1 |
89mm×2 | |
入力端子 | AUX IN (Φ3.5mm) MIC (Φ6.3mm) |
AUX IN (Φ3.5mm) | |
実用最大出力 | 10.8V:1.2W×2 + 10W 14.4V:2.2W×2 + 15W 18V:3.5W×2 + 25W 36V:5.0W×2 + 25W |
10.8V:1.2W×2 14.4V:2.2W×2 18V:3.5W×2 36V:5.0W×2 |
|
TWS Bluetooth | 〇 | × | × |
イコライザ | 〇 | × | × |
マイク入力 | 〇 | × | × |
Bluetooth接続 | 〇 | 〇 | × |
USB充電 | 〇 | 〇 | × |
電源 | スライド式10.8V/14.4V/18V/40Vmax、ACアダプタ | ||
重量 | 5.5kg | 4.3kg | |
寸法(収納時) | 285×172×434mm | 285×171×434mm | |
カラー展開 | 青・黒・オリーブ | 青・黒 | 青・白 |
製品の特徴「プロ向けマキタバッテリー フル対応ラジオ」
MR005G/MR002G/MR001Gは、スライド式10.8V/14.4V/18V/40Vmaxの4種類のマキタバッテリーとACアダプタを含む5種類の電源に対応する現場用ラジオです。
マキタ最新のバッテリーシリーズ40Vmaxシリーズの対応によって、軽量シリーズの10.8Vから高出力40Vmaxまで全てのマキタプロ向けバッテリーでラジオが使えるようになりました。
高音質を奏でるトリプルスピーカ&マルチアンプ
左右に配置したスピーカが豊かな中高音域を再現。底面のウーハースピーカが迫力の重低音を演出。
18Vバッテリー/40Vmaxバッテリー装着時では5W×2 + 25Wの計35Wの迫力のある出力を実現。
防じん・防水保護等級IP65に適合
本体やスピーカ周辺を保護する防じん・防水性能IP65に適合。
2台でステレオ接続 TWSに対応(MR005Gのみ)
Bluetooth TWS(True Wireless Stereo)によって完全ワイヤレスステレオに対応します、2台のMR005Gを接続すれば左右独立したステレオ再生が可能です。
また、複数台のラジオとの接続にも対応するマルチモードを搭載し、最大10台まで同時音楽再生できます。
6種類のイコライザー機能を搭載
イコライザー機能の搭載によって6種類の音質を選択可能。更にMYEQモードで自分好みの音質に設定することもできます。
マイクジャックを搭載、屋外用アンプとしても活用
マイクアンプ内蔵・マイク専用ジャック付。 現場での朝礼やカラオケにマイクを接続して使用可能。
実質的にはMR113の40Vmax対応仕様
今回販売されたMR005Gは、2019年7月に販売されたMR113の40Vmaxバッテリー対応仕様です。仕様的にも同一の製品なので、新しくマキタラジオを購入するのであればMR005Gで間違いないでしょう。
ラジオそのものの機能は5W×2 + 25Wと他社ラジオを大幅に超える出力を備えており、機能面でもTWSの搭載・防じん防水IP65の適合など仕様でも優れているラジオです。令和の現在になってラジオをフラッグシップと呼ぶのも違和感がありますが、他社の現場用ラジオを凌駕する性能を備えるMR005Gは、確かにフラッグシップと呼ぶにふさわしいラジオでしょう。
また、MR001G/MR002GもMR108と同形状のラジオですが、スピーカーが増強されたモデルになっています。
価格的にも標準小売価格で1万円近く安くなっているため、Bluetooth機能やUSB充電器機能を使わないのであればMR002G/MR001Gもおすすめです。